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ニンジャスレイヤーTRPGリプレイ:NSPD/69課キャンペイグン第八話「セッタイ・アイズル・カプリッチオ」#3

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前奏曲:#1
護衛編:#1 #2
暗殺編:#1 #2 #3
この記事は2021年11月13日〜12月26日に、筆者NMの元Discord上で開催されたニンジャスレイヤーTRPGのセッションを、少々の加筆修正を加えて公開したものです。

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これまでのあらすじ:「神前闘技」を勝ち抜き、栄誉と富を手にした二人。だがここからが本番だ。真の目的、「笑い爺」の逮捕に向け、二人は再び動き出す。

NM: さて…どうする?笑い爺の位置情報はすでにつかめているが…まだタイム・リミットには余裕があるぜ
シルヴィ: 笑い爺の護衛戦力についての情報は欲しいかもしれん
ゲイラヴォル: どこに聞きにゆこう…
NM: 港湾区か…繁華街か…それともVIPルームに忍び込むか…
シルヴィ: 情報収集3ターン使ったら自動的に襲撃クライマックスに移る感じでいいのだろうか
ゲイラヴォル: VIPルームに笑い爺がいるのなら、VIPルームの内部を覗くが良さげかな
NM: 使い切ったら自動的に行きます
シルヴィ: 了解な
ゲイラヴォル: ハーイ!
シルヴィ: 実際VIPルームは気になる。ゲイラヴォル=サンにとりあえずそっち行ってもらおうかな 判定する場合どっちか一人だけ?
ゲイラヴォル: シルヴィ=サンにハッキングで監視カメラ越しに覗けないかな…
NM: どっちか一人だな
ゲイラヴォル: なんとなくネーチャン、感づかれそうで。ティアマト=サンに…
シルヴィ: ハッキングでできるならそりゃあ大抵自分がやった方が成功率は高いと思うけど。 VIPルームはハックで覗けます?
NM: すべての部屋があきらかになるわけではありません。が、一部屋くらいなら覗けます
ゲイラヴォル: ・シルヴィ=サンのハッキング(音声付き映像) ・ネーチャンの潜入 各々の難易度とかどんな感じであろう…
NM: 上は【ハッキング】UH2 下は【ワザマエ】Hard ですかねぇ
ゲイラヴォル: HARDで5ダイスか…
NM: さあ、ふってみよー
シルヴィ: ワザマエ使うとしてもでもこっちの方が高いね
NM: どうします?
シルヴィ: 28ダイスサツバツは96%か、ハックしていいかな
ゲイラヴォル: 5ダイスハードは86.8%ですな…OK!任せた…! 

シルヴィ:28d6=6 = (3,4,6,4,2,5,6,3,2,3,3,1,5,3,5,6,5,5,2,4,1,2,2,6,1,4,6,4 :成功数:5) = 5

シルヴィ: ほい
NM: 容赦ない奴だ
ゲイラヴォル: ウワァオ…!!
NM: ではシルヴァリィタクトは「笑い爺」のいる部屋を重点しました。
シルヴィ: 「この程度のセキュリティなら…」
シルヴィ: 鋼鉄製のショウジ戸めいたセキュリティを擦り抜けるように抜け、VIPルームの内部を覗き込む。

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「笑い爺」のいる部屋には、トオル社の警備兵が数人、
それから、肥え太った高級ボンズの姿が。

シルヴィ: 映像はゲイラヴォル=サンにも見せられる?
NM: OK!
ゲイラヴォル: ヤッタゼ!

タダーン タダーン タダオーン!!

ゲイラヴォル: 「…どう?繋がった?」シルヴァリィタクトがハックする様子を覗き込むゲイラヴォル!
シルヴィ: 『うん…あれは…タダオ大僧正?』
ゲイラヴォル: 「タダ…大僧正ォ?」

「…毎度ながらありがとうございます、タダオ=サン。たいへん助かっております」「フフフ、遠慮なさらないでください。私とあなたの仲ですよ」

シルヴィ: 警備兵はモータル?
NM:
警備はモータルです
ゲイラヴォル: 「そんなビッグネームまでもがねぇ…この島に…」
シルヴィ: 『ビッグネームだからこそこういう所にいるんじゃないの?』

「例のあれはどうなっているのですか?」タダオ大僧正が聞く。笑い爺は「アレですか…申し訳ないのですが、あれにはちょっと問題がありまして…完成次第のお届けとなります」と答える。

ゲイラヴォル: 「いや、まぁ聞いてた話とは微妙に違うからさ。金満だけど女っ気はナシだって」
ゲイラヴォル: 「…例のアレねぇ」
シルヴィ: 『…』耳を澄ませる
ゲイラヴォル: 「警備兵、厄介そうな奴居るだろか」

「私のネオサイタマ大ブッダ計画に使うのですから、急いでいただかねば…来年には市長選もありますので」

シルヴィ: 『見えてるのは全部モータルだから大したことはないと思う…何だろ大ブッダ計画って』
ゲイラヴォル: 「大ブッダ計画、オェ」わざとらしいゼスチュア!「よくわからんけど、あのボンズが言うと途端に響きが悪くなる気がする」
シルヴィ: 『違いない』

笑い爺は変わらぬ笑顔で返す。「ふふ、御冗談を…全市民をブッダに帰依させるだなんて、あなたらしくない清純な計画だ」

ゲイラヴォル: 「お題目だけなら、ね。で…実情は……」

「笑い爺=サン、ネオサイタマの貧困層を見たことがありますか?盗みに殺しに、なんと嘆かわしいことか。ブッダも呆れていることでしょう。これは重要な問題なのです」

「はぁ…」
「だからこそ人々をなんとしてでも救済しなければならないのです。ドネートが足りませんか?」
「いえ、それはもう十分に」

シルヴィ: 『何を笑い爺に作らせているの…?』
ゲイラヴォル: 「貧困層……」

「とにかく、例のものの増産をお願いしますよ」「仕方ありませんね、こちらも急がせますので。”貧困層の救済”、やはりあなたはほとんどブッダです」
タダオ大僧正は笑い爺の部屋を出て、自室へと向かった。

シルヴィ: 『例のモノ・・・ダークチップなのかしら、やはり』
ゲイラヴォル: 「…ネオサイタマ中の貧民街にアレバラ撒かれたら、それこそネオサイタマの半分が沈みそうなモンだけども」

一人になった笑い爺は一人ごちる。「まったく、彼らのせいで計画がかなり狂ってしまいました。厄介な者たちです」
笑い爺は椅子にかける。
「ブッダ資金は有効活用させてもらいますよ、タダオ=サン…」

NM: 情報は以上だ
シルヴィ: 『ブッダ資金、ねぇ…』
ゲイラヴォル: 笑い爺の方のニンジャ戦力についてはあんまりナシ、か… ティアマトと、あの黒い本についても…
シルヴィ: 全部のVIPルームを見れるわけじゃないからな。 ちなみにティアマト=サンの部屋をハックで覗く場合の難易度はどれぐらいになります?
ゲイラヴォル: VIPルームは1個だけではないのか…
NM: ティアマトの部屋もUH2です。 ハッキングで覗く場合はどの部屋もUH2になります
シルヴィ: 了解な、ゲイラヴォル=サンに別の場所(港湾か繁華街)の調査に行ってもらった上で最後にティアマト=サンの所覗きたい
ゲイラヴォル: 港湾と繁華街、どちらが脈アリそうかな…
シルヴィ: うーん、わからんな
ゲイラヴォル: 護衛が休憩に行くとなると繁華街かなぁとも思うが、港湾から増援めいて遅れてきている…ってのもなくはないし
シルヴィ: 悩ましいぜ
ゲイラヴォル: いずれも判定難易度はワザマエHARD?
NM: ですねぇ。 ぬすみぎき するのだ
ゲイラヴォル: ok!では…繁華街を
NM: おっけー 

ゲイラヴォル:5d6>=5 = (4,5,1,3,5 :成功数:2) = 2

ゲイラヴォル: ヨッシ!
シルヴィ: よしよし

繁華街にあるとある料亭。「オムラ様」とノレンの掛けられた間があった。

ゲイラヴォル: 「…」料亭の外、その間の窓の下、階下に立ち…聞き耳を立てる。

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「…しかし、急な話ですね、モーティマー=サン。貴方が我が社に業務提携を持ちかけてくるとは…」オムラ社長に、怜悧な声の男が返す。

ゲイラヴォル: (…笑い爺…?) (……では、ない…誰だ…)

「ああ…僕は変わらなければならない。もう手段は選ばないからな。精密サイバネの生産技術、オムラ製品には無い洗練されたデザイナーたち…そちらとしても悪くない条件だと思うぞ○○○=サン」
なにやら交渉事が行われているようだ。

ゲイラヴォル: もしや…ボッチャン…の…会社の…!?
シルヴィ: なぬぅ
ゲイラヴォル: (…精密…洗練ねぇ)ふと右手を見下ろす。(笑い爺と関係なさそうだけど…もうちょっと聞いてみるか)

「神前闘技のほう、拝見させていただきました。あのモーター兵器は我が社にもぜひ導入させていただきたいところです。特にあの機動性…未だ大味ではありますが…おっと、シツレイ」

ゲイラヴォル: 「…」誰にも聞こえぬほどの小ささで舌打ちする!

「…モーター理念をわかってくれるとは…!
やっぱりお前のところに提携を持っていってよかった」
 「こちらこそ、アリガトウゴザイマス。今後とも我が社をどうぞよろしくお願いします」 契約書にサインをする音が聞こえる。
お互いのカイシャの証人が、それぞれ写しを懐にしまいこみ、
交渉は完了したようだ。
交渉を終えた相手方の一団が、「オムラ様」のノレンをくぐり、出てくる。

ゲイラヴォル: (オムラの取引先、名前がよく聞こえなかったな…いや…いくつか"候補"は思いつく)
ゲイラヴォル: 情報はこれで終わりな?
NM: ではゲイラヴォルは【ニューロン】UHを振ってください
ゲイラヴォル: ok! 気づかれずに顔見てやる! 

ゲイラヴォル:13d6=6 = (2,4,2,4,3,3,4,6,5,3,3,5,1 :成功数:1) = 1

ゲイラヴォル: アッブネェ!
シルヴィ: やったぜ

暗がりでよく見えないが…特に目を引く男。その姿は…
……ゲイラヴォルはふと気付く。誰かに似ている。
それも、すぐ身近にいる人物に。

ゲイラヴォル: (……っぶね…っと)静かに身を隠し……その瞳孔が開かれる。(…いや、ちょっと、ちょっと!?)

その男は静かに廊下を出口に向かって進んでいく。

ゲイラヴォル: …今更聞くのもアレですが、誰に似ておりますでしょうか!!
NM: では1D6で決めよう
ゲイラヴォル: な…なんと…!

1.タルヒ社の御曹司 
2.リヨト・タルヒ 
3.カネモチ 
4.ヤリ・ドーのタツジン 
5.冷たく、しかし内面に熱さを秘める男 
6.69課を支える大黒柱

NM: じゃあ1D6を振ってください
シルヴィ:
ゲイラヴォル: もう全部カーチャンじゃねぇか!! 

ゲイラヴォル:1d6 = (3) = 3

ゲイラヴォル: なんか一番主語がでかい奴引いたなw
NM: なるほど、ゲイラヴォル=サンがまず浮かんだイメージは「カネモチ」
ゲイラヴォル: …まだシュレディンガーのカネモチってことだな?()

そう、あの顔は、似ている!
共に幾多のイクサを乗り越えてきた、あの男に! 

ゲイラヴォル: 「…………!」慌ててその場を離れ、高所に飛び移り、遠巻きにその男を再び観察する!
ゲイラヴォル: 「…あれって、サスツルギ=サン……なワケないよね……!?」思わず動揺に息が荒くなる!

