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「生理バッジ」は拒否できる?

昨日は、オランダの子供ニュースの「生理は恥ずかしいことじゃない」というリポートが賞を取ったという記事をアップしました。

そんなタイミングで目にしたのが、日本のこのニュース。

大丸梅田店は22日、“女性のリズムに寄り添う”新ゾーン「ミチカケ(MICHIKAKE)」を5階に開く。(中略)大丸梅田店の今津貴博店長は同売り場について「(中略)大げさなことを言うが、女性のデリケートな悩みのソリューションとなる売り場となり、市場に寄与できるのではないかとワクワクしている」と説明した。
(中略)同売り場は10月15日からは売り場のコンセプトに合わせて、同店のスタッフへ本人の希望に合わせて、生理中であることを示す“生理バッジ”を試験的に導入している。社内や来店客とのコミュニケーションツールを目的にしている。

生理バッジをつけて社内や来店客とのコミュニケーションをはかる」という部分がよく理解できないんですよね。確かに生理は恥ずかしいことじゃないし、必要以上に隠す必要もないと思います。けれど、わざわざ社内や売り場で積極的に知らせる必要も無いのではないでしょうか。

あの人、今日は生理なんだ。ちょっとだるそうだから、サポートしてあげよう」みたいな効果を期待してるんでしょうかね?生理であろうがなかろうが、体調悪そうな人には優しくしてほしいですよね。

一応このバッジをつけるかどうかは任意だそうですが、真面目で同調性の高い日本人なので、「新しい試みだから、みんなでしっかり付けよう!」みたいなことにならないか心配です。自分の身体のことは、言いたければ言えばいいし、言いたくない人まで言う必要はないと思います

マタニティマークは、妊婦が外で倒れた時などの措置のためには、有効なアイテムだと思います。妊娠しているか否かで必要な措置も変わってくるでしょうし、医療従事者のためにもあったほうがいいと個人的には考えています。

でも申し訳ないですが、この生理バッジは全くピンとこないですね。
先ほども書きましたが、「付けたい人は付ければいい。でも付けたくない人の拒否権もしっかり認めて欲しい」と思います。

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