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”紙1枚勉強法”を読んで

読んだ理由 

今年は資格・検定試験をいくつか受けるため、いい勉強法を知りたくなった。これまでは、「資格や検定を取ること」よりも、「資格や検定の内容を全部理解すべき」と考えていたものの、社会人にとってはまず「肩書き」が重要で、その後実力をつけたほうがよいと学び、最短で合格できる道を探している。
 そして、転職を考えている現在では、今の会社の実績よりも資格のほうが自分の能力をアピールするのに楽かもしれないと思っている。

概要

・「参考書を読んで、問題集を解く」というやり方では、時間がかかる
・「問題集を読んで、参考書で理解を深める」方が効率的
・資格試験は暗記問題が多いため、「忘れさせない」ことが重要

興味

問題集から始めれば、試験に必要な知識と、試験の傾向が見えてくる

⇒参考書から読んで理解しても、試験でどうやって出題されるかがわからないと試験で役立たない。”合格”することが最優先。
 問題集の解説を読めば、必要な知識を得ることができ、さらに参考書を読むことで、その理解を深めることができる。

問題集で周辺知識を身に着ける

⇒問題集の解答を読んで、疑問に思うことや知らないことを参考書を使って調べていけば、周辺知識が身につく。周辺知識を問題集の解答に書き足せば、次回問題を解いたときに得られる知識が増える。
 参考書ではなく、問題集から知識を深堀りすることで、”合格するために必要な知識”が得られていく。

問題集は見開きの中に、問題と解答(解説)のあるものがいい

⇒今回の勉強法は、問題集を中心に勉強するため、問題と解答を容易に見比べられるほうがいい。何度もページをめくるのは手間でしかない。
 問題集と参考書は1冊あればよい。もしそれだけで合格できない問題集・参考書であれば、淘汰されて売れなくなっている。買い足すのではなく、深く理解していけば、目標としている”合格”はできる。

忘れさせないことが重要

⇒暗記の多い資格試験では、計画的に思い出して、忘れさせないことに重きをおくべき。
 前日覚えた部分を翌日に復習して、そして記憶が定着できたら、復習の間隔を長くしていく。その復習は、計画表を作成して、しっかり管理する。
 ※この計画表は以下の記事に記載されています。

感想

 この本を参考にして勉強したが、いつもの参考書を読んで、問題集を解くという方法に比べ、かなり効率的に学べたと思う。おかげで資格試験にも合格できた。
 ”合格”だけが重要であるので、時間のない社会人にとっては、がむしゃらにやるのは非効率であることに気が付いた。
 社会人向けの勉強法の本はたくさん出ているのに、なぜか小学校~高校までの間に勉強法を教わったことがなかった。学ぶことがどんどん増えている子どもたちこそ、勉強法についてしっかりと教えてもらうべきではないかと思う。


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