「上手く行きましたね」「ああ。モーティマー・オムラ、あのような愚物がネオサイタマの重工業を統べている。全く、嘆かわしいことだ」
「少し煽てれば、こうだ。彼のモーター理念への執着は利用し易い」

ゲイラヴォル: ゲイラヴォルの両眼が薄まる。相違点だ!彼との相違点を見つけるのだ!

男の胸元にあるピンバッジ、それは君もよく知るカイシャの社章である。

ゲイラヴォル: (…タルヒ社)見間違えようもない。右手のテッコに刻まれている紋様、それそのものが、男の胸元にあった!(いや、あいつ兄弟とかいるって言ってたっけ……なんか言ってたような気が………)こめかみをこね回し、記憶を探る!
ゲイラヴォル: あってるよね!?流石に!!
NM: そうだ、それでいい。
ゲイラヴォル: で、ボッチャンってアニキが居るってことどっかでネーチャンたちに言ってたっけ!
NM: 言ってなかったとしても公然の知識として持っていてもいいかと
シルヴィ: 何よりニンジャじゃないなら判別は容易では?
ゲイラヴォル: ですよなぁ…!
NM: ニンジャソウル反応ないからね
ゲイラヴォル: 「…言ってたわ」眼下の男を見据え、ポツリと呟く。「あぁビックリした!任務放棄してこんなところに来るような男じゃ間違っても無いし」
NM: どうする、仕掛けるか?
ゲイラヴォル: (あれが彼のお兄さん、ねえ…………)一瞬感慨深げな眼差しを見せる。
ゲイラヴォル: 仕掛ける…と言っても…何を仕掛けよと言うのだ…()

「そうですね」「ああ。何にせよ、これからが肝要だ。
この時代に我が社が生き残るために…」

ゲイラヴォル: (…ま、メガコーポの常、とは言え…これあいつが知ったらショックだろね)

そして、部下たちに聞こえない小声で、こう言った。
(弟よ…私は汚いことをしている。軽蔑するか?だが許せ…これも…)
一団は出口をくぐり、雑踏に消えた。

NM: 情報は以上だ
ゲイラヴォル: (…………)仕方のなさそうな笑みを浮かべ、後ろ姿を見送る。「ボッチャン、あんた幸せモンだよ…少なくともあたしよかずうっと」地面に降り立ち、一人ごちる。(まぁ今後”ばったり”出会いでもしたら…説教のひとつでもかましてやるか)
ゲイラヴォル: 以上だ!!
NM: 不審者待ったなし!
NM: では次にいこう
ゲイラヴォル: 真のハンターはまず外面を気にしない

NM: 会場のタイムリミットはあとわずか…さて、次はどうするか。
シルヴィ: さて
ゲイラヴォル: ウム…!
シルヴィ: ティアマト=サンの様子をうかがってみよう 

シルヴィ:28d6=6 = (5,4,3,5,5,2,6,5,5,4,4,1,6,1,4,6,3,2,3,1,5,2,2,3,3,5,5,1 :成功数:3) = 3

シルヴィ: よし
ゲイラヴォル: ウム!!
NM: ジロリンガ
シルヴィ: 『ゲイラヴォル=サンから…居るとは聞いてるけど、相変わらず正体は不明だものね…』

シルヴァリィタクトは情報をもとに、ティアマトの部屋を重点する。
彼女は自室で、さきほど入手した本を読んでいるようだ。橙色の書物だ。

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シルヴィ: 『誰かと会っているわけじゃないみたいね。橙色の…なに、あれ?』

カメラをズームアップしてみると、どうやら武術書のようだ。
「龍之書 上巻」
いにしえより伝わるニンジャアーツについて記されている。

 シルヴィ: 『…』特に変わった様子はない。彼女らいしいものだが…

スタジアムでのイクサでも覚えのある技の数々…
彼女はしばらくページをめくっていく。
ふととまったページには、天に浮かぶ立方体の絵が。

シルヴィ: 『…あれは!?』

「黄金立方体の秘密…!」
かつて、とある儀式が行われた。遠い昔のことだ。
あのニンジャがいずれ復活することに備え、
我々は黄金立方体に自らのニンジャソウルを隠すことにした
そのようなことが書かれている。

シルヴィ: 『……あのニンジャ…?』

シルヴァリィタクトの魂は「あのニンジャ」を知っているのだろうか…。
それはともかくとして、ティアマトはページをめくる。

あの黄金立方体はキンカク・テンプルと呼ばれているそうで、その出自は本の著者にも詳しくは分かっていないようだ。ニンジャソウルを呼び出し、制御する方法を発見した。それは…とても恐ろしいことだ。
これ以上はもう一方の本に封じることとする。

シルヴィ: (うかつに考えるのをやめなさい、”視られる”わよ) 『そう言われてもね…』 『ソウルを呼び出す…!?』

ティアマトはもう一方の本を手に取る。
「龍之書 底巻」と表紙に記されたその本は、
まるで吸い込まれるかのように黒い表紙をしている。
ティアマトがページをめくろうとしたその瞬間。
「ピガーッ!ピガーッ」とアラームの音が。
パーティの時間が迫っているようだ。

シルヴィ: ニンジャソウルを引き出し制御する…それは例のダークチップの…
シルヴィ: 『ん、時間ね・・・』タイムリミットがあるのはこちらも同じだ。

「…もう時間か。着替えねばな」

NM: 得られる情報はこんなところだ
シルヴィ: 接続を切る。『何かの関連があるかもしれない…』 「でも、それを考えるのは帰ってから」ゲイラヴォルと合流し襲撃ポイントに向かうためにハッキング地点を去る。

◆◆◆

刻限だ。二人は集合し、笑い爺の部屋への突入をはかる。

ゲイラヴォル: 「首尾は?」ボロボロになったあの衣装は既に脱ぎ去り、いつもの防弾ジャケット姿。
シルヴィ: 「ぼちぼち。とりあえず…ティアマト=サンは何かヤバイ人と接触してたわけじゃないみたいね。手に入れたっていう本を読んでた。…ニンジャの秘密に関わるような内容みたいだけど」
ゲイラヴォル: 「こっちは…笑い爺の傭兵についてまでは分からなかった」
シルヴィ: 「ふんふん」
ゲイラヴォル: 「あの黒い本について何かわかった?あからさまにヤバそうな本…あのダークチップとも何か関連するかも」
シルヴィ: 「残念だけど内容は時間切れ。けど…ニンジャソウルを制御するための方法が書かれてる、みたい。実際関連してるかも」
ゲイラヴォル: 「…なぁんとなく繋がってきた気がする。笑い爺か、ダイセツあたりがその本を既に手に入れ、それがなんらかの経緯でここに流れ着いたとしたら」

鋭い推察だ。

シルヴィ: 「可能性はあるわね…じゃ、答え合わせのためにも黒幕を捕まえに行きましょっか」
ゲイラヴォル: 兄上のことについてはシルヴィにも黙っておくが良いだろか、仕事に直接関連することでもないし…
シルヴィ: 教えてー
ゲイラヴォル: OK!
ゲイラヴォル: 「…それと…見間違えだと思うんだけど」
シルヴィ: 「?」
ゲイラヴォル: 「サスツルギ=サンと似た顔の男を見た。……このマークのピンバッジを胸元に付けてね」テッコを掲げ、タルヒ社の紋様をシルヴィに見せる。
シルヴィ: 「……タルヒが…ま、メガコーポだしそういうのもあるとは思うけど。何をしてたの?商談?」
ゲイラヴォル: 「オムラと提携する。業界の情勢が一変するかもね」大きく鼻息を吐く。「本人も思い悩んでこの島に来てたみたいだとは言え、ボッチャンがこれ知ったらなんと言うか」
シルヴィ: 「ワーオ。……事件に関わってないならまぁ向こうの社内の問題だから、とりあえずは…気にせずいきましょ」
ゲイラヴォル: 「まぁ〜……ね」視線が宙を向く。

 
NM: 突入しますか?
シルヴィ: するっきゃないぜ
ゲイラヴォル: しますぜぇ!
NM: おっけぇ

◆◆◆

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シルヴィ: 「さーて…」セキュリティは既に掌握済みだ。ロックの解除は容易い。

ガチャリ。ハッキングによって扉のロックが外れる。
頑丈なVIPルームの扉も、もはやショウジ戸も同然だ。

シルヴィ: 「3、2、1……ゲイラヴォル=サン、GO!
ゲイラヴォル: 「イヤーッ!」右手に持ったフラッシュバンを部屋に投げ込む!

 部屋に転がり込む二人。部屋の中央には「笑い爺」の姿が。
FLASH!「「「「グワーッ!!!」」」」
警備兵たちは悲鳴を上げた!
背の低い老人は、光をその背中で受ける。

ゲイラヴォル: 「ムーヴ!ムーヴ!」シルヴァリィタクトを促し、自身も部屋へと突入!「"笑い爺"!動くな!NSPDだ!」
シルヴィ: 「イヤーッ!」タクトを抜き放ち部屋へ躍り込む!

老人がゆっくりと振り返り、君達に向く。
その顔は笑顔を絶やしていない。君達に向かってさえも。
 「…なるほど、君達が。私が、お探しの”笑い爺”です」

ゲイラヴォル: 「…電子ドラッグ取締法違反の容疑で逮捕する。お前には黙秘権がある」テッコ置換された右腕の先が、笑い爺のニヤケ面に向く。
シルヴィ: 「貴方の暗躍もここで終わり、大人しくお縄につくことね」
笑い爺: 「NSPD69課…そうですね、これであなたたちとの腐れ縁もおしまいにしましょう。あなたがたには、私が用意した、最高の傭兵の相手をしてもらいましょう。オタッシャデー!」
シルヴィ: 「そう簡単に逃げられると…」
ゲイラヴォル: 「話をすり替えるな、サノバビッチ…」

すると、笑い爺の足元が開き、彼が消える。
代わりに、おそろしげな声が穴の中から聞こえてくる。

FLASH!笑い爺はフラッシュ・グレネードの置き土産を残していった!

ゲイラヴォル: 「ッ……!!」

「……イ」
迫る声、そして迫るカラテ圧力。
二人のニューロンを、奇妙な感覚が支配した。
そして…

Wasshoi!

おお、今なんと言ったか?
「Wasshoi!」と?まさか!

ゲイラヴォル: !!??
シルヴィ: ぬぅ・・!

目の前に現れたのは、赤黒の装束のニンジャであった。

ゲイラヴォル: こうくるかァ〜〜〜ッ!?
シルヴィ: !!!!!!

