イヤイヤ期のない子育て

子供が小さいころは周りの先輩ママや家族に色んなことを言われ(アドバイスされ)、まだ見ぬ未来に怯えながら子育てしていたように思います。

・出産したら
→「退院後は戦争だよー、ゆっくり寝られるのは入院中の今だけだよー」

・2か月くらいしたら
→「これから夜泣きが始まるよー」

・離乳食始めたら
→「離乳食大変だよー、頑張って作ったものに限って食べてくれないよー」

・喋れるようになってきたら
→「イヤイヤ期が始まるよー」

などなど。
基本的には大変なことを、前もって教えてくれる方が私の周りには多かったように思います。先輩ママのアドバイスによって、ある程度の心構えができるのはありがたかったです。
子供が生まれてから、あっという間に終わる一日、嵐のように去っていく月日。ある時、ふと立ち止まると気づいたことがありました。

「あれ?うちの子イヤイヤ期、無かった!?」


そう、我が子は3人ともイヤイヤ期がなかったのです。
子育てしていて思うことは、本当に正解がない、マニュアルがないということ。
子供の個性、性格、親の育て方、家庭環境、関わる友達や人間関係それぞれがみんな違うのだから、一人一人は違って当たり前ですよね。

ちなみに我が子は喋るのがめちゃくちゃ早かったです。1歳6か月の頃には単語どころか普通に2語、3語続けて喋っていました。
印象に残っているのは私の妹が1歳半年記念にくれたクレヨンを
「(絵を描きながら)●●ちゃんくれたね、え、じょうずだねー」と話していました。絵が上手にかけてうれしい様子を伝えたかったのだと思います。

長女の子育て中に思ったことがありました。
イヤイヤ期って
喋り始めた子供が自分の気持ちを”あーでもない、こーでもない”と伝えたい→けれども単語不足で伝わらない
→だから言いやすい発音”イヤ(NO!)、イヤ(YES!)”で表現
こうやって意思表示しているんだろうな、って。
まるで海外で全く英語が喋れない日本人みたいに(笑)イエス!orノー!

子供のことをよく見て
今、何を欲しているか大人が察する
→これのことが言いたいのかな、と単語を投げかける
→思いが通じる、(嬉しい!)子供はその単語を覚えていく
→子供と意思疎通ができるようになる
→お互いストレスなくコミュニケーションが取れるようになっていく

私は結婚して子供を授かってからは、ありがたいことにずっと専業主婦でしたので時間に追われることもなく、ただただ子供と向き合う日々。お喋り相手もいないので、ずーっと娘に話しかけていました。早く親子でお喋りできる日が来てほしいな~なんて思っていました。
ほんの束の間でしたが。
2歳を迎えたあたりから喋る喋る!笑笑

子供って寝る前の布団の中でめちゃくちゃ喋りますよね?
我が子も同じくで、いや、それ以上にずーーーーーーーっと喋ってる。
寝付かせたいのに寝ないもんだから、最後は「早く寝なさい!!」って叱って泣かせて、泣き疲れてそれからやっと寝る、がルーティーン化している時期がありました。。泣 
今となってはそんな遠い日も良き思い出ですが、当時は連日のことに相当凹んでいました。

子育てしてる人ってみんな時間なくて忙しくて大変。
それぞれの環境があるんだから、他人ができて自分にできないこと、他人がうらやましいこと、自分だけなんでと思うこと、いろんな感情が湧き上がると思います。ちなみに私の当時のなんでは

❶夫の帰りが平日は終電ばかりで、子供三人ワンオペ育児だったこと
❷近くに住む実家の両親が共働きで忙しく子供を預けてどこかへ息抜き、ができなかったこと

などです。贅沢な悩みですよねw
今思えば、どちらも家族のために働いてくれていたおかげで、私は何不自由なく専業主婦がやれていたんですけどね。
その当時は周りの話を聞いていいな、羨ましいな、と思うことが沢山ありました。

今はこんな時代だからネットやSNSで、情報が溢れてますます周りがキラキラ見えますよね。でもだからこそ、同じような境遇の人の話を読んだり、誰かに話を聞いてもらうだけでもまた明日から頑張ろう、と思えるかもしれませんね。

私の子育てにあるある!と共感したり、ないない!けどそういう子育てもあるんだ、って思って読んでいただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

初めての3人ショット嬉しかったな。
それから半年後。末っ子は早々に1人でミルク飲めます。
それから2年後くらい。大きくなりました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?