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マジック・メンタリズムに少しでも関連する情報を、オカルティズムや都市伝説、身体操作なども含めて発信しています。 マガジンに掲載される記事と期間については各投稿者の裁量によります… もっと読む
複数名の投稿者が各自得意な分野、興味のある分野について投稿します。それぞれが月に最低1本は投稿する… もっと詳しく
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記事一覧

催眠パフォーマンスにおける目標と戦略

マジックマーケット2024春に出そうと考えている『はじめて以前の催眠術(仮題)』に載せようと思っている内容です。 内容的に note で公開した記事やセミナーの範囲を超えたくないと考えていたわけですが、逆に note で出してしまえば良いのでは?というバカな思いつきでこの記事を書いています。 ということで、催眠パフォーマンスにおける目標設定についての話となります。 イメージとしてはステージよりは、カジュアルな場で1〜5名くらいの個人や少人数グループを相手にしている想定で

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Jazz-Mentalism のスモール・アイディア

David Humphrey の Jazz-Mentalism に関する小ネタです (タイトルはスモール・アイディアって言いたかっただけ) Jazz-Mentalism そのものの解説は全く無いため、Jazz-Mentalism の構造をしっかり把握している方向けで、メンバーシップのメンバー及びマガジン購読者のほとんどは恐らく知っているであろう、という前提で進めていきます。 なお、以前投稿した ESP カードとは一部内容は重複しますが、基本的には別のアプローチです ラッ

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現象をゆるく考察する(2)

前回から引き続きで、下記の2番目以降の内容となります 現象から考えるマジックと催眠の相性 良い現象の条件 現象のバランス ここで言う現象とはマジック・メンタリズム・催眠術などが該当します ※ あくまでも個人の意見や感想であるため、参考になるかは不明です(いつものことか…) 良い現象の条件基本的には次の2つの要素がベースであり、この強弱と組み合わせによって良い現象と呼べそうなものが作られると考えています

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現象を緩く考察する(1)

今回テーマは次の3つ…の予定だったのですが、予想以上に1つ目が長すぎたので記事を分けます… 現象から考えるマジックと催眠の相性 良い現象の条件 現象のバランス 以前からマジックと催眠の相性は原理的に悪いと主張しているわけですが、部分的に例外もあるため今回はそこをもう少し考察しています。 最近のホッピング環境において、自分で演じたもの、或いは他のマジシャンが演じているのを見て、良い現象の条件について緩く考えてみました。1つ目と一見関係なさそうに見えますが、マジックと催

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催眠誘導の速度の話

伝わる言葉で伝えましょうと同じくらい重要だと感じているのが催眠誘導の速度です。 テンポやリズムとかも今回は速度に含めています。 何を当たり前のことを…と思う方は読む必要はありませんが…もし以下の状況に心当たりがあれば役に立つ可能性が僅か(?)にあります 催眠感受性が高い(と思われる)対象に誘導がうまくいかない 説明など最初の段階でなんとなくダレて、対象の集中が途切れたように感じる ステップをどこまで省略して良いかわからない 催眠感受性が非常に高く、ほとんど誰がやっ

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最近のクロース・アップ・メンタル・ルーティン

最近ホッピングの場で主にやっているメンタル系のルーティンについて簡単に紹介します。 以前にも述べていますが、現ホッピング環境は以下の特徴があります 店内が暗い BGMが比較的大きい 余興に関して特に時間制限等がない 元々メンタル系がある程度やりやすい環境ではあったものの、実演の都合的にコイン・マジックやカード・マジック等を混ぜることもあったわけですが、ここ最近は「ガチのメンタリスト」とか「メンタリズムの人」と紹介されてから入ることが多く、必然的にメンタル系に極振りを

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メンタリズム・ショーをやりました

11月からほぼ月1回くらいのペースでまともな実演をする機会がある気がしますし、3月も何かやれると良いですね(他人事) 今回は研究発表会の様なやりたい放題の会ではなく、一般のお客さんを相手にエンタメ的パッケージとしてのメンタリズム・ショーを行いました。 ただ、場所がやや特殊だったり、客席の配置が変形パーラースタイルだったりと、普通の環境とは言い難いのですが、個人的には比較的やりやすい状況だったと言えます。 ということで、実演した内容についてセルフ・コメント的なことをやりま