ニンジャスレイヤー: 「ドーモ、ニンジャスレイヤーです。ニンジャ…殺すべし」
ゲイラヴォル: 「………」口の中が急速に乾いていく。「……………」
シルヴィ: 「…ニンジャ…スレイヤー!?」

◆ニンジャスレイヤー(種別:ニンジャ)
カラテ    16  体力  10
ニューロン  10  精神力 10
ワザマエ   13  脚力   7
ジツ      6  万札  50
近接ダイス:24 遠隔ダイス:13 回避ダイス:10 ジツダイス:16
スキル:◉ツヨイ・スリケン、◉スリケン受け流し、●ニンジャを殺す者
装 備:
ジ ツ:☆近接攻撃系Lv6
    ●●鉄拳、●●連続攻撃+1(自動発動)
    ★ナラク・ウィズイン…?
サイバネ:▶生体LAN端子
◆補足
 ◉ツヨイ・スリケン:遠隔武器、ダメージ1D6、回避難易度U-Hard、隣接者に射撃可。
 ●ニンジャを殺す者:「近接攻撃」→「ツヨイ・スリケン」の順に行動する。

ゲイラヴォル: それでもソウルは、嫌が応にもアイサツを強いる!「…ドーモ、ゲイラヴォルです」 彼女の目の前に顕現したのは、紛れもない、モリタの中に見た禍々しい"何か"
シルヴィ: 「ドーモ、シルヴァリィタクトです…!」
NM: この戦いではシルヴァリィタクトの「ソウルの悲鳴」は発動しません。よろしくお願いします
シルヴィ: お、了解です。……なるほど?
ゲイラヴォル: ほう…………★ナラク・ウィズイン…?
ゲイラヴォル: ソウルの感覚とかを探ってみることってできますか、NM
NM: 今はできません!
ゲイラヴォル: では、首筋に何か刺さってるか確認できますか!
NM: ではゲイラヴォルは【ニューロン】Hardで確認できます

ゲイラヴォル:13d6>=5 = (6,4,3,1,3,6,3,2,1,2,4,1,3 :成功数:2) = 2

NM: ウム
ゲイラヴォル: アブねぇな…!
シルヴィ: よしよし

「ニンジャスレイヤー」の首の後ろにはLAN端子がある。
何も刺さっていないようだ。
(▶生体LAN端子 がサイバネに追加)

シルヴィ: ありがたい。
ゲイラヴォル: …モリモト、改めネーチャンの記憶の中のモリタ=サンは、もちろんサイバネ等は埋めてませんよな?
NM: どうだろう…
ゲイラヴォル: 原作だと純粋オーガニックだったハズ
NM: それはそうなんですがね
シルヴィ: 「色々と奇妙な感じだけど…とりあえずやるしかないようね…!」
ゲイラヴォル: 「…シルヴィ、首……黒いの刺される前に埋めたほうが良さそうだよ」

ニンジャスレイヤーはカラテを構える。

シルヴィ: 「ン。…LANがあるならいくらでもやりようがあるわ」
ゲイラヴォル: ニンジャスレイヤーを放置して、逃げ回りながら笑い爺を追う…のはできなさそうだな!
ニンジャスレイヤー: 「全ニンジャ殺すべし…まずは手始めにオヌシたちから殺す。ハイクを詠め、69課」
シルヴィ: 「やれるもんならやってみなさい…!」
ゲイラヴォル: 「ファック・オフ…!」

◆ステータスな◆

◆シルヴァリィタクト(種別:ニンジャ) PL:Freikugel アイコン:銀
カラテ     3   体力   19
ニューロン  12   精神力  21
ワザマエ    7   脚力   6
ジツ      6   万札   35
近接ダイス:3 遠隔ダイス:7 回避ダイス:14
ジツ、スキル:
 ☆アカシ・ジツLv3(FM:Freikugel=サン作)、★アカシ・マスタリー、★★キリングポイント・ジツ
 ★★トゥルース・ジツ、★★★半神的存在、★★★共振装束生成
 ●コトダマ空間認識能力、◉タツジン(ムチ・ドー)、◉常人の三倍の脚力
サイバネギア:
 ▶生体LAN端子、▶▶強化骨格
ニンジャソウルの闇:
 ●ソウルの悲鳴
装備アイテム:
 パーソナルメンポ(生成)(【精神力】+4)
 伝統的ニンジャ装束(生成)(回避ダイス+1、【精神力】+3)
 ムチ(特殊近接武器、ダメージ1、近接攻撃難易度+1、連続側転難易度+1、回転斬撃可能、近接攻撃リーチ+1、密着時の不利)
 キーボード・オブ・ザ・ゴールデン・エイジ(ハッキング判定で振り直し可)
 【電】ソード:近接武器、連続攻撃X、ダメージ1、戦闘スタイル
 (強攻撃、防御構え、フェイント、精密)、◉タツジン(イアイドー)対応、電子戦専用
 【電】ゴカクケイ:遠隔武器、スリケン、連射X、ダメージ1、◉タツジン(スリケン)対応、電子戦専用
 【電】ウイップ:特殊近接武器、連続攻撃X、ダメージ1、回転斬撃可能、近接攻撃リーチ+1、密着時の不利、◉タツジン(ムチ・ドー)対応、電子戦専用

◆補足
 『★キリング・ポイント・ジツ』:ニンジャ第六感をフル回転させて弱点を見抜き、回避困難な一撃を放つ事を可能にするジツ。
 見破った「弱点」には光の輪が見える。「近接攻撃」「遠隔攻撃」を行う際、【精神力】1を消費して発動を試みられる(難易度:HARD)。
 発動に成功した場合、その攻撃に「基本回避難易度:HARD」を付与する(連続攻撃や連射の場合は、最初の1回目の攻撃にのみ適用される。)。

 『★★トゥルース・ジツ』:取得前提【ジツ】値6以上:コトダマを介して因果律に干渉を行い、「真実」を明らかにしてしまう驚異のジツ。
 禁じ手ともされる。誰かが判定を行う際に【精神力】3を消費して発動を試みられる(【精神力】の消費による自動成功よりも先に宣言・処理する)。
 難易度はU-Hard。発動に成功した場合、その判定が成功するか、失敗するかを決定することが出来る。(連続攻撃などダイスを分割する場合も、全てを一回の判定としてとらえる)
 これによって『サツバツ!』などのダイス目による追加効果が起こることはない。
 また、「敵対するキャラクターの回避判定を失敗させる」事に用いる際は、発動難易度が+2される(つまりUH3となり、6の目を3つ以上出す必要がある)。
 1シナリオに1回だけ使用可能。
◆ゲイラヴォル(種別:ニンジャ) PL:Tac.T アイコン:炎
カラテ     8   体力   10
ニューロン   12   精神力  13
ワザマエ    4   脚力   5
ジツ      6   万札   29
近接ダイス:10 遠隔ダイス:5 回避ダイス:14
ジツ、スキル:
 ☆カトン・ジツLv3、★カトン・ボール、★★マルチ・カトン・ランチャー、★★カトン・ジャンプ
 ●生存能力、◉常人の三倍の脚力、◉痛覚遮断
サイバネギア:
 ▶生体LAN端子、▶▶︎テッコ+、▷▷内蔵型ヒートハンド(内蔵ヒートソードx2読替)
狂気:
 薬物依存Lv1
装備アイテム:
 グレネード(遠隔武器、手榴弾、使い捨て、爆発(カトンLv1))
 ショック・ジッテ(特殊近接武器、ダメージ0、電磁ショック1、
 非殺傷、戦闘スタイル:精密攻撃/フェイントを選択可能)
 手持ち式Wi-Fiルーター(遠隔武器、▷無線LAN攻撃用ユニットの効果を得る。)
 ブードゥー・聖遺物(レリック、聖遺物読替、精神力+1)

◆戦闘開始◆

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シルヴァリィタクトの手番

シルヴィ: とりあえずアカシマスタリー飛ばす 

ニンジャスレイヤー:10d6=6 = (1,3,1,3,5,6,3,4,4,1 :成功数:1) = 1

シルヴィ:
ゲイラヴォル: 惜しい…
シルヴィ: キリングポイント宣言 

シルヴィ:18d6>=5 = (2,3,4,4,1,4,5,3,3,1,6,5,1,4,4,2,6,4 :成功数:4) = 4

シルヴィ: これで一発目はHARD、側転 

シルヴィ:7d6>=4 = (5,2,3,4,4,2,1 :成功数:3) = 3

シルヴィ: 一歩前に出て電子ウィップでフェイント2連。回避-2

シルヴィ:14d6>=5[=6]+14d6>=5[=6] = (6,4,3,5,5,4,3,6,4,4,1,4,6,4 :成功数:5 , サツバツ![=6]:3) + (4,3,3,3,1,4,6,1,4,4,2,3,5,5 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1) = 12

NM: おーこわ
シルヴィ: HARDの方はサツバツ
ゲイラヴォル: ダイス数がえげつないぜ! 

ニンジャスレイヤー:3d6>=5+1d6>=4 = (5,1,4 :成功数:1) + (2 :成功数:0) = 1
ニンジャスレイヤー:【体力】10→9

 
シルヴィ: 惜しいな!1ダメだけだ
ゲイラヴォル: サツバツでないほうに当たった!
シルヴィ: 「どれだけの事ができるのかしらね、イヤーッ!」力強く踏み込みワイヤーを伸ばす!狙いは首筋…しかし外れたとしても纏う電流が傷をつけるはずだ!
ニンジャスレイヤー: 「イヤーッ!」チョップでワイヤーを払いにかかるが…「グワーッ!」致命打は払い除けたものの、電流!

ゲイラヴォルの手番

ゲイラヴォル: 「こりゃ初っ端から全力で行くっきゃないよね!」右手を構え直し、凝縮されたカトン火球を放つ!「イヤァーッ!」
ゲイラヴォル: その場でGカトン!

ゲイラヴォル:18d6>=5 = (6,1,6,2,1,1,2,2,1,4,2,5,1,1,2,3,3,3 :成功数:3) = 3

ゲイラヴォル: なかなかあぶねえな 

ニンジャスレイヤー:2d6>=5+1d6>=5 = (1,2 :成功数:0) + (5 :成功数:1) = 1
ダメージ     :2d3 = (2+2) = 4
ニンジャスレイヤー:【体力】9→5

NM: 1回命中
シルヴィ: ヨシ!
ゲイラヴォル: ヨッシャ!ウムウム!
シルヴィ: あっさり半分だ
ゲイラヴォル: KA-TRAMNN!!! 火球が炸裂!ニンジャスレイヤーを炎が包む!
ニンジャスレイヤー: 「グワーッ!!」燃え上がるニンジャスレイヤー!
ゲイラヴォル: 「効いてるッ!」

…二人のニューロンにノイズが走る。

ゲイラヴォル: 「………ッ?」

 部屋の四隅には水晶がある。その上から、光るタケノコが生えている。

ゲイラヴォル: ゲェー!!!

タケノコが光りますか?おかしいと思いませんか?

シルヴィ: なんと

ニンジャスレイヤーの手番

シルヴィ: 「これ…」
ニンジャスレイヤー: 「ニンジャ殺すべし、慈悲はない」
ゲイラヴォル: 「…何…」
ニンジャスレイヤー: シルヴァリィタクトに近接攻撃→ツヨイ・スリケンの順で攻撃します

ニンジャスレイヤー:6d6>=4[=6]+6d6>=4[=6]+6d6>=4[=6]+6d6>=4[=6] = (2,3,5,3,3,2 :成功数:1 , サツバツ![=6]:0) + (1,3,4,2,6,5 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1) + (5,4,1,3,2,6 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1) + (3,5,3,2,1,4 :成功数:2 , サツバツ![=6]:0) = 11

シルヴィ: ダメージは2か
NM: 2です
シルヴィ: 成功数3のを精神回避。2つ目かな。で、あとは3こずつ使う

シルヴィ:3d6>=4+3d6>=4+3d6>=4 = (6,6,1 :成功数:2) + (6,2,6 :成功数:2) + (6,3,6 :成功数:2) = 6

シルヴィ: 最初のやつにカウンター。しかし凄い出目だ
NM: おっけぇ、全部サツバツ出目じゃーん
ゲイラヴォル: ウワァ!?すげぇ、全部華麗な出目
ニンジャスレイヤー: 「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」ニンジャスレイヤーの凄まじいカラテがシルヴァリィタクトに迫る!
シルヴィ: 「この程度なら…イヤーッ!イヤーッ!」くるくるとタクトを回しカラテを捌く。そして反撃のカラテストレート!「イヤーッ!」
ニンジャスレイヤー: 「グワーッ!」ニンジャスレイヤーは押し返される!だが…「イヤアアアーッ!」その押し戻される勢いを利用し、回転!スリケンを投げる! ツヨイ・スリケンがシルヴァリィタクトに飛ぶ!

ニンジャスレイヤー:13d6>=4 = (3,4,3,2,4,5,3,1,2,4,3,3,4 :成功数:5) = 5

シルヴィ: 回避は7使ったから残り7 

シルヴィ:7d6=6 = (5,2,3,2,5,6,2 :成功数:1) = 1

シルヴィ: よっしゃ!
NM: せいっこ!
ゲイラヴォル: ワァオー!!
シルヴィ: 「そっちが本命ね…!」弾き返したと同時にサイドステップ!スリケンの射線外!
ニンジャスレイヤー: 「ヌゥーッ」

ターン 2

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タケノコ、タケノコが光っています。
おかしいですか?おかしくありませんよね?

