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”お金の大学”を読んで

読んだ理由

日本経済の成長が鈍化し、明らかに時代遅れの国になっている。そんな中で、これまで通り国に頼った生活ではなく、自立した生活を送るために、お金を”貯める”から”増やす”方法を知りたくなった。

概要

・お金を①貯める、②稼ぐ、③増やす、④守る、⑤使うの観点で、どのようにしたら、経済的な自由が手に入るかを説明
・①~⑤のそれぞれに対して、改善できる点を紹介

興味

①貯めるー固定費を見直す

⇒保険の基本は、「低確率でも、起きたら大損失」になるものに備えるために入る。「低確率、低損失」や「高確率低損失」であれば、貯金で賄ったほうがよい。
 その観点だと、入るべき保険は”生命保険”、”火災保険”、”自動車保険”のみ

③増やすー投資

⇒生活防衛資金は、生活費6か月分(※会社員)程度あればよいので、その他は投資に回しても大丈夫。あとは社会保障でなんとか食いつなげる
 投資商品は、株・債権・不動産・コモディティ・預金などがあるが、リスクとリターンを理解し、投資先を決定すべき。

④守るー保険商品

⇒外貨積み立て保険などぼったくり商品があるため注意が必要。手数料を考えたら、自分で同じ投資先に投資したほうが運用益が良い。

感想

すでに実践している内容や知っている内容がほとんどあったが、網羅的に書かれており、辞書的に使える本はこれ以外に見たことがない。自分の資産に関して、上記の5観点に対して再考し、再調査する機会を与えてくれる。
特に保険や株に関しては、もう少し理解しないといけなかったなと思わせてくれる一冊だった。
この本のなによりも特徴は、より詳細な解説を以下に示すサイトで紹介してくれるため、自分の資産形成に対し長く付き合えそう。

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