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山陰1人旅 #1 パノラマグリーンやくも

今回は中国地方の特急に乗りに1人旅に行ってきました~~
最少人数かつコロナ対策ばっちりですよ。

今回の目的はズバリ、車両の新製が決定した岡山~出雲市を結ぶ特急やくもパノラマグリーン車の乗車です。現在コロナウイルスによる減便で、岡山始発のパノラマグリーン車に乗れる可能性があるのは、8時5分発のやくも3号だけです(その他は減便による運休)
最後の国鉄型特急ということもあり、最前列の確保は難しいだろうと思っていたのですが日曜日なのに1号車1列目C席の空席を発見!仕事の休日と重なっていたので行くしかねえ!となりました。

広島→岡山へ移動

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スタートは実家の八本松駅から。しかし始発に乗っても岡山駅8時5分に間に合わないので広島駅まで逆走して新幹線を使います。6時08分の南岩国行に乗って広島駅で下車。7時02分広島始発ののぞみで岡山まで行きます。自由席はガラガラ、まあ朝早いし...
岡山到着は7時42分、さすが新幹線は早い。(在来線だと3時間ちょい)

新幹線

やくも3号ガチャ

実はやくも3号はパノラマグリーン車の編成が確約されているわけではなく、別の編成で運行する可能性があります、と時刻表に明記されています。なので運用変更の可能性があり、パノラマ型グリーン車ではない可能性があります。そうなると目の前は壁になります💦

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で す が 今回は無事にパノラマグリーン車編成。出雲市までの3時間、前面展望と最後の国鉄型特急381系を楽しみます。

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車内紹介

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グリーン車の車内は2+1の3列シートになっていて座席は通路より一段高くなっています。また床にはカーペットが敷いてあり、高級感があります。シートも厚みがあって柔らかく包み込んでくれます。また可動式のヘッドレストが付いています。足元ですが、最前列は前の足元に配管?があって足を思いっきり延ばすのは厳しいかな...と。そのせいでフットレストも使いづらい位置にあります。
テーブルはひじ掛けから、お弁当とお茶を置けるサイズですが、パソコンなどで作業をするには狭いと思います。
まあよく揺れるしパソコン作業はそもそも厳しいと感じました。コンセントもありません。

乗車レポ

やくもの最高速度は110キロ。カーブや単線区間の多い区間を振り子を活かして軽快に走ります。岡山から倉敷までは山陽本線の都市部を走ります。線形も良いので最高速度の前面展望を楽しめます!
倉敷からは伯備線。総社を過ぎたあたりから単線区間が中心になり、景色も山に進んでいく感じとなり、高梁川に沿って走ります。
備中高梁を過ぎると完全に中国山地の奥地。トンネルが増えて山や谷が険しくなります。
少し景色が開けたな、と思ったら山陽・山陰ど真ん中の新見に到着。岡山から大体1時間。山間部の町は自然に囲まれてどこも落ち着いた印象ですね。新見を過ぎても中国山地の奥地を日本海に向かってずんずん進みます。

そして岡山と鳥取の県境を越えるとやっと中国山地を抜けた~という感じに景色は徐々に開け始めます。日本海に向かって山を下ります。岡山から2時間、鳥取県第2の都市の米子に到着です。

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山陰本線はまた線形が良くなり最高速度110キロで走れるようになります。米子からは、右手に見える中海や宍道湖の湖に沿って走る区間が多いためキレイな景色を前面と側面の両方から楽しめます。

島根県に移って安来、松江、宍道と止まり岡山駅から2時間59分。終点の出雲市に到着です。長旅になりますがさすがグリーン車、幅も広く分厚いシートで包み込まれて疲れもほとんどなくやくもの旅を楽しむことができました!

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やっぱりパノラマグリーンを名乗るだけあって前面の大きなガラスは開放感があり景色を楽しむのに特化している車両です。最近JR西日本に導入されている車両を見るに、やくもの新型車両にもパノラマグリーン車の可能性は低いんじゃないか...と思います。

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最後の国鉄型特急、パノラマグリーン車の乗車はお早めに!

後編に続く~


前編は終始、特急やくもについてしか話しませんでしたが、後編は観光や昼飯についても書きますよ~

では。

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