シルヴァリィタクトの手番

シルヴィ: 「何か妙ね、これ…」

シルヴァリィタクトの足元に黒い毒蛇が迫っていますね。
払わないとたいへんなことになりそうですね。

シルヴィ: ゲン・ジツ看破の判定はできますか?
ゲイラヴォル: 同じく!
NM: では「【ニューロン】UH3」または「ニンジャスレイヤーの撃破」で看破できます
シルヴィ: なるほどねぇ、判定には手番使う?
NM: その他の行動です!

ゲイラヴォルの足元には赤い鰻、黒い鰻、ふたつの鰻が巻き付いています。

ゲイラヴォル: 「…なに、コレ…」

赤黒の鰻、記憶にも有るのではないでしょうか。

シルヴィ: こっちのニューロンダイスは26個じゃい。やってみるぜ
ゲイラヴォル: このターンはこっちも看過に使ってみる!頼むぞ! 

シルヴィ:26d6=6 = (3,3,3,1,4,6,4,5,6,4,1,1,5,5,2,2,3,5,5,1,5,1,5,5,3,5 :成功数:2) = 2

NM: …!!
ゲイラヴォル: ンヌウーッ!?
シルヴィ: ヌゥーッ

黒い毒蛇はシルヴァリィタクトの身体を這い上がってくる。

シルヴィ: これはハッキングじゃないからゴールデンエイジじゃふり直せないし
シルヴィ: 「…」成程ウソだ。これが本当の毒蛇ならとっくに噛んでいる。…だが正体が破り切れない。 

ゲイラヴォルの手番

ゲイラヴォル: ネーチャン、やってみます!

ゲイラヴォル:13d6=6[=6] = (4,6,2,4,3,4,4,2,5,2,2,4,6 :成功数:2 , サツバツ![=6]:2) = 4

ゲイラヴォル: チィー!!
シルヴィ: 惜しいぜ
NM: ブッダよ、見ているのですか?
ゲイラヴォル: 「…汚ったない川で…ウナギ捕まえて…野営キャンプで……」目がだんだん虚になってくる!

ゲイラヴォルの足元の鰻が炎に変わっていく。

ゲイラヴォル: 「……ンアーッ!?」

ニンジャスレイヤーの手番

NM: 今度はゲイラヴォルに攻撃しよう
ゲイラヴォル: oh! 

ニンジャスレイヤー:6d6>=4[=6]+6d6>=4[=6]+6d6>=4[=6]+6d6>=4[=6] = (3,6,3,1,1,1 :成功数:1 , サツバツ![=6]:1) + (3,3,6,2,4,2 :成功数:2 , サツバツ![=6]:1) + (1,1,2,3,2,5 :成功数:1 , サツバツ![=6]:0) + (3,5,5,5,4,2 :成功数:4 , サツバツ![=6]:0) = 10

ゲイラヴォル: 慈悲………
ニンジャスレイヤー: 「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーの拳が光る! 

ゲイラヴォル:2d6>=4+2d6>=4+3d6>=4+3d6>=4 = (1,5 :成功数:1) + (2,1 :成功数:0) + (1,6,5 :成功数:2) + (4,1,2 :成功数:1) = 4

ゲイラヴォル: 2ダメ!
NM: 2ダメ!
ニンジャスレイヤー: ツヨイ・スリケン

ニンジャスレイヤー:13d6>=4 = (4,1,6,5,4,6,4,3,5,1,3,3,1 :成功数:7) = 7 
ゲイラヴォル:5d6=6[=6] = (1,6,5,3,6 :成功数:2 , サツバツ![=6]:2) = 4

ゲイラヴォル: サツバツ回避イェー!
NM: 回避ヨシ
ゲイラヴォル: 「グワッ……!」赤く燃える拳を脇腹に受け、踏鞴を踏む!

再びスリケンが投擲される。
摩訶不思議な形状にみえるそれ、当たったら痛そうですよね。

ニンジャスレイヤー: 「イヤーッ!」
ゲイラヴォル: 「……ッ……イヤーッ!」ゲイラヴォルはそれを脳天に受けるスレスレでかわしました。惜しいですね。

ターン 3

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シルヴァリィタクトの手番

 
シルヴィ: 撃破してからじゃ手遅れな気がひしひしするんだよな。看破 

シルヴィ:26d6=6 = (3,6,5,2,1,5,1,5,6,3,4,2,5,2,6,2,6,3,2,3,3,2,1,3,2,2 :成功数:4) = 4

シルヴィ: ヨシ!
ゲイラヴォル: ヨッシャ!! これはこっちも看破したことにしてええか!
NM: いいよ
ゲイラヴォル: ドーモ!

二人の視界が、光に包まれていく…

二人の前には、黒い装束のニンジャ。
見覚えがあるだろう。ニンジャは拍手する。
「まさかこれも破られるとはね…。ドーモ、ブラックマンバです」

なんということだ。
彼はゲン・ジツによって、ニンジャスレイヤーの影を
二人に認識させていたのだ。

ゲイラヴォル: 「…さっきからずっと頭痛がしたと思ったら、懐かしい顔が出てきたじゃないの」
シルヴィ: 「そういうことね」
ゲイラヴォル: 「どした?チップでまた変なパワーでも得た?ドーモ、ゲイラヴォルです」 眉間を顰め、こめかみを揉み…ブラックマンバに向き直る。
シルヴィ: 「…ドーモ、シルヴァリィタクトです。ゲン・ジツにしても押し込まれてたみたいだけど。邪魔だしどいてくれないかしら」
ブラックマンバ: 「…ふう、ならば大人しく退くとしよう。」
ゲイラヴォル: (!?)やけに諦めが良い。これは…
ブラックマンバ: 「時間は過ぎた。笑い爺=サンは今頃どこにいると思う?追うならば早い方がいいぞ?」
ゲイラヴォル: NM!ネーチャンis走り出して良いか!
NM: いいよぉ
シルヴィ: 「ハナから時間稼ぎが目的でしょうけど…!ゲイラヴォル=サン!」
ゲイラヴォル: 去って行ったのは床下だな?
NM: 床はもう閉まってます。
ゲイラヴォル: 窓から飛び出そう
NM: この島から脱出するといえば、港湾区しかないでしょう。
ゲイラヴォル: そこに向かって最短経路をゆきたい!今はVIP席だから…
NM: わかりました…窓でもなんでも粉砕してください
ゲイラヴォル: CRAAAASH!!! ブラックマンバが言い終わるより早く、ゲイラヴォルは窓をブチ破り、外へと駆ける!シルヴァリィタクトへは一言、「港湾区へ急行せよ」とIRCメッセージ!
ブラックマンバ: ブラックマンバは大会用の白旗を取り出し、ひらひらと振ってアピール。
シルヴィ: 「ムカつく奴ねつくづく…最初はもうちょっと殊勝じゃなかったかしら」
ブラックマンバ: 「はて、そうだったかな?」
シルヴィ: 側転し窓からゲイラヴォルを追う。「決着はまた今度よ」

「…騒がしいな。鼠小僧が忍び込みでもしたか?」
朱のドレスに身を包んだ彼女は、窓の外を見下ろしていた。

ゲイラヴォル: 建物の屋根を伝い、繁華街を上から突っ切り、恐ろしい形相でゲイラヴォルが港湾地区へと急行する!

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港湾地区。一艘の船が離岸しようとしている。おそらく笑い爺の乗るものであろう。警備兵たちが港を固めており、奥の方には煙草を吹かす男がいる。

ゲイラヴォル: 間に合うかッ!?
ゲイラヴォル: タバコを吹かす男…?
警備兵: 「警備を固めろ!絶対に誰も通すな!」「アッハイ!ヨロコンデー!」
ゲイラヴォル: 「わァァらァァァァいィィィィィじぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!!」 ニンジャの殺気が迫る!

トオル・ハンマー社の警備兵が追跡者を阻止せんとする!

シルヴィ: 「ああもう目立ちまくりじゃないの…」
シルヴィ: 脱出船にこっちも連絡を取っておこう。

「…うるせぇな」銀装束の男は煙草を地面に捨て、足で火を消す。
「あぁ…もったいねぇ」

シルヴィ: 『港湾地区で戦闘可能性。いつでも出せるようにしておいて』
ナンシー: 『了解よ』
シルヴィ: ついに来たかシルバーカラス!
ゲイラヴォル: 「逃ィィがァァアすかァアアアアアッ!」
笑い爺: 「喧しい方々だ。シルバーカラス=サン、オネガイシマス」そして、笑い爺は船頭に出港を指示する。

◆◆◆

銀色装束、背中にカタナをあつらえた男は二人に向き、オジギをする。
「ドーモ、シルバーカラスです」

ゲイラヴォル: 「ハァ…ハァ…ドーモ、ゲイラヴォルです」息を上らせ、目をギラつかせつつ、アイサツを返す。
シルヴィ: 「ここまで来て逃がすわけにはいかないのよ…!」タクトを構える。「ドーモ、シルバーカラス=サン、シルヴァリィタクトです。貴方もアイツに雇われたクチ?」
ゲイラヴォル: 「そこを退くんだね、給料低いんでしょ?公務執行妨害としてしょっ引かれたくなきゃあさ…」
シルバーカラス: 「ああ…悪いが、コレも仕事なんでな」シルバーカラスはカタナを抜く。「ウバステ」の銘が刀身に刻まれている。
シルヴィ: 「退いてくれる気はなさそうね」
ゲイラヴォル: 「上等、結構、押して通る!」
シルバーカラス: 「さあ…来い!」

◆ステータス◆

◆シルヴァリィタクト(種別:ニンジャ) PL:Freikugel アイコン:銀
カラテ     3   体力   19
ニューロン  12   精神力  21
ワザマエ    7   脚力   6
ジツ      6   万札   35
近接ダイス:3 遠隔ダイス:7 回避ダイス:14
ジツ、スキル:
 ☆アカシ・ジツLv3(FM:Freikugel=サン作)、★アカシ・マスタリー、★★キリングポイント・ジツ
 ★★トゥルース・ジツ、★★★半神的存在、★★★共振装束生成
 ●コトダマ空間認識能力、◉タツジン(ムチ・ドー)、◉常人の三倍の脚力
サイバネギア:
 ▶生体LAN端子、▶▶強化骨格
ニンジャソウルの闇:
 ●ソウルの悲鳴
装備アイテム:
 パーソナルメンポ(生成)(【精神力】+4)
 伝統的ニンジャ装束(生成)(回避ダイス+1、【精神力】+3)
 ムチ(特殊近接武器、ダメージ1、近接攻撃難易度+1、連続側転難易度+1、回転斬撃可能、近接攻撃リーチ+1、密着時の不利)
 キーボード・オブ・ザ・ゴールデン・エイジ(ハッキング判定で振り直し可)
 【電】ソード:近接武器、連続攻撃X、ダメージ1、戦闘スタイル
 (強攻撃、防御構え、フェイント、精密)、◉タツジン(イアイドー)対応、電子戦専用
 【電】ゴカクケイ:遠隔武器、スリケン、連射X、ダメージ1、◉タツジン(スリケン)対応、電子戦専用
 【電】ウイップ:特殊近接武器、連続攻撃X、ダメージ1、回転斬撃可能、近接攻撃リーチ+1、密着時の不利、◉タツジン(ムチ・ドー)対応、電子戦専用

◆補足
 『★キリング・ポイント・ジツ』:ニンジャ第六感をフル回転させて弱点を見抜き、回避困難な一撃を放つ事を可能にするジツ。
 見破った「弱点」には光の輪が見える。「近接攻撃」「遠隔攻撃」を行う際、【精神力】1を消費して発動を試みられる(難易度:HARD)。
 発動に成功した場合、その攻撃に「基本回避難易度:HARD」を付与する(連続攻撃や連射の場合は、最初の1回目の攻撃にのみ適用される。)。