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新しい名刺のデザインとルーティン

少し前から名刺のデザインを改め、幾つかのルーティンや小ネタに使えるようにしています。 新旧で共通の仕様:以前から使っていたものと共通している仕様が1つだけあります。 表面:黒ベース 裏面:白ベース 名刺の裏は何か書けるように白ベースにしており、透け防止に表面を黒ベースにしています。 あとは、Desire をやりやすいような加工や、バーンスタインがやっているような加工を施すわけですが、その辺は後からできることなので仕様とは言えませんね。 いずれにせよ、新旧どちらもル

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"Tarot Psychometry "を実演した感想

以前に自サイトの会員向けにレビューを書いていたもので、少し前の研究発表会で実演したのもあり、改めて思うことなどをシェアします。 なお、毎度のことですがレビューであり、解説は行っていません。 詳しく知りたい方は下記に販売元のリンクを張っておきますので、そちらを御覧ください Tarot Psychometry現象を説明するのが面倒なので、商品紹介ページから引用します(ぉぃ) これだけだと現象が分かりにくいので、まとめると…

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研究発表会でやったこととか

ショーではなく研究発表会だから…を言い訳に、我々がやりたい放題やる企画だったので、特に反省すべきことはないのですが(ぉぃ)、とりあえず感想を記しておこうかなと。 研究発表会一貫したテーマのあるショーではなく、事前に「見たい」と聞いていたネタを盛り込んだ結果、現象の整合性があまり取れていなかったように思います。 一応、無理やりこじつけることで接続はしていましたが、マインドセット的にフワッとしており、なんとなく歯切れが悪かった印象を与えてしまったかも知れません。 「発表会」

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"Rock Paper Lies Plus" について

最近少し実演する機会があったため、軽く感想的なのを書きます (今まで名前を挙げてた割にレビューは書いてなかったはず) 実演を見たいって人が何人かいますし、1月28日の研究発表会という名の自主公演で実演する可能性もあります。 なお、いつもの如く特に種明かしとかはしません。 Rock Paper Lies Plus"Rock Paper Lies" に他の人のアイディアなどが追加されたことで "Plus" とついています。 もし、"Rock Paper Lies" を持っ

"FOLIE A DEUX"の簡易レビュー

1月の自主公演か2月の某サロンで実演を考えているルーティンの1つであり、ブログの方でおおよそ6年前にも簡易レビューを書いていますが、そちらは現在非公開であるため、こっちで改めて簡易的なレビューを出しておきます。 ちなみに、環境的な制約により、2月の某サロンの方が実演する可能性は高いです。ただ、2月は持ち時間が多くないため、この現象の優先度はちょっと低めですし、内容的にも研究発表会という名の自主公演向けではあります。 今年は何度か研究発表会をやる予定があるため、1月2月でや

2023年を振り返って

2023年の活動等を軽く振ります。 1月:本業がやや忙し目 2月:加賀谷旅館に宿泊 3月:アプリ開発、某声優に呼ばれチャンネル出演 4月:お嬢様マジシャンと初対面 5月:催眠レクチャー作成、マジケ春参戦、初めまして多数 6月:引き続き初めまして多数、初シーシャ 7月:相沢沙呼先生に呼び出しを喰らう 8月:初セミナー開催 9月:マジックショーを観る 10月:第2回セミナー 11月:マジケ秋、MEMENTO MORI 発表、アプリ開発 12月:クラブでホッピング ざっと振り返

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味覚変化について緩く考える

催眠現象で味覚を変化するものがあります。 過去に出したレクチャーなどでも「味覚変化は簡単だよ」って話はよくしていますが、それをもう少しだけ深掘りする感じです。 なお、今回は緩めの考察なので、裏どりはそこまでしっかりしていません。 ちなみに、これもあちこちで言っていますが、味覚変化も催眠の文脈を必要としない現象の1つであり、擬似催眠現象と呼べなくもない手法も存在します。 味覚変化現象大きく以下の4種類に分けることができます 味の濃淡が変わる 無味の物から味を感じる、

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