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サーフタウンMANLY 2006~2012

2006年にオーストラリアのシドニー北部 MANLY
という観光地に移住してきてから、あっという間に6年が経ちました!

ほとんどの時間を仕事にしか費やしていませんが、そんなワーカホリックな状況下で僕の心を癒してくれたのはMANLYの綺麗な青い海です。

シドニー中心部のすぐそばにサーキュラキーという港があり、
そこから30分ほど船に乗ると小さな観光地の港に接岸します。

おおよそ300度ほどを海に囲まれているまるで島のような土地ですので、海好きな人には外洋でも内海でも両方のアクティビティが楽しめます。

意外と都市部に近い割には国立公園に囲まれていてたくさんの自然が残っているので生活していてとても気持ちの良い土地。

ハワイアンのデュークカハナモクがオーストラリアで初めてサーフィン
をしたというフレッシュウォータービーチが隣にある土地柄、
老舗のサーフボードファクトリーが多数点在していて、
オーストラリアの中でもかなり 歴史のあるサーフタウン。

日課となったモーニングSURFで、太陽の光と潮水を浴びると
身体中のエネルギーが一気に充満していくのが分かります。

前日、10時間にも及ぶ立ち仕事をして足が棒のように痛くても、
かなりの深酒でいくら眠くても、

潮に浸りたい!浮かびたい!と考えるだけで不思議とパッと起きれるので、身体が自然に海と太陽のエネルギーを欲しているなんだと実感します。。。

腫れぼったい目、さく裂した寝ぐせのままサーフボードを抱えて
ビーチ前の小さな横断歩道を渡ります。

太陽の反射したキラキラした波をチェックしながら短い階段を降りて
少しひんやりとした砂浜を波打ち際まで歩きます。

半分寝ぼけたままリーシュコードをつけ、波打ち際に砂を巻き
水辺の精霊たちに挨拶をして足先からゆっくり入水。

サーフボードに腹ばいになり、ひと波かぶった瞬間から
脳みそがシャキッと目覚める感覚が最高です。。

マンリー、バウアー、クイーンズクリフ、
すべての海と創造主に手を合わせて心からの感謝を伝えます。。。

雲一つない真っ青な空の下、腰〜腹 ゆるい OFFSHORE、
1セクションをリラックスして気持ち良く抜けられたら、
1日中、頭の中でその波との映像を無限ループして笑顔になれます

朝からオンショアの風が吹く日には、いくつか点在している湾内側の
小さなビーチで泳ぎます。

こういった感じの生活が続くと、自然と優先順位が
【海に入る事】や【良い波に乗る事】になるので、
日本にいた頃にあった変な物欲が限りなく薄れていきます。

その代わりサーフボードやウェットスーツは色々と欲しい、、 笑

休日で予定のない日は、一気に5時間くらい浸ることもあれば、
2ラウンド、3ラウンドに分けて入水することもあります。
腹が減ると海から上がって飯を食べ、少し休憩したり仮眠をとり、
またすぐに海に入ってを繰り返します。

マンリーには美味しいタイ料理屋が何件かあり
海上がりには汁系の麺がとても恋しくなるのでラクサをよく食べてます。
時々、バイクで20分ほど走って日本人が経営しているラーメン屋や
蕎麦屋まで行くこともあります。

サーフビーチまで徒歩2分という恵まれた環境下で波乗りさせてもらえている経験から得たことは、あまりガツガツせずゆっくりと力を抜き、
呼吸を整えながら出会った波とシンクロするサーフスタイルと、
そんな波にシンクロできる様々な種類のサーフボードを発見することが
出来た
という事があります。

一時は5ft台の短めの板も試したりもしましたが、
個人的には7’6以上の長めの板で波のボトムからトップ全てを使い、
なるべく大きなラインを描くライディングが好みという事で今のところ
落ち着いています。

長いレールをセットしトリム、ダウンザラインのスピードを味わいながら
クラッシックにカットバック、引き算のクラッシックスタイル
理想としては、力の抜けたあまり欲を感じさせない笑顔でやるサーフィン
を目指して波とシンクロしていけたら最高です。。。

歴史ある MANLY という土地でサーフィンさせてもらえていること、
それから全ての事象に感謝っ、、
いつも気持ちよくさせてくれてありがとうございます。。。

HAPPY DAYS

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