 『★★トゥルース・ジツ』:取得前提【ジツ】値6以上:コトダマを介して因果律に干渉を行い、「真実」を明らかにしてしまう驚異のジツ。
 禁じ手ともされる。誰かが判定を行う際に【精神力】3を消費して発動を試みられる(【精神力】の消費による自動成功よりも先に宣言・処理する)。
 難易度はU-Hard。発動に成功した場合、その判定が成功するか、失敗するかを決定することが出来る。(連続攻撃などダイスを分割する場合も、全てを一回の判定としてとらえる)
 これによって『サツバツ!』などのダイス目による追加効果が起こることはない。
 また、「敵対するキャラクターの回避判定を失敗させる」事に用いる際は、発動難易度が+2される(つまりUH3となり、6の目を3つ以上出す必要がある)。
 1シナリオに1回だけ使用可能。
◆ゲイラヴォル(種別:ニンジャ) PL:Tac.T アイコン:炎
カラテ     8   体力   10
ニューロン   12   精神力  13
ワザマエ    4   脚力   5
ジツ      6   万札   29
近接ダイス:10 遠隔ダイス:5 回避ダイス:14
ジツ、スキル:
 ☆カトン・ジツLv3、★カトン・ボール、★★マルチ・カトン・ランチャー、★★カトン・ジャンプ
 ●生存能力、◉常人の三倍の脚力、◉痛覚遮断
サイバネギア:
 ▶生体LAN端子、▶▶︎テッコ+、▷▷内蔵型ヒートハンド(内蔵ヒートソードx2読替)
狂気:
 薬物依存Lv1
装備アイテム:
 グレネード(遠隔武器、手榴弾、使い捨て、爆発(カトンLv1))
 ショック・ジッテ(特殊近接武器、ダメージ0、電磁ショック1、
 非殺傷、戦闘スタイル:精密攻撃/フェイントを選択可能)
 手持ち式Wi-Fiルーター(遠隔武器、▷無線LAN攻撃用ユニットの効果を得る。)
 ブードゥー・聖遺物(レリック、聖遺物読替、精神力+1)
◆警備隊兵(種別:モータル)
カラテ   3  体力   1
ニューロン 3  精神力  1
ワザマエ  4  脚力   2
ジツ    -  万札   1
近接ダイス:3 遠隔ダイス:4 回避ダイス:-

スキル:
装 備:コンバットナイフ(近接武器、ダメージ1)、アサルトライフル(遠隔武器、連射2、ダメージ1)
サイバネギア:▶生体LAN端子
◆補足
◆警備隊指揮官(種別:モータル)
カラテ   4  体力   4
ニューロン 4  精神力  3
ワザマエ  4  脚力   3
ジツ    -  万札   2
近接ダイス:4 遠隔ダイス:6 回避ダイス:-

スキル:◉指揮能力
装 備:コンバットナイフ(近接武器、ダメージ1)、LAN直結アサルトライフル(遠隔武器、連射2、ダメージ1、時間差、マルチターゲット)
サイバネギア:▶生体LAN端子、▶サイバネアイ
◆補足
◉指揮能力:
 このキャラクターがいる間、「警備隊兵」による攻撃に対し「まとめて回避」ができなくなる。
◆シルバーカラス(種別:ニンジャ)
カラテ    7  体力  15
ニューロン  8  精神力  8
ワザマエ  13  脚力   7
ジツ     6  万札  30
近接ダイス:21(精密) 遠隔ダイス:13 回避ダイス:16 ジツダイス:14

スキル:◉常人の三倍の脚力、◉死にゆく傭兵の意地
装 備:*ウバステ*、セスタスガン
ジ ツ:●タツジン(イアイドー)、●グレーター・ツジギリ、●スローモーション回避、●ヒサツ・ワザ(ファイアフライ)、●●殺人剣、●●剣との合一
サイバネギア:▶生体LAN端子
◆補足
*ウバステ*:
 銘こそあるものの、何の変哲もない小振りのカタナ。
 近接武器、ダメージ1、戦闘スタイル:強攻撃/精密攻撃/防御構え/フェイント
 
セスタスガン:
 素手による攻撃を命中させた際、追加で1D3ダメージを与える。(回避難易度:Hard)

◉死にゆく傭兵の意地
 このキャラクターはオタッシャ重点の病を患っており、いずれは死すべき定めにある。残り時間は少ない。
 手番開始フェイズに【体力】1ダメージを受ける。

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◆戦闘開始◆

シルヴァリィタクトの手番

シルヴィ: とりあえず指揮官を落とすべきか
ゲイラヴォル: 遠くにいるな…!
シルヴィ: 体力4が実に面倒だな…アタックプラス強攻撃でも落ちない
NM: 2ダメ2ですし成功すれば落ちない?
シルヴィ: 一撃で落とせればムチ的に二人とも落とせたのよ
NM: あ!3+3だと妖怪イチタリナイが…!
シルヴィ:側転……側転は精神成功させる!移動して電子ムチ2連を警備隊指揮官に
ゲイラヴォル: 次のターンでシルヴィの斜め右上あたりにジャンプして、Gカトンで一気に制圧しましょかね?
NM: 来い!
シルヴィ: このターンは指揮官を潰して実際次ターンで雑魚殲滅か 

シルヴィ:7d6>=5+7d6>=5 = (6,1,4,2,2,2,3 :成功数:1) + (6,5,5,5,1,6,4 :成功数:5) = 6

NM: アブナイ!
シルヴィ: サツバツ!
ゲイラヴォル: サツバツ!
NM: ああっ貴重な指揮官が!

サツバツ:1d6 = (4) = 4  「逃げられるものなら逃げてみよ」敵の脚を粉砕!:本来のダメージを与える。さらに敵の【脚力】がD3減少する(最低値は1)。残虐ボーナスにより【万札】がD3発生。この攻撃を【カルマ:善】のキャラに対して行ってしまった場合、【DKK】がD3上昇する。
ボーナス:1d3 = (3) = 3

ゲイラヴォル: 満額!
NM: 万札が降ってくる世の中だ
シルヴィ: 「悪いけど…頭を落とすのが戦術の常ね」素早く移動してワイヤーが一閃する。LAN端子を通して指揮官の脚部サイバネが破裂!「落としたのは足だけど」
警備隊指揮官: 「アバババーッ!!」指揮官の片割れは戦闘不能!
警備隊兵: 「アイエエエ!」「指揮官さん!?」「ヤバイやつじゃん」うろたえる兵士!

ゲイラヴォルの手番

ゲイラヴォル: ふむん…ひとまず★カトン・ジャンプ!指揮官に2発、兵士に1発の近接攻撃。それぞれ2,2ダメと2ダメ! 

ゲイラヴォル:4d6>=3+4d6>=3+4d6>=3[=6] = (1,5,1,1 :成功数:1) + (5,3,5,4 :成功数:4) + (5,2,2,5 :成功数:2 , サツバツ![=6]:0) = 7

ゲイラヴォル: ウムウム!
NM: グワーッ!指揮官が全滅!
シルヴィ: よしよし
ゲイラヴォル: ゲイラヴォルが一足踏み出すと、次の瞬間指揮官の眼前に!その片腕は橙色に赤熱! 「イヤーッ!」全方向に向けてカラテ・ジャブ連打!
警備隊指揮官: 「グワーッ!アバババーッ!」なんたるカラテ!
警備隊兵:頭を失った兵士たちは恐慌! 「指揮官が!」「撃て!撃ちまくれー!」

シルバーカラスの手番

シルバーカラス: 「おい爺さん、トオルの指揮官がやられちまったぞ」
笑い爺:「構いません、出港まで持たせてください、シルバーカラス=サン」
シルバーカラス:「…了解」「おい兵士ども…俺には当てるなよ?」シルバーカラスは駆ける!
シルバーカラス: ●殺人剣と●剣との合一を使用
シルヴィ: 「来た…!」
ゲイラヴォル: 「来る!!」

シルバーカラス:9d6>=5+9d6=6 = (1,2,2,6,1,6,2,3,6 :成功数:3) + (5,4,1,1,5,5,4,1,5 :成功数:0) = 3

シルバーカラス: 合一はまだ出ないな。ダッシュ移動、ゲイラヴォルに近接攻撃、スタイル精密攻撃
ゲイラヴォル: ヌッ!! 

シルバーカラス:7d6>=5[=6]+7d6>=5[=6]+7d6>=5[=6] = (3,3,6,5,4,3,1 :成功数:2 , サツバツ![=6]:1) + (6,1,3,5,4,1,3 :成功数:2 , サツバツ![=6]:1) + (5,6,5,3,1,4,2 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1) = 10

NM: 通常1x3だ!
ゲイラヴォル: アッブネ…!
シルヴィ: サツバツなし、ヨシ!

ゲイラヴォル:3d6>=4+3d6>=4+3d6>=4 = (1,6,5 :成功数:2) + (5,5,3 :成功数:2) + (1,6,1 :成功数:1) = 5

ゲイラヴォル: 成功!
NM: なるほど回避か
シルバーカラス: シルバーカラスはすでに距離を詰めている!そして「イヤーッ!」カタナをゲイラヴォルに突きこむ!
ゲイラヴォル: 「!…イヤーッ!」 カタナの軌道を察知すると、右手のテッコを緊急展開!できた隙間にカタナを突き刺し、絡めとって動きを封じる!切っ先が彼女の鼻先3センチにまで迫る!「な…かなかやる…!」
シルバーカラス: 「…そんな機構があるとはな。どこの奴だ」カタナを引き抜き、戻す。
ゲイラヴォル: 「…生まれはグラスゴー。それ以外は話す気になれないね」テッコを元に戻し、ファイティングポーズを取る。
シルバーカラス: 「ふぅ…」息を吐くシルバーカラス。

警備隊兵の手番

NM: 12人…いる!ふたりに6回ずつ攻撃します 

警備隊兵→シルヴィ  :4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4 = (5,1,3,5 :成功数:2) + (1,3,1,5 :成功数:1) + (6,4,6,3 :成功数:3) + (5,5,1,6 :成功数:3) + (2,1,3,2 :成功数:0) + (1,1,4,2 :成功数:1) = 10
警備隊兵→ゲイラヴォル:4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4 = (2,2,3,2 :成功数:0) + (5,2,6,4 :成功数:3) + (4,4,2,5 :成功数:3) + (5,2,5,3 :成功数:2) + (5,6,2,1 :成功数:2) + (5,1,2,6 :成功数:2) = 12
シルヴィ  :14d6>=4 = (6,6,5,4,4,5,1,5,6,5,5,5,3,4 :成功数:12) = 12
ゲイラヴォル:6d6>=4 = (5,6,5,1,3,2 :成功数:3) = 3

シルヴィ: 余裕!
ゲイラヴォル: ヨッシ!
警備隊兵: 「撃て、撃て、撃ちまくれ!!ニンジャを通すな!」BLAMNBLAMN!
ゲイラヴォル: ゲイラヴォルの姿が、フッと消える。赤い軌跡を残して!
シルヴィ: 「悪いケド貴方達だけじゃ無理よ」ワイヤーを振回せばすべての弾丸が弾き落とされる!

まったく当たらない銃撃!
ニンジャ相手には、モータル兵の銃撃など歯牙にもかけぬか!

ターン 2

画像10

シルバーカラスの肺内で違和感。(くそっ…こんなイクサ中に!)
シルバーカラス:【体力】15→14

シルヴァリィタクトの手番

シルヴィ: これはシルバーカラスをとりあえず倒さないと追撃できないってことでいいんだよね?
NM: ですね シルバーカラスは必ず倒してください(兵士は残してもいいです)
シルヴィ: 了解。 1マス左移動…で、アカシマスタリーをシルバーカラスに

シルバーカラス:8d6=6 = (2,2,3,2,1,2,3,6 :成功数:1) = 1

シルヴィ: キリングポイント

シルヴィ:18d6>=5 = (3,4,1,3,6,6,3,5,6,6,4,4,2,6,6,2,5,3 :成功数:8) = 8

ゲイラヴォル: 雑魚散らしはこのターンで終わりにして、次からはシルバーカラスへ向かいますね!
シルヴィ: 了解!シルバーカラスにフェイント2連

シルバーカラス:14d6>=4[=6]+14d6>=4[=6] = (2,3,1,3,4,4,4,1,5,2,6,3,1,4 :成功数:6 , サツバツ![=6]:1) + (4,1,6,5,5,2,3,4,1,2,2,5,4,2 :成功数:7 , サツバツ![=6]:1) = 15

シルヴィ: むう、1h-1n、回避は-2 

シルバーカラス:4d6>=5+3d6>=4 = (6,2,2,2 :成功数:1) + (5,3,2 :成功数:1) = 2

NM: 回避!
シルヴィ: OK
シルヴィ: 「とりあえず行くよ…イヤーッ!」ワイヤーが不可解な軌道でシルバーカラスに伸びる!
シルバーカラス: 「ワイヤー使いか!イヤーッ!」反射的にブリッジ回避!

