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最近の記事

Retail AIが”出展者目線”で分析する「NRF2024」の潮流とは?

「実店舗回帰」のトレンド鮮明に 注目の展示は? 今年のNRFは1月14~1月16日の計3日間開催されました。ブース出展は1000社以上、期間中の来場者は3万5000人にも上ったといいます。小売関係者はもちろん、消費財ブランドやリサーチャー、教育機関の関係者など多種多様なゲストが世界中から訪れました。  全体的にはやはり、「生成AIの活用」が議論の的になっていました。ただ、過去からの変遷を踏まえて見ると、私が最も肌で強く感じ取ったのは、コロナ禍を乗り越えての「実店舗への回帰」

    • 地元福岡の“食”を盛り上げる産学連携プロジェクト

      トライアルグループの中には店舗運営や卸・流通、IoTデバイスの開発を担う部署など様々なセクションがあるが、”食”におけるプロフェッショナルが以前も本ブログで紹介した明治屋だ。店舗の総菜部門を中心に、自社運営のレストランやグロッサリアなど幅広い分野で活躍をしてくれている。 その明治屋と、福岡県にある中村学園大学短期大学部食物栄養学科との共同プロジェクトが立ち上がった。 トライアルを支える食のプロフェッショナル集団・明治屋(前編) トライアルを支える食のプロフェッショナル集団・

      • トライアル×九州大学病院が立ち上げた「ライフケアテックコンソーシアム」とは何か?

        日本では類を見ない新しい研究体制「小売」と「医療」という組み合わせを、不思議に思う方も多いかもしれません。実際、今回われわれが九州大学病院と設立した「ライフケアテックコンソーシアム」は、日本初の研究体制となります。  実は、九州大学病院との連携は2021年にスタートしていました。トライアルで購入された商品データと、購入者の性・年代データ(個人を特定し得ないデータ)を医学的視点から分析し、属性ごとの生活習慣の推測や、健康上のリスク測定などを実施。病気の超早期発見や健康寿命延伸

        • トライアル×NTTのタッグで「発注業務の自動化」を真っ先にめざす理由

          40兆円強の「ムダ・ムラ・ムリ」を削減 トライアルは小売業に参入した当初から、効率化につながるシステムの開発やムダな業務の削減にこだわってきました。それはお客さまに1円でも安く商品を販売することをめざしているからです。さらに、このムダ・ムラ・ムリの削減によりメーカー・卸、小売、顧客それぞれがメリットを享受できるからです。 日本の小売業・メーカーの経営効率は欧米と比較して非常に低いといわれています。大手企業による寡占化が進んでいる欧米においては、ECR(Efficien

        Retail AIが”出展者目線”で分析する「NRF2024」の潮流とは?

          トライアルグループが「顔認証システム」の開発・導入に本腰を入れる理由

          自社開発の技術があっても他企業と組むべき理由 顔認証システムは、スマートフォンのログオン認証や施設の入退場管理など幅広い分野で活用されている技術ですが、トライアルグループでは買物時の「決済」において活用を進めています。直近では世界でも高いレベルの顔認証技術を有する日本電気(NEC)様とパートナーシップを結びました。今回は、同社との協業に至る背景や、顔認証決済の導入における現状などを述べていきます。 まず前提として、トライアルグループにおける他社とのパートナーシップの考え方

          トライアルグループが「顔認証システム」の開発・導入に本腰を入れる理由

          ④IT小売企業のトライアルグループと、日本有数(現段階45社、目標100社以上)の企業群が、DXの力で福岡をシリコンバレーのようなイノベーション地域に変える。すべての生活(食と健康)をよくして日本を元気にする!

          『トライアルはお客様優先であること』  このようなトライアルの考えを実現するにあたり最も欠かせない存在が「お客様」です。全ての面でお客様が優先であること。これは私たちにとってブレることのない軸です。  そこには生活者一人ひとりの意見が非常に重要になります。そのことを振り返った時に、これまでの日本の仕組みはどうだったでしょうか? 日本の産業はこれまでプロダクション・エコシステムの効率化を図ることで成長してきました。これは製造や生産プロセス全体のことを指す一連の工程や活動のこ

          ④IT小売企業のトライアルグループと、日本有数(現段階45社、目標100社以上)の企業群が、DXの力で福岡をシリコンバレーのようなイノベーション地域に変える。すべての生活(食と健康)をよくして日本を元気にする!

