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タイムスリップする方法

こんにちは、うっちです。

今回お伝えするのは、
自己啓発的ライフハックとでも言いましょうか、
僕が自分のコンプレックスゆえに求めてきた、
時間管理術なやつです。

僕は昔から、頭の回転が遅く、
しゃべるのも遅く、動作も遅いんですね。

高校くらいまではとくに
気にすることもなかったんですが、
大学に入ってアルバイトを
するようになると、

「お前はトロいんだよ!」

と言われることが結構あって、

「ああ、自分は他の人より遅いんだ」

と痛感するようになりました。

社会に出てからはなおさらで、
自分の遅さで周りに迷惑を
かけることが辛かったです。

だからずっと、

「速くなりたい!」

と思ってました。

動作自体を速くするのは簡単です。
運動神経は悪くなかったので、
ただ速く動けばいいだけです。

でも問題は、やっぱり頭です。
速く動いたところで、
頭の速度が体の速度に
追いつかなければ、
結局意味がないわけです。

『暗殺教室』というマンガには、
マッハ20の速度で動ける
「殺せんせー」が出てきますが、
彼の場合はまさに、頭も高速です。

マッハ20の速度で、
クラス全員に同時並行で
個別指導をしたりしてます。

頭の速度が体の速度にちゃんと
ついていってるんですよね。

まあこれはマンガの話ですので、
さすがにマッハ20は無理にしても、
頭の速度を2倍とか3倍にすることは
どうやらできるんですね。

速さと時間と距離が相関関係にあることは
小学校3年生くらいで習った通りです。

要は、体と頭の速度を2倍にすれば、
目的地までの時間は半分になりますので、
相対的に自分の持ち時間が2倍になります。

で、先ほども言った通り、
体を倍速にするのは簡単です。
急げばいいだけです。
誰でも倍速ぐらいはできますよね。

積み下ろしみたいな単純作業であれば、
がんばれば半分の時間で
終わらせることはできるはずです。
必要なのは気合いとカロリーくらいです。

でも頭脳労働とかクリエイティブな
作業の場合はそうはいきません。
頭の速度というのは、
意識しても急に速くはできないんですね。

なぜかというと、脳は回路だからです。
流れる電気の量が決まっています。
普段使っている量に応じてしか流れてないんですね。

なので
この量を多くしなきゃいけないんですが、
そのためには回路を太くする必要があります。
1車線の道路を2車線に広げるイメージです。

2車線にするためには、
車をいっぱい走らせないといけません。

「あ、ここは1車線じゃきついんだな」

と脳に認識させて、
拡張工事をさせるんです。

なので、普段から鍛えておく必要があります。
筋トレみたいなものですね。


具体的には、「速聴」がおすすめです。
「速読」もいいですが、
速読の場合は眼筋も
鍛えなきゃいけなかったりで大変だし、
速聴より疲れます。
そして目が悪い人には向きません。

僕もある程度の速読はできますが、
だんぜん速聴の方が良いと感じます。

まあ速聴も耳が悪い人には向きませんが、
僕の場合は目が悪くて耳は良いので、
速聴を好んで生活に取り入れています。

好きなオーディオプログラムなどを
iTunesに入れて、
2倍速〜4倍速で聴いています。

初めてのものは2倍、
何度も聴いて内容を
覚えているものは4倍です。

速度を変更するアプリは
App Storeなどで探せば出てきます。

あと電子書籍なんかを、
Siriに高速で読み上げてもらうのも
良いですね。

まさにこの文章だって
読み上げてもらえますよね。

最近はSiriの読み間違いも
だいぶ減ってきてますので、
わりと快適に聴けると思います。

YouTubeを見るときは、
だいたい3倍速です。
字幕が出たり、人の身振り手振りも見れると、
耳だけよりも情報が多いので、
初見でもだいたい3倍で理解できます。

YouTubeの標準機能で
2倍までは変更できますが、
それ以上の速度にするには、
Google Chromeの拡張機能を使います。

「YouTube 速度変更」などで
検索するとたくさん出てきます。

僕の場合は、
動画でも初見で4倍は無理です。
理解できなくて何度も
見なきゃいけなくなりますので、
コスパが悪くなってしまいます。

なのでまあ3倍くらいが妥協点です。
もともとトロかった僕が、
人と同じかちょっと速いくらいまでには
なったんじゃないかと思います。

このトレーニングをすることで、
1時間かかるはずのものを20分で理解できますし、
理解できなかったらもう一回見ても40分です。

最近はアマゾンプライムの動画を
高速で見まくってますが、
だいたい映画だと2.5〜3.5倍速、
アニメだと3〜5倍速です。

3倍速なら映画でも30分とか40分とかですので、
「2時間も費やしてしまった・・」
という罪悪感にも苛まれません。

初めは難しいですが、
回路が太くなって思考のスピードが上がると、
どんどんついていけるようになります。

すると、実際に人と会話するときに、
とてもスローに感じたりします。
これが、頭の速度が上がった状態です。

人と話をしながら別のことを
考えることができるようになりますし、
同時に2人の人の話を聞くことも
できるようになります。

体の2倍速にもついていけるようになりますし、
体は標準速で頭だけ2倍速にすれば、
作業しながら二度、頭で確認することもできます。
すると仕事でのミスも減ります。

上司の言っていることを先回りで理解して、
回答をリアルタイムでじっくり考えてから
答えることもできます。

これってタイムスリップですよね。
思考が現実の速度を超えると、
ちょっと先の未来が見えるようになります。

頭の中で過去へのタイムスリップは
いつでもできると思いますが、
未来にタイムスリップできる人は
なかなかいないんですよね。

物理世界では、現代のテクノロジーでは
タイムスリップはできないと言われたりもしますが、
頭の中の抽象世界でなら、いつでもできるんだと
僕は考えています。

ちょっと先の未来なら
多くの人が読めるかもしれませんが、
例えばソフトバンクの孫さんは、
たしか30年以上も前の時点ですでに、
コンピュータが人間の脳を凌駕することを
自分で計算していたそうです。

完全にタイムスリップしてますやんw

まあそれはぶっ飛んだ例ですが、
2倍速くらいならできそうですよね?

速度が2倍になれば、
道のりにかかる時間は半分ですので、
相対的に他の人の倍の時間を
生きることができます。

この状態で10年生きれば、
普通の人の20年分を生きたことになります。

上の年齢の人達とも
遜色なく会話することが
できるようになります。

というように、メリットが多いですので、
ぜひ取り入れてみてください♫

ちなみに、体を倍速にする時に
使うのは気合いとカロリーでしたが、
頭を倍速にする時に使うのはブドウ糖ですよ◎




(独自コミュニティでの過去の記事より)

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