ゲイラヴォルの手番

ゲイラヴォル: ★カトン・ジャンプ!Gカトン行きます!

ゲイラヴォル:18d6>=5 = (6,5,3,4,3,3,5,2,4,1,5,3,3,4,5,6,3,6 :成功数:7) = 7

NM: 燃えていく
ゲイラヴォル: …姿が消えたゲイラヴォルはどこへ?敵前逃亡か?否…既に兵士たちの群れの真っ只中!「ィィイーヤァアーーッ!!!」 出現直後、回転しながら全方向に向け、嵐のようなカラテ乱打を食らわせ、兵士たちを薙ぎ倒す!おお…ゴウランガ!
警備隊兵: 「「「「アバババーッ!!!」」」」ナムアミダブツ!トオル・ハンマー社の尖兵たちはカラテ連打により次々と絶命してゆく!

シルバーカラスの手番

シルバーカラス: 「…ッ、いいとこなしか、トオル社ッ!」合一を発動 

シルバーカラス:14d6=6 = (6,1,6,2,3,4,1,3,5,2,4,5,1,1 :成功数:2) = 2

シルバーカラス: こんどはシルヴァリィタクトに攻撃します。通常移動→精密攻撃

 シルバーカラス:7d6>=4[=6]+7d6>=4[=6]+7d6>=4[=6] = (1,1,3,5,6,1,4 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1) + (6,1,1,2,1,6,6 :成功数:3 , サツバツ![=6]:3) + (3,4,5,3,4,3,4 :成功数:4 , サツバツ![=6]:0) = 14

シルヴィ: 来い!
NM: 通常、必殺、通常です!
ゲイラヴォル: ダイス数がコワイ…
シルヴィ: ふむ今は側転込みで回避は16

シルヴィ:10d6=6+3d6>=4 = (4,3,6,5,2,2,1,4,4,1 :成功数:1) + (2,4,5 :成功数:2) = 3

シルヴィ: ヨシ
NM: よぉっし!
シルヴィ: これで残り2個
シルバーカラス: シルヴァリィタクトの下段に、カタナを一閃!ファイア・フライ! 「イヤーッ!」
シルヴィ: 「!」銀色の瞳がひときわ大きく輝く。強い危険を察知!「イヤーッ!!」大きく後ろに跳び剣戟の間合いから逃れる!「易々と間合いを詰めさせてやるつもりはないわよ!」
シルバーカラス:「っ…!」 (こいつら…やる!ブラックマンバ=サンの足止めから逃れられるわけだ)

警備隊兵の手番

NM: シルヴァリィタクトに2、ゲイラヴォルに1 

警備隊兵:4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4 = (5,1,2,5 :成功数:2) + (6,1,3,2 :成功数:1) + (3,5,6,1 :成功数:2) = 5
シルヴィ:2d6>=4 = (3,5 :成功数:1) = 1
ゲイラヴォル:15d6>=4 = (3,4,6,3,5,5,3,5,3,3,1,3,2,2,6 :成功数:6) = 6

シルヴィ: よしよし
ゲイラヴォル: ウムウム!
警備隊兵: 「アイエエエ!」BLAMBLAMBLAM!
シルヴィ: 「よっと!」後退した先に飛んできた弾丸をタクトを回して弾く!
ゲイラヴォル: 「チッ!」テッコで銃弾を受け、兵士に弾き返す!

ターン 3

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シルバーカラスは己のカラテが弱まっていくのを感じる。「くそっ…!」
シルバーカラス:【体力】14→13

シルヴァリィタクトの手番

 
シルヴィ: 「…仕掛け時ね、一気に行くわよゲイラヴォル=サン!」
ゲイラヴォル: 「Copy!」鋭い同意の声が聞こえ、熱されたテッコが軌跡を描いてシルバーカラスへ迫る!
シルヴィ: 側転+アカシマスタリー 

シルヴィ:7d6>=4 = (6,1,4,4,1,6,3 :成功数:4) = 4 
シルバーカラス:8d6=6 = (6,6,2,6,1,5,4,5 :成功数:3) = 3

シルヴィ: キリングポイント発動判定

シルヴィ:18d6>=5 = (4,6,4,2,2,6,3,3,2,2,4,6,2,1,4,1,3,1 :成功数:3) = 3

シルヴィ: フェイント電子二連、アタックプラス込み

シルヴィ:14d6>=5[=6]+14d6>=5[=6] = (2,3,6,4,3,1,4,3,3,5,1,2,1,1 :成功数:2 , サツバツ![=6]:1) + (2,2,4,6,1,6,4,4,2,6,1,6,3,2 :成功数:4 , サツバツ![=6]:4) = 11

NM: ヤバイ!
シルヴィ: 2h+2nサツバツ

シルバーカラス:2d6>=5+4d6>=4 = (6,4 :成功数:1) + (4,3,5,2 :成功数:2) = 3

シルヴィ: はい
NM: ンモー!しかしながら攻撃は外れた
シルヴィ: 「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」高圧電流を纏ったワイヤーがシルバーカラスに向けて次々と放たれる!
シルバーカラス: 「イヤーッ!イヤーッ!」弾く!弾く!あのワイヤーの危険性…よく分かる、笑い爺の手下たちはアレに翻弄され、滅んでいった…!

ゲイラヴォルの手番

 
ゲイラヴォル: 移動、Gカトン!

ゲイラヴォル:18d6>=5 = (4,5,2,4,5,5,2,6,2,6,5,2,3,6,6,1,5,2 :成功数:9) = 9

ゲイラヴォル: HARD2回!

シルバーカラス:4d6>=5+3d6>=5 = (6,3,1,1 :成功数:1) + (4,6,3 :成功数:1) = 2

ゲイラヴォル: チィーッ!
NM: やりおる…!
シルヴィ: 正直アトモスフィアが上がる前にナントカしたいのだがなかなか厳しいな!
ゲイラヴォル: 「…ィィイヤァーッ!」ゲイラヴォルが右腕を天に上げた瞬間、極大のカトン・ボールが生成!シルバーカラスに向けて打ち下ろされる! KA-BOOOOOOM!!!
シルバーカラス: 範囲外に抜けねば…あの火球は一発でも!シルバーカラスは側転を打ち波打ち際へ逃れる!

シルバーカラスの手番

シルバーカラス: ゲイラヴォルの横へ 移動→精密攻撃 

シルバーカラス:7d6>=4[=6]+7d6>=4[=6]+7d6>=4[=6] = (2,4,5,1,6,4,3 :成功数:4 , サツバツ![=6]:1) + (5,2,6,1,5,4,1 :成功数:4 , サツバツ![=6]:1) + (4,4,1,4,1,3,1 :成功数:3 , サツバツ![=6]:0) = 13

シルバーカラス: 「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」 

ゲイラヴォル:4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4 = (3,3,3,1 :成功数:0) + (5,1,4,6 :成功数:3) + (5,3,6,2 :成功数:2) = 5

NM: 2ダメ!
ゲイラヴォル: ヌァー!サンメンタイ!
シルバーカラス: シルバーカラスの鋭い斬撃が飛ぶ。斬る、斬る、斬る。
ゲイラヴォル: 「ンアーッ!」鋭い太刀筋が連続して迫る!それをそれを察知し初撃のみ受け、その法則に従って続く2撃を受け流す!受け止めたテッコから火花が散る!

警備隊兵の手番

NM: ゲイラヴォルに2、シルヴァリィタクトに1 

警備隊兵:4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4 = (4,6,1,5 :成功数:3) + (5,6,6,1 :成功数:3) + (1,5,1,1 :成功数:1) = 7 
ゲイラヴォル:3d6>=4 = (1,4,2 :成功数:1) = 1
シルヴィ:14d6>=4 = (3,4,2,1,2,2,4,5,2,1,3,6,5,3 :成功数:5) = 5

ゲイラヴォル: アッブ!
警備隊兵: BLAMBLAMBLAM!
ゲイラヴォル: 「クッ!」飛んでくる銃弾をテッコで受け止める!
NM: 一般兵相手に被弾しては、六九課の名がすたる!
シルヴィ: (あいつに攻撃を当てるには…)無意識で銃弾を避ける。

ターン 4

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シルバーカラス:【体力】13→12

シルヴァリィタクトの手番

 
シルヴィ: アカシマスタリー →キリングポイント・ジツ

シルバーカラス:8d6=6 = (3,1,1,1,1,3,1,5 :成功数:0) = 0

シルヴィ:
NM: ごっそりいった
シルヴィ: とはいえ-2
ゲイラヴォル: ワォ!!

シルヴィ:18d6>=5 = (3,6,2,5,3,5,2,4,4,1,4,3,5,5,6,4,4,6 :成功数:7) = 7

シルヴィ: 移動してフェイント2連 

シルヴィ:14d6>=4[=6]+14d6>=4[=6] = (2,1,1,1,4,3,5,4,5,6,6,6,4,6 :成功数:9 , サツバツ![=6]:4) + (6,2,1,1,5,4,5,5,5,1,3,1,1,1 :成功数:6 , サツバツ![=6]:1) = 20

 シルヴィ: うーん偏るな
NM: こええなぁ
シルヴィ: 1hサツバツ+1n 

シルバーカラス:5d6>=5 = (2,1,5,2,5 :成功数:2) = 2

シルバーカラス: 後ろは受けます
シルヴィ: 「…見えた、そこっ!」カガミの瞳がシルバーカラスの機動を完璧に予測する。首筋に向けてワイヤーが疾る!
シルバーカラス: 「グワーッ!」ウバステをかざしワイヤーを防ごうとするも、すべてを防ぎ切ることはできない!電脳に走る雷撃!

シルバーカラス:【体力】12→11

ゲイラヴォルの手番

 
シルバーカラス: 「お前…前情報通り、やはりハッカーか!」
シルヴィ: 「これでも直撃は取れないの…!」
ゲイラヴォル: 「んじゃあ、コレはどうだ?!」
ゲイラヴォル: 集中してカラテ3連!

シルバーカラス:4d6>=3[=6]+4d6>=3[=6]+3d6>=3[=6] = (4,5,3,1 :成功数:3 , サツバツ![=6]:0) + (3,6,4,3 :成功数:4 , サツバツ![=6]:1) + (3,5,3 :成功数:3 , サツバツ![=6]:0) = 11

ゲイラヴォル: 2、2、2! 

シルバーカラス:2d6>=4+3d6>=4+3d6>=4 = (4,6 :成功数:2) + (1,4,3 :成功数:1) + (2,5,4 :成功数:2) = 5

ゲイラヴォル: ヌヌーン…
NM: ヌゥーッ!シルバーカラス君!
ゲイラヴォル: インフェルノ欲しいと言った理由がコレです
ゲイラヴォル: とは言えああまで行くとあっさり決着ついちゃうんだけどね!
NM: そんなに欲しいなら使えばいいじゃん 理由なく
シルバーカラス: 「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」炎熱拳をウバステで弾く!弾く!
ゲイラヴォル: 「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」チョーチョーハッシ!カタナとテッコが激しくぶつかり合う!

