見出し画像

素人の自分がDX(デジタルトランスフォーメーション)がよくわからないので調べてみたら、DXがうまくいかない理由はデジタル人材だとわかったの巻


めっきり寒くなってきた今日ごろ、どうお過ごしですか?


最近、流行りの言葉であるデジタルトランスフォーメーションという言葉を聞いてなんとなくわかった風に振る舞ってきたがカッコ悪いので、専門家に話を聞いてみて自分なりの解を見つけようと奮闘する内容です。

DX(デジタルとランスフォーメーション)との出会いは3年ほど前にMBA仲間から聞いたのが初対面

この時の印象は、DXってなんか響きもカッコいいし、そのカッコいいDXと一緒にいたら自分もイケてるよう見えるんじゃないかという下心満載でDXと仲良くなっていた。

DXってデジタルとトランスフォーメーションなのにDTではなくDXなのか?
→トランスのことをXと表現するようになっているらしいよ

みたいなことを3年前は話していた程度の浅い付き合いだった
(今思う恥ずかしいがその当時はまぁまぁ得意げだったはず・・・ボカン)

月日が経ってデジタルトランスフォーメーションが流行り言葉のようにセミナーや雑誌、Facebookなどで目にするようになったのでセミナーに参加したらそれってDXなん?それをDXって言っていいん?DXとIT化、デジタル化の違いってなんなの?という疑問を持つようになった。

そこで、デジタルトランスフォーメーションをしっかり理解しようということで

DXを調べてみると経済産業省が定義してくれていた!
これは渡りに船ということで見てみると

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」

と書いてある

ふむふむ、なるほど・・・・。

正直自分の頭ではよくわからん

いやわかった気になることはできそうだが、他の人に説明はできない

やっぱり理解できていないから自分なりに解釈ができていない

こんな時は本を読んでみたり、ググったりするよりも詳しい人に聞くのが一番!

ということで、

デジタルトランスフォーメーション研究所の代表である荒瀬光宏さんに
https://www.dxlab.jp/about
MBAのMBAによるMBAのためのオンライン勉強会サロン
『ゲツガン(月曜日からガンガン学ぶ会)』でお話しをしていただく
https://www.facebook.com/groups/getsugan


生物の進化論の話しからスタートするという展開だったが
「デジタルトランスフォーメーション」と「ダーウィンの進化論」をダブらせて変化することの重要性を伝えていただく

90分という短い中だったため、やっぱりわかるようなわからないような
モヤモヤした状態だったので思い切って聞いてみる

DX(デジタルトランスフォーメーション)とIT化、デジタル化の違い?
そもそもDXしないと生き残れないのか?絶対にしないといけないのか?
なんちゃってDXが多くてそれを商売にしているセミナーが溢れているのではないか?

というぶつけてみた!

さすがの回答により自分の中での解釈が進み、モヤが消えてきたので教えていただいたことと同時に自分ありの理解を言語化してみると

DX(デジタルトランスフォーション)はイノベーションを継続的に起こすことができる風土改革を伴うことがDXであるため、IT化やデジタル化とは違うという説明をしていただき、DXとは組織改革や風土改革なのだと理解。

ソフトウェアを入れてIT化やデジタル化をするという部分最適ではなく、組織全体を改革することを目標としていくことがDXで、DXを何のためにするのかその先に何を実現したいのか?ということが重要と解釈

今後の外部環境の変化を含めて実現したいことを実現するために、DXが必要なのかを検討して必要だとなってDXをしていくこと大事なんだということで、流行りにのせられて、営業マンにのせられてDX、DXと言ってするのは本質ではない

うちの会社はDXがうまくいかない、トップが変わらないから

このような言葉を、デジタルトランスフォーメーション推進なんちゃら部門とか大層なことを書いている方が言っていることを耳にすることがあるが、それは自分の与えられた役割を果たせていないのを、他人のせいにしているように感じてしまっていたが、そうではないと思った

それはなぜかというと

DX担当の方はITやデジタルなどに詳しいエンジニアの方が担当になっていることが多く感じる

それはうまくいく可能性が低いよね


だってDXって組織変革や風土改革なんだからどちらかというとリーダーシップやヒトの分野のことなのに、ヒトとのコミュニケーションや交渉が苦手なITやデジタル、エンジニア文脈の人が担当になっていたら無理ゲーだと感じた

組織変革や風土改革は人事戦略であり人材育成がど真ん中

どのような会社にしたいか
どのようなことを実現したいか

そのためにはどのようなことが必要で
どのような人材が必要か

そのために何をしていくのか


『DXとは人材育成』

であるというのが今のところの解釈です

組織という見えないものはなくて、ヒトの集合体が組織なのでヒトが変わらないと組織が変わることはない

組織が変わることがDXであるということであれば、やはり人材育成となった

DX担当は人材育成をしていると考えないとうまくいくはずがないと思った


また、別の角度では

DXにはフェーズがあってまずはIT化やデジタル化を第一フェーズ(DX1.0)で業務プロセスの改善をして、
そこから第二フェーズ(DX2.0)でデジタル文脈でのイノベーションが起きるような仕掛けをして、
第三フェーズ(DX3.0)で継続的にデジタル文脈で変化し続ける組織風土になっていくという段階があると考えた

一律でDX、DX、DXと騒ぎ立てるのではなく

自分たちなどこのフェーズにいるんだということを把握して周囲に理解してもらうことも担当者の役割だと思う

一足飛びに組織変革や風土改革なんてできるはずがなく、それをトップがトップダウンで言うことも大企業であればリスクが伴うと思うので、担当者がいてその担当者に期待している経営トップはいっぱいいるだろうなぁって考えていた

全てのフェーズで今の会社の人材には何があって、何が足りていないのか?
今後の戦略を実現するためにはどのような人材が必要で
そのためにどのような人材戦略をしていくのかということを考えつづけて行動するしかない

他の会社の事例など聞いてもほぼ意味はなく、参考にもならないことのほうが多い
なぜなら働いている人たちが違うから同じことをしてもうまくいくはずがない


余談
DXお悩み1.0:DXってなになに??
DXお悩み2.0:他社の事例が欲しい欲しい!!
DXお悩み3.0:自社らしいDXのあり方を考える!


DXをするためには、デジタル人材を少しづつでも増やしていかないと失敗する

DXが本当に必要な環境になったときに変わることができるかが生き残りのポイントだと思った12月1日です。

ありがとうございます。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?