あたし大卒やけどね仕事をもらわれへんのや

中島みゆき「ファイト！」の一節をオマージュというかパクったタイトルです。
元ネタは「中卒を理由にまともな仕事を任せられないという陰口を聞いてしまい悔しかった」というラジオ投稿で時代は昭和です。

以前「どうせ病むなら社会人になってからがマシ」という記事をポストしました。

詳細は当該記事を参照いただくとして、かいつまんで説明すると「高校生でパニック障害を発症し日常生活に著しい制限を受ける事になった、社会に出る前に発症した事でその後のキャリア形成に深刻な影響が出た」という内容です。

大変ありがたいことに親族の支援を受けて大学を卒業することが出来ました。
とても恵まれていることです。
ただ大学卒業から数年経過しても一向に寛解せず、まともなキャリア形成が出来ず、30代になった現在もひとつの職場に3年勤めた経験は未だありません。
即戦力にならない障害持ちの30代を雇ってくれる企業はなかなかないですから仕方ないんですけどね。

だから「あたし大卒やけどね仕事をもらわれへんのや」と震える手でタイピングしています。

健康な私は中学生で終わってしまったので、まともな健康状態に関しては「中卒」です。

悔しい気持ちになった時に聴く曲のひとつです。
時代も状況も違っても、自分ではどうにも出来ない状況で望んでいても仕事にありつけない人はいます。

いつかそこで悔しい思いをする人がいない社会になったらいいな。あわよくば自分がその担い手になれたらもっといいな。

そんな長い独り言でした。最近しんどいことばっかりなもんで。
どうでもいいけどこういう状態は「エモ」より「センチ」の方がしっくり来るな。