シルバーカラスの手番

シルバーカラス: 激しいぶつかりあいがお好みか ではもういちどあなたに攻撃しようGツジギリを使用。
ゲイラヴォル: ヌッ! 

シルバーカラス:10d6>=4[=6] = (2,4,1,5,4,5,3,3,6,5 :成功数:6 , サツバツ![=6]:1) = 7

NM: 通常攻撃! 

ゲイラヴォル:4d6>=4 = (4,4,1,3 :成功数:2) = 2

ゲイラヴォル: 回避!
NM: このあと移動してシルヴァリィタクトに二発攻撃します

 
シルバーカラス:5d6>=4[=6]+6d6>=4[=6] = (2,4,3,5,3 :成功数:2 , サツバツ![=6]:0) + (6,3,6,1,5,1 :成功数:3 , サツバツ![=6]:2) = 7

NM: また必殺かよおめー
シルバーカラス: シルバーカラスは目の前のゲイラヴォルに斬撃を繰り出す…!
ゲイラヴォル: しつこくハッカーから落としていく魂胆だな…!
ゲイラヴォル: 「ッ!!」クロスガード体勢!斬撃を受け流す!
シルバーカラス: 彼は流れるようにシルヴァリィタクトの目前へ…!本命はこちらか!
ゲイラヴォル: 「…シルヴィ!!」
シルヴィ: ぬぬぬ
シルヴィ: とはいえ側転してたから回避は16ある
シルヴィ: 通常は精神で、ヒサツは13で回避 

シルヴィ:13d6=6 = (4,5,1,3,6,5,2,2,5,2,5,1,4 :成功数:1) = 1

シルヴィ: 危ないなホント!
NM: よしよし!
ゲイラヴォル: ウムウム…!
シルバーカラス: 「イヤーッ!」ふたたびの下段斬撃!
シルヴィ: 「見えてるわよ!」伸びたワイヤーを引き戻す!シルバーカラスが攻撃を強行すれば背中の端子に突き刺さる角度だ!
シルバーカラス: 「ヌゥーッ!」押し通るべきか…いや、ここは引く!シルバーカラスの斬撃は実りあるものとならず!

警備隊兵の手番

NM: シルヴァリィタクトに1、ゲイラヴォルに2だ 

警備隊兵 :4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4 = (2,2,6,6 :成功数:2) + (6,3,4,3 :成功数:2) + (5,6,5,6 :成功数:4) = 8
シルヴィ:2d6>=4 = (3,3 :成功数:0) = 0
ゲイラヴォル:12d6>=4 = (2,2,2,6,4,5,2,4,2,1,6,4 :成功数:6) = 6

警備隊兵: BLAMBLAMBLAM!
ゲイラヴォル: ヌウーッ!そっちに1ダメ!
シルヴィ: 「ッ…しょうがないわね」緊急回避する余裕は流石にない!

ターン 5

画像14

NM: じゃあそろそろ決着付けてね…!シルバーカラスにトドメヲサセ! アトモスフィアHard

 「グワーッ!」シルバーカラスのメンポから、一筋の赤い線が垂れる。
 シルバーカラス:【体力】11→10

シルヴィ: ハードな戦いだぜ…!
ゲイラヴォル: ナムのジゴクが見える見える…

シルヴァリィタクトの手番

シルヴィ: (…疲労?いや…あれは…)
ゲイラヴォル: (血…?)
シルバーカラス: 「クソ…煙草がキレて来やがったか」
シルヴィ: アカシマスタリー! 側転!

シルバーカラス:8d6=6 = (2,4,1,5,2,4,2,4 :成功数:0) = 0

 NM: ダイスがへるへる 

シルヴィ:7d6>=4 = (1,2,4,6,2,2,4 :成功数:3) = 3

シルヴィ: 移動、フェイント2連!最後のアタックプラスも切る! 

シルヴィ:14d6>=5[=6]+14d6>=5[=6] = (6,2,6,5,1,4,5,2,3,6,2,2,5,4 :成功数:6 , サツバツ![=6]:3) + (5,4,2,6,6,6,4,4,3,1,5,1,1,5 :成功数:6 , サツバツ![=6]:3) = 18

ゲイラヴォル: ウワオーッ!!
シルヴィ: 2hサツバツ2連じゃい! 

シルバーカラス:3d6>=5+3d6>=5 = (3,3,5 :成功数:1) + (3,3,3 :成功数:0) = 1
サツバツ:1d6 = (5) = 5  「これで手も足も出まい!」敵の両腕を切り飛ばした! 鮮血がスプリンクラーめいて噴き出す!:本来のダメージ+1ダメージを与える。さらに敵の【ワザマエ】と【カラテ】がそれぞれ2減少する(最低値は1)。残虐ボーナスにより【万札】がD3発生。この攻撃を【カルマ:善】のキャラに対して行ってしまった場合、【DKK】がD3上昇する。
ボーナス:1d3 = (2) = 2
 シルバーカラス:【体力】10→7

ゲイラヴォル: 受けたァ!しかも両手!
NM: 腕が!3ダメージぃ!
シルヴィ: 「……今ッ!」血を吐き動きが鈍ったその瞬間をシルヴァリィタクトは見逃さない。高速機動でシルバーカラスの背後に回り…「イヤーッ!」通過と同時に絡めさせたワイヤーがシルバーカラスの腕を…断ち切る!
シルヴィ: カラテワザマエ減少だから攻撃ダイスも回避ダイスも減るぜーッ!
シルバーカラス: 「グワーッ!」ワイヤーがに切断された切り口から、鮮血が吹き出す!構えていたカタナは腕とともに地面に落ちた。
ゲイラヴォル: ウワァオーッ!!

ゲイラヴォルの手番

ゲイラヴォル: Gカトンで…決めるかッ?シルバーカラスの残り回避は確か6…
NM: さあ来い!決着をつけろ!
ゲイラヴォル: …アトモスフィアHARDなら、素手のほうが確実かもしれん!移動!連続攻撃3すッ!

 ゲイラヴォル:4d6>=4[=6]+4d6>=4[=6]+3d6>=4[=6] = (6,2,5,2 :成功数:2 , サツバツ![=6]:1) + (6,6,6,3 :成功数:3 , サツバツ![=6]:3) + (5,1,1 :成功数:1 , サツバツ![=6]:0) = 10

NM: おあーっサツバツ!
シルヴィ: ヒューッ!
ゲイラヴォル: 今の出目何!?2,2s,2!!

シルバーカラス:2d6>=5+2d6>=5+2d6>=5 = (5,3 :成功数:1) + (4,6 :成功数:1) + (3,6 :成功数:1) = 3

NM: !????
ゲイラヴォル: チクショーッ!!
シルヴィ: 最後の意地ってやつかい
ゲイラヴォル: 「続くッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」 コンボ攻撃とばかりに連続して赤熱拳を叩き込む!叩き込む!叩き込む!
シルバーカラス: 「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」カタナでガードすることはもはやできないか…ならば、避ける、避ける、避ける!

シルバーカラスの手番

シルバーカラス: 最後の手段だ。シルバーカラスはメンポを外し、落ちていたウバステを咥える。(かっこ悪いぜ…こいつぁ…!)
ゲイラヴォル: 「…アンタ、」思わず言葉を失う。イクサの勢いに押されてか、幾分か冷静さを取り戻しつつあった時であった。
シルヴィ: 「…珍しく逃げる気はないのね。傭兵の割には」
シルバーカラス: 「ふぁふいが、ほうへいひほいぢがふぁるんへは」(悪いが、傭兵にも意地があるんでな)
シルバーカラス: その場で攻撃集中しゲイラヴォルに精密攻撃x3

シルバーカラス:7d6>=4[=6]+7d6>=4[=6]+5d6>=4[=6] = (2,4,2,6,3,1,5 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1) + (1,1,4,5,1,4,1 :成功数:3 , サツバツ![=6]:0) + (2,4,2,4,2 :成功数:2 , サツバツ![=6]:0) = 9

ゲイラヴォル: ありがたくもこっちにサツバツが飛んで来ない…

ゲイラヴォル:4d6>=5+4d6>=5+4d6>=5 = (5,3,1,1 :成功数:1) + (3,5,5,1 :成功数:2) + (5,1,5,3 :成功数:2) = 5

シルヴィ: これでヒサツだしてきたらどうしようかと思ったぜ
シルバーカラス: やはり両腕を失ったイアイでは力及ばずか…「!!」無言のカラテシャウトとともに斬撃!
ゲイラヴォル: 「……」傭兵の、意地。そう聞いたゲイラヴォルの顔が固まる。 己もまた、かつては傭兵。それが自ら道を翻し、今や警察官。「…イヤーッ!」斬撃を、テッコで弾く!
シルバーカラス: 及ばぬカラテ、もはやここまでか…!シルバーカラスはもはやロウソク・ビフォア・ザ・ウィンド…!
ゲイラヴォル: …己に張れる意地は…否。考えている暇も惜しい…!

警備隊兵の手番

NM: シルヴァリィタクトに2、ゲイラヴォルに1 

警備隊兵:4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4 = (1,2,1,4 :成功数:1) + (1,3,3,2 :成功数:0) + (1,2,4,1 :成功数:1) = 2

NM: お、失敗した
NM: BLAMBLAMBLAM!
ゲイラヴォル: ワオ… 

シルヴィ:14d6>=4 = (3,3,1,3,5,1,6,1,5,5,3,5,2,2 :成功数:5) = 5
ゲイラヴォル:3d6>=4 = (5,5,1 :成功数:2) = 2

シルヴィ: (時間は…追いつけるかしら)笑い爺の船を見つつ銃撃を躱す。

まだだ、この距離ならば、ニンジャ脚力をもってすれば追いつける。
10メートル単位の跳躍、それも海上の一点への跳躍。
ニンジャの力をもってすれば、追いつける!

シルヴィ: (まだいける…!)
ゲイラヴォル: (自分で勝手に…死に急いでどうするッ!)惑う精神を強引に入れ直し、カラテを加速させる!「一気に決める!」

ターン 6

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シルバーカラスの口内から、さらに血液が垂れ下がる。 
シルバーカラス:【体力】7→6

シルヴァリィタクトの手番

シルヴィ: 攻撃専念。アカシマスタリー

シルバーカラス:8d6=6 = (6,4,5,5,3,5,5,2 :成功数:1) = 1

シルヴィ: フェイント2連行きます 

シルヴィ:14d6>=3[=6]+14d6>=3[=6] = (4,6,4,2,1,1,3,3,5,5,5,3,5,5 :成功数:11 , サツバツ![=6]:1) + (2,4,1,4,1,1,3,3,1,2,6,2,5,2 :成功数:6 , サツバツ![=6]:1) = 19

ゲイラヴォル: イケーッ!!
シルヴィ: うむぅ
ゲイラヴォル: ヌウン…6の出目ェ 

シルバーカラス:2d6>=5+2d6>=5 = (6,6 :成功数:2) + (5,2 :成功数:1) = 3

シルヴィ: 普通の1h/1hだ
ゲイラヴォル: しかもサツバツ回避しよる!
シルヴィ: ここで66を使わせたと思おう
NM: シルバーカラス…おまえ…なんて意地みせるんだ

ゲイラヴォルの手番

ゲイラヴォル: こっちにだってNSPDの維持があるんだ!負けてたまるか!!
ゲイラヴォル: 集中!カラテ!イクゾー!! 

ゲイラヴォル:2d6>=3[=6]+4d6>=3[=6]+4d6>=3[=6] = (5,6 :成功数:2 , サツバツ![=6]:1) + (1,2,4,4 :成功数:2 , サツバツ![=6]:0) + (1,6,5,4 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1) = 9

ゲイラヴォル: 6の出目が離れやがる!!

