無痛分娩レポート①病院選び編
無痛分娩
実際に経験した人が身近にいなかったり、いたとしても直接聞けないこともあると思うので、noteに私の体験談をまとめてみました
記事を時期ごとに分けて分娩後の経過までを記録しています
私は医療関係者では無いので、無痛分娩に関する知識をこと細かに解説することはありませんので、その点を期待される方はすみません
専門的な内容なので各病院の説明ページをご参照いただくのが良いかと思います
それでは体験記すたーと
まずは病院選び編から!
無痛分娩を希望する場合は妊娠発覚以降速やかに該当病院へ分娩予約をする必要がありました
私の場合は6週と5日で胎嚢・子宮内妊娠・心拍確認ができ、妊娠8週には希望する病院へ予約をしました
予約方法は提携のクリニックからのFAX(!!!)
妊娠しているかどうかを検査するクリニックを選ぶ際に、妊娠期間中セミオープンシステムを活用しながら希望する病院で分娩できるかどうかを事前に見ておくとスムーズです
ちなみ「セミオープンシステムとは、分娩は総合病院だけれども、妊婦健診は近くのクリニックで受診するというものです
詳細はこちら
私は以下3点からセミオープンシステムを希望しました
1.婦人科の検査をしたことがなかったので、同性の先生に見てほしかった
2.リスクが低いかぎりは健診のための待ち時間を小さくしたかった
3.働いているため土曜健診を希望した
次に、希望する病院は24時間麻酔科医(しかも産科専門)が居て自然陣痛から無痛分娩が対応可能で、自宅からタクシーで向かえる順天堂大学医学部附属順天堂医院さんでした(プライオリティは低いですが、個室を選べるかも希望の1つでした)
後から知りましたが順大さんでは1916年に日本初の無痛分娩を与謝野晶子さんが行ったという記述が残っているそうですよ。思ったより早くないですか?
セミオープンシステムを活用し、実際に順大に通院するようになるのは34週以降ですが、20週のタイミングで超音波スクリーニングを受けに順大へ足を運びました
超音波スクリーニングは一般的な超音波検査とは異なり、先天性の外表奇形をチェックするための超音波検査です
クリニックで使っている機械とは全く鮮明度の異なるものでした
例が多いもので言うと口蓋裂/口唇裂
その他手足心臓などの臓器に至るまで
体感的には20分ほどじっくり見てもらえます
何か気になる点がある場合には速やかに小児科と連携し、産後のフォローにあたってくれるそうです
追加料金は無く、区からの超音波健診票で受けることができました
我が家は2人で事前に、産前のスクリーニングテスト(羊水検査等)は行わないと決めていたのですが、結果としてこの超音波スクリーニングは受けることになりました
ちなみに34週以降で病院へ、と書きましたが、もちろん妊婦が高リスクに転じた場合は34週より早い段階で提携の病院に連携されます
私は妊娠発覚時で28歳
既往歴はなく、BMI指数も18.5程度、胎盤もいわゆる通常だったので高リスク妊婦ではありませんでした
しかしながらお腹にいる時に、また産後すぐに自分の子が何かしらの医療ケアが必要な場合に対応できる周産期母子医療センターの役割を担う総合病院が良いと思いました
もちろん私自身の医療費ケアへの期待も含みます
ご自宅から最寄りの周産期母子医療センターを調べたい場合は、各自治体や厚労省のhpを訪問していただければと思います
助産院での分娩を否定したいわけではありません
しかし兄の影響もあって、医療ケアが必要な可能性は誰にでも十分にあり、もし治療できるものならば速やかに病院にかかりたい、というのが出産に関して1番重要だと考えていたので、私は妊娠をするとしても、必ず病院を選びます
病院選びでもう一点
これは私の考慮漏れだつたのですが結果的に問題なく享受できたサービスです
それは民間の臍帯血保管です
我が家は臍帯血保管サービスを民間バンクに依頼したいと思い、事前に調べていました
厚労省が公的臍帯血保管との違いを説明しているページがあるのでご興味ある方はご一読を
民間の中でも厚労省へ事業の届出を行なっている2社が紹介されている項目もあります
我が家は、実績からステムセル研究所がいいなと思っており、実際に順大でもステムセル研究所との連携があったので申し込みを行いました
採取実績のない病院だと、病院とステムセル研究所の間で採取の可否の判断を待たなければいけないので、臍帯血保管がマスト要件の場合は採取実績のある病院を最初から選ぶと良いのではと思います
そのあたりはステムセル研究所へご確認ください
「あの時臍帯血を保管していれば治る可能性があったのに」という後悔だけはしたくなかったので、こどもが成人するまでの期間保管するサービスを契約しました
特に脳性麻痺へのアプローチができたというニュースには涙が出そうなほど
論文は読めていないのですが確か当時新聞にも掲載されたようや記憶があります
記載のとおり、私の病院選びの方針は、最大限最先端の医療の恩恵を受け、母子共にリスクを最小限にすること、といえます
正直里帰り出産は1ミクロンも考えてなかったです
(ごめんねお母さん
最後のも後付けですが
コロナ禍の出産ということで、万が一感染しても病床のある病院であれば入院できる可能性が高かった、というのも病院を選んだ利点です
いかがでしたか?
私が参考にしたホームページの紹介ばかりになってしまいましたが笑
ひとつでも
へーーーとか
はーーーとか
思っていただける部分があったら嬉しいです
次は妊娠編!
息子の昼寝の間に地道に進めます。
Regards,
manami
※掘り下げて欲しいトピックが有ればリクエストください※