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【コラム】UKロックとの出会い

みなさん、ごきげんよう。

私の名前はぴよむにだ

UKロック。それは皮肉の肉塊。

UKロック。それは音楽という名の絵画アート

ぴよむにだとUKロックの出会いはかれこれ12年ほど前。

当時の私はすでに様々な音楽に触れていたが、さらなる刺激が欲しかった。

YouTubeが開設して5年ほど経ち、世間にYouTuberなる言葉が出始めた頃の話。

現在のように広告はなく、関連動画も適当ではなく本当に関連した内容の動画がずらりと並べられるシステムだった。

なんの動画から見始めたのか忘れてしまったが、おそらくRadioheadと検索したと思う。

(個人的にあまり邦楽・洋楽とは言いたくないが)所謂洋楽というものを聴いてみたくなったのだ。

とてもメカニカルな名前だったので、どのような音楽をしているバンドなのか検討もつかなかったが、実際に聴いてみると想像をいい意味で裏切られた。

Just」なんかはゴリゴリのオルタナティヴ・ロックだった。

しかし、中期になるにつれてエレクトロ味を増してゆく。

私はとりあえず、オルタナティヴ・ロックというものが好きだと直感し、関連動画を漁ってみた。

すると、その中に異彩を放つサムネイルを見た。

白黒で、防犯カメラのような不気味な風景。

怖いもの見たさで携帯(当時はガラケー)のボタンを押してみた。

動画を開いた瞬間、耳をつんざくようなツインギターの音

動画のタイトルは「Helicopter / Bloc Party」。

本当にヘリコプターが上空を横切るような音が、ギターで表現されていた。

続く乾いたテレキャスターの音。

性急なドラムとVo. ケリーの甲高くも野太い声。

私の求める音楽が、そこにはあった。

気がつくと、携帯を握りしめて何回も聴いていた。

こんな物凄い音楽がこの世に存在するのか…。

稲妻のような衝撃と興奮は覚め止まず、程なくしてテレキャスターを買った。

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