シルバーカラス:3d6>=5+2d6>=5+2d6>=5 = (5,5,6 :成功数:3) + (6,2 :成功数:1) + (5,4 :成功数:1) = 5

ゲイラヴォル: しかも避けやがる(泣)
シルヴィ: いい出目してるなホント!
NM: 激しい偏り、嫉妬しちゃうね
ゲイラヴォル: 回避ダイスを…もっと…もっと…削らなきゃ…もっと…もっと…… 畜生…
ゲイラヴォル: 「イィィヤァァーッ!!」一心不乱のカラテ応酬が展開される!
シルバーカラス: 「!!!」ひたすら躱す、躱す、躱す。カタナで受ければ口腔が破壊されるであろう威力だ。
シルヴィ: 「もう…!」

シルバーカラスの手番

シルバーカラス: シルヴァリィタクトに精密攻撃。 

シルバーカラス:7d6>=4[=6]+7d6>=4[=6]+5d6>=4[=6] = (5,5,1,5,5,4,5 :成功数:6 , サツバツ![=6]:0) + (6,2,6,1,6,6,3 :成功数:4 , サツバツ![=6]:4) + (3,5,6,1,3 :成功数:2 , サツバツ![=6]:1) = 17

シルヴィ: つくづくヒサツ飛んでくるなホント!
NM: また必殺かい?こまるねぇ! おなじ銀の者としてなんらかの対抗心があるのかもしれん
ゲイラヴォル: なんかヒサツが偏ってくるな!!
シルヴィ: 体力には余裕がある、回避16個中15個でヒサツのみ回避 

シルヴィ:15d6=6 = (2,2,2,1,4,4,4,4,2,6,2,2,4,6,4 :成功数:2) = 2

シルヴィ: どんなもんじゃい!
NM: よぉし!
ゲイラヴォル: ウム!
シルバーカラス: 再び無言のカラテシャウトからの斬撃。組織への打撃力が高いのは…こちらのハッカー!「!!!」
シルヴィ: 「……それだけは、喰らうわけにはいかないのよ!」牽制の斬撃をあえて受け…必殺の一撃のみをタクトで弾く!ここで脚をやられる訳にはいかない!
シルバーカラス: 「ぐっ…!」この一撃も弾かれるか…!

警備隊兵の手番

熱を増すカラテの応酬。
彼らの銃弾ではもはや触れることすら叶わぬだろう…!
気圧され、引き金を引くことすらままならない!

ターン 7

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NM: 最後の勝負だ。アトモスフィアUHに変化

「グワッ」シルバーカラスの足元には血溜まりができている。
シルバーカラス:【体力】7→6

ゲイラヴォル: ああ………ナムの地獄だ……
シルヴィ: 恐ろしいぜ…
シルヴィ: だがやるしかあるまい。攻撃集中。
NM: もう避けないだろ!
シルヴィ: アカシは…任意使用。LV3

シルヴィ:18d6>=4 = (4,1,6,3,6,1,4,1,2,6,3,3,5,5,1,6,1,3 :成功数:8) = 8
シルバーカラス:8d6=6 = (4,3,6,2,6,4,6,6 :成功数:4) = 4

シルヴィ: 意地だなぁ
NM: NANUNU
シルヴィ: フェイント2連!
ゲイラヴォル: 6の出目はどんなダイス数でも出得る…とか言っても何これ!? 

シルバーカラス:14d6>=3[=6]+14d6>=3[=6] = (1,2,4,1,3,1,6,2,4,4,3,4,6,5 :成功数:9 , サツバツ![=6]:2) + (5,6,5,1,6,5,3,2,5,4,2,2,5,5 :成功数:10 , サツバツ![=6]:2) = 23

シルヴィ: 二連サツバツじゃい!
ゲイラヴォル: 受けたァー!!!
NM: サツバツ二発!

シルバーカラス:2d6=6+2d6=6 = (1,4 :成功数:0) + (2,3 :成功数:0) = 0 
サツバツ:1d6 = (2) = 2  「イヤーッ!」頭部への痛烈なカラテ! 眼球破壊もしくは激しい脳震盪が敵を襲う!:本来のダメージを与える。さらに敵の【ニューロン】と【ワザマエ】がそれぞれ1ずつ減少する(これによる最低値は1)。残虐ボーナスにより【万札】がD3発生。この攻撃を【カルマ:善】のキャラに対して行ってしまった場合、【DKK】がD3上昇する。
サツバツ:1d6 = (6) = 6  「イイイヤアアアアーーーーッ!」ヤリめいたチョップが敵の胸を貫通! さらに心臓を掴み取り、握りつぶした! ナムアミダブツ!:敵は残り【体力】に関係なく即死する。残虐ボーナスにより【万札】がD6発生。この攻撃を【カルマ:善】のキャラに対して行ってしまった場合、【DKK】がD6上昇する。
ボーナス:1d3+1d6 = (2) + (1) = 3

ゲイラヴォル: アッ
NM: 死んだぞ!
シルヴィ: 終わりや
ゲイラヴォル: 終わった!
NM: 奴にとどめを!トドメヲ…サセー!
シルヴィ: 「……シルバーカラス=サン、貴方は確かに強かった。けど…!」銀の瞳が大きく、強く輝く。もはや彼の動きは完全に見切った。「私達は、前に進ませてもらう」最初のワイヤーががLAN端子に突き刺さり、脳にショックを与える。
シルバーカラス: 「アバッ」
シルヴィ: ワイヤーを引き戻すと同時にシルヴァリィタクトはシルバーカラスに高速接近!
ゲイラヴォル: 「…ヤッチマエーッ!!」
シルヴィ: 「…イィイィィヤァァーー!!」 電流を纏ったタクトが、シルバーカラスの心臓を撃ち貫いた!

 「アバーッ!」心臓を貫通するタクト。シルバーカラスは…
「サヨナラ!」爆発四散した。その愛刀「ウバステ」を残して。
カタナは地面に転がり落ち、主は霧と消え去った。
そのアトモスフィアにあてられた兵士たちは失禁し、
武器を落とし、へたり込んだ。

シルヴィ: 「…」タクトを突き出した体勢でザンシン。

笑い爺の船は…見える。追いつけ、69課のニンジャ!

ゲイラヴォル: 「…行くよ!」 何かを振り切るように走り始める。
シルヴィ: 「…勿論」
シルヴィ: ウバステは回収していいだろうか
NM: オッケーです
シルヴィ: その場に転がったカタナを…なんということもなくつかみ、シルヴァリィタクトはゲイラヴォルを追って跳ねる!

◆◆◆

「笑い爺」の船に着地する二人。防衛ラインはすでにない。
ここに残るは笑い爺、それで終わりだ。

「…いらっしゃいましたか」
笑い爺はこの期に及んでもその笑顔を崩すことはない。
彼の顔は、笑い顔しか無いのだ。

シルヴィ: 「いい傭兵だったわよ、貴方の尖兵にしては」
ゲイラヴォル: 「今際の際まで職務遂行してたよ……」
笑い爺: 「…そうですか。お褒めにあずかり光栄ですね」敵対者に対しても、笑みを崩さない。いや、崩せないのだ。
ゲイラヴォル: 「…NSPD69課の名において、あんたを逮捕、拘束させてもらう」
笑い爺: 「フフフ…私もここまで、というワケですか」
シルヴィ: 「そうそう。…大人しくお縄につきなさい」
笑い爺: 「…いいでしょう。サイバー・ツジギリの元締めがここまで追い詰められれば、大人しくケジメ・セプクするのが道理ですからね」
ゲイラヴォル: その場でセプクしようとするのなら、取り押さえるぞ!
NM: しないよ!大人しく処刑場に上がる、の意です
シルヴィ: 「物分かりが良くて結構。……取り調べはNSPDでしっかり行わせてもらうわ」手錠を取り出してかけても…OK?
NM: どうぞ、捕らえてください!
ゲイラヴォル: 了解!
シルヴィ: では…ガチャンだ!
シルヴィ: 「……12月25日X時X分、拘束完了っと」
ゲイラヴォル: ナンシー=サンにも連絡だ。船を横付けしてもらおう

連絡を受けたナンシーの手配した船が横付けされる。
 『わかってるでしょうけど、急いで。追撃は避けたいわ。』

シルヴィ: 『OK。このまま離脱する』
シルヴィ: セッタイ・アイズルの方を振り向くけど…何か来てたりする?
ゲイラヴォル: 「…」セッタイ・アイズルの方を見る。
NM: 岸壁にトオル兵が集結しています。いまのところニンジャの影はありません。急ごう。

◆◆◆ 

笑い爺を拘束した二人。ボートを疾走らせ、ネオサイタマに…!

シルヴィ: 「…二人は、ホタカ=サンは…無事かなぁ」
ゲイラヴォル: 「マジで無事だといいんだけどね」
シルヴィ: 遥かなネオサイタマの灯を見ながらシルヴァリィタクトはつぶやく。「ね」
笑い爺: 「あまり期待しないほうがいいですよ。マッポ重鎮にはソウカイ・シックスゲイツが向かったそうですから」
ゲイラヴォル: 「今からでも通信繋がるかな…」
シルヴィ: 「シックスゲイツ?」
笑い爺: 「あなたがたはすでにご存知でしょうが、ネコソギファンド…ソウカイ・シンジケートに所属する名うての六人です。いくらあなたがたの仲間が強くとも、シックスゲイツに狙われたとあればハイクを詠むしかないでしょう」
ゲイラヴォル: 「余裕叩く口があったら、笑えるハイクでも考えたらどうだい、ジョーカー?」
ゲイラヴォル: 船室に転がっていたタバコを引っ掴み、一本取り出し火をつける。
NM: 「少し明るい海」という銘柄だ。
ゲイラヴォル: 「それができなきゃ黙ってな」 美しい口元から、白煙が噴き上がる。育ての親の影響だ。
笑い爺: 「満月夜/風に煙る/故人の煙草」
シルヴィ: 「……」
笑い爺: 「…あなた、元傭兵ですね。アトモスフィアで分かります。彼のものですよ、それ」
ゲイラヴォル: 「………」タバコの箱のパッケージを見る。
NM: (うるせーばーか!爺!ジゴクに落ちろ!で終わらせてもかまいませんよ!)

少し使い古された煙草の箱。

ゲイラヴォル: (だがせっかくいい感じに繋げてくださったのでこのまま繋げる!)
ゲイラヴォル: 「ハイクも一つ詠んじゃいなかったけど」タバコの灰を潮風に散らす。「それがアイツのハイクって事ならそういうことにしとくか」
シルヴィ: 「……前々から気になってたんだけど、サイバーツジギリの基本の稼業は秘密裡で企業相手のはず。なんでダークチップを市中にばら撒いたの?」
笑い爺: 「ふむ、当初は私としてはあまりそのつもりはなかったのですがね。協力者の方がある実験を、というので。」
ゲイラヴォル: 「…ダイセツか」
笑い爺:「御名答ですね。私としてはそれには興味はないのです。ばらまくことで…何らかのニンジャが…とも言ってはいましたが。さて、一体何が起こるんでしょうね」笑い爺は笑みを崩さない。
ゲイラヴォル: 「ニンジャ…なんらかの、ねえ」
シルヴィ: 「事件としての黒幕はあっちみたいね…」
ゲイラヴォル: もう一本に火をつけ、煙を潮風に流す。
シルヴィ: 「……」未だに謎は多い。完全解明に至るまで、手掛かりを追い続けるしかないだろう。
ゲイラヴォル: 「…黒い龍の書」 「黒い龍のチップ」「…何らかの関係が見えなくも…ないけど…」
笑い爺: 「いかがでしょうね。古事記の伝説に残されたニンジャかもしれません」
ゲイラヴォル: (…ティアマト=サン…)煙が潮風に流れ…ゲイラヴォルはタバコの煙をテッコの指で潰した。
シルヴィ: 「何はともあれ…今は帰りましょ。大丈夫よ、二人ならね」
ゲイラヴォル: 「…だね」

◆◆◆

こうして、セッタイ・アイズル狂想曲は幕を閉じた。
笑い爺は捕らえ、これ以上のチップ拡散は起こらないだろう。
だが、黒の残り火はどこに着火するのか。

それは未だ、暗闇の中。

 第八話「セッタイ・アイズル・カプリッチオ」おわり

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