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身体操作セミナーにゲスト参加します

8月25日にキシタカさんが開催する身体操作に関するセミナーにゲストとして参加することが決まりした。

限定10名で残り何枠あるのかは不明なので、気になる方はキシタカさんまでお問い合わせください。

身体操作については当 note でも何回か言及しており、メンバーシップ用の掲示板だと過去に Trick or Mind で行っていた身体操作研究会の議事録も貼っているのですが、身体操作とは結局なんぞや…みたいな人も少なくないかと思います。

また、キシタカさんはシステマをはじめとする武術的なバックボーンをベースとした身体操作から催眠誘導へと繋げる工夫をここ1年くらい独自に行っていて、我々と近い研究をしているようで実は根本的な考え方に差がある可能性があります。

この辺の詳しい対比等は25日で言及する…かは不明ですが、振られたらたしようと思っていますし、とりあえず今回の記事は25日に向けて自分の思考を整理する目的も兼ねています。


身体操作について

そもそも身体操作という単語を使い始めた、あるいは広まるきっかけとなったのは恐らく甲野善紀氏からであり、当研究会の Yuya 氏もその影響を受けていたりします。

更にいうなら、今回セミナーを主催しているキシタカさんも、甲野氏のアシスタント(だっけな?)をしていた時期があるそうで、ある意味で身体操作の本流を汲んでいると言えるかもしれません。

身体操作とは

まず前提として、個人的な見解であることに注意してください。

「自分の身体を操作する」

これが身体操作の最も端的な説明になると思います。

最近はパフォーマンスとして身体操作を用いることがある、或いは身体操作によるものだと説明する人がいるため、「相手の身体を操作する」イメージを持っている人がいそうですが、あくまでも身体操作は「自身の身体を操作する」ことが主幹であり、その結果として相手の身体に影響を及ぼしていると見るのが妥当だと思います。

とまぁ、ここまで書いてから気がついたのですが、身体操作に関する投稿を過去に既にしていました…(ぉぃ

ということで(?)、今回は過去の記事に関する追加要素みたいな内容にします。

まず、以前の記事で、身体操作のデメリットとして催眠誘導との相性が良くないことを挙げていますが、その辺ももう少し掘り下げて行きたいと思います。

その前に…

25日のセミナーではキシタカさんが催眠誘導との相性問題をどう解決しているのかを聞けるかも知れないので、その辺が期待ポイントの1つになりそうです。

なお、個人的には、まだ見たことのない演武的な身体操作の見せ方を期待していますし、恐らく私の周辺の人や読者は、催眠を絡めるよりも純粋な身体操作に対する需要の方が高いんじゃないかなと。

私のイメージとして、周辺の人はそもそも催眠誘導の手法に困っていない人が多く、その上でより効率の良い方法を求める傾向があると考えられるため、よりピュアな催眠に見える手法を好んでいるか、理論的に最大効率になる手法を知りたい人が多いと思っています。

そういう意味では身体操作を誘導に組み込むのは、ある種のリスク(後述)を含んでいますし、敢えて身体操作を学びたいって人は、恐らく、私と同じで純粋に身体操作を1つの芸として覚えたい人だと推測しています。

催眠と切り離した芸として身体操作を運用するメリットについては以前の記事を見ていただくとして、既に述べたように催眠と身体操作の相性が悪いと感じる理由について掘り下げて行きます。

ちなみに、私は催眠誘導がまだ安定していない人、歴の浅い人が身体操作を利用するのはある面において効率的だと思っていますし、催眠に対する解像度や考え方によって身体操作との相性の良し悪しの感じ方は変わるとも考えています。

なので、いつものことですが、あくまでも私個人の意見として続きを読んでください。

催眠と身体操作の範囲問題:

以前の投稿でも言及していることですが…

催眠誘導が起こる人と身体操作の影響を受けやすい人は微妙に異なります。これは催眠と身体操作を組み合わせるデメリットの1つであり、且つ身体操作を単独で行うメリットであるとも考えています。

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