          ③ IT小売企業のトライアルグループと、日本有数(現段階45社、目標100社以上)の企業群が、DXの力で福岡をシリコンバレーのようなイノベーション地域に変える。すべての生活(食と健康)をよくして日本を元気にする!

          ①の記事はこちら ②の記事はこちら 『福岡が日本のイノベーションを牽引するエリアになる」「日本のシリコンバレーになる」と私たちは考えています。』  産学連携を標榜する九州大学があり、何十社という有数の企業が集まり、生活をよくするための商品やサービスの開発をおこなう共創の場になるからです。それが「箱崎を起点」とした博多のベイエリアです。  九州福岡エリアの知の殿堂である九州大学、その跡地である箱崎に多くの日本企業(仲間)が集い、九州福岡でイノベーションエリアが形成される

          ③ IT小売企業のトライアルグループと、日本有数(現段階45社、目標100社以上)の企業群が、DXの力で福岡をシリコンバレーのようなイノベーション地域に変える。すべての生活(食と健康)をよくして日本を元気にする!

          ②IT小売企業のトライアルグループと、日本有数(現段階45社、目標100社以上)の企業群が、DXの力で福岡をシリコンバレーのようなイノベーション地域に変える。すべての生活(食と健康)をよくして日本を元気にする!

          ①の記事はこちら 「トライアルは”世界の誰もが「豊かさ」を享受できる社会をつくる。“ために活動しています。」  トライアルは『世界の誰もが「豊かさ」を享受できる社会をつくる。』というパーパスを掲げており、従来の小売業の枠組みを超えてお客さまの生活に「豊かさ」を届けることを目指しています。  トライアルが持つ小売りの知見やIT技術が皆様のお買い物のシーンだけでなく、より広い意味での価値提供に繋げることを考えたときに「接点を増やすこと」が重要ということに気づきました。「生活

          ②IT小売企業のトライアルグループと、日本有数(現段階45社、目標100社以上)の企業群が、DXの力で福岡をシリコンバレーのようなイノベーション地域に変える。すべての生活(食と健康)をよくして日本を元気にする!

          ①IT小売企業のトライアルグループと、日本有数(現段階45社、目標100社以上)の企業群が、DXの力で福岡をシリコンバレーのようなイノベーション地域に変える。すべての生活(食と健康)をよくして日本を元気にする!

          IT小売企業のトライアルグループ(注1)と、日本有数(注2)(現段階45社、目標100社以上)の企業群が、DXの力で福岡をシリコンバレー(注3)のようなイノベーション地域に変える。すべての生活(食と健康)(注4)をよくして日本を元気にする! 注1:『世界の誰もが「豊かさ」を享受できる社会をつくる。』というパーパス(事業目的)を実現するために、ITの力で小売流通産業の効率化(流通産業にある43兆円のムダムラムリをなくす努力)と進化を進めてきました。  全国に展開する約300の

          ①IT小売企業のトライアルグループと、日本有数(現段階45社、目標100社以上)の企業群が、DXの力で福岡をシリコンバレーのようなイノベーション地域に変える。すべての生活(食と健康)をよくして日本を元気にする!

          生成AIは小売をどう変えるか?トライアル流・新しいテクノロジーとの向き合い方(後編)

          前編ではそもそも現在流通業がどのような環境に置かれているか、またそれに対してトライアルがどういった姿勢で課題に取り組んできたかを紹介した。後編では「生成AIは小売をどう変えるか?」の本筋となる生成AIへの向き合い方について、各章になぞって触れていく。 前編の記事はこちら 第3章:生成AI活用の道筋 本章では、そもそも生成AIはこれまでのAIと何が異なっているのか、どんな新しい価値を生むのかという解説をしている。AIという概念が初めて登場したときも大きく世間を沸き立たせた

          生成AIは小売をどう変えるか?トライアル流・新しいテクノロジーとの向き合い方(後編)

          生成AIは小売をどう変えるか? トライアル流 新しいテクノロジーとの向き合い方(前編)

          飛ぶ鳥を落とす勢いで進化する生成AI。2022年11月にOpenAI社のChatGPTが一般公開されてから急速に盛り上がりを見せ、1年以上経った今でも話題は尽きない。業界問わず全世界で注目されているが、「自分たちの事業にどう取り入れるか」「すごいテクノロジーなのはわかるがまだピンときていない」など具体的なイメージがわかないという声も少なくないのではないだろうか。 生成AIの活用についてはトライアルでももちろん議論に上がっており、目下研究を進めているところだ。まだまだ途上では

          生成AIは小売をどう変えるか? トライアル流 新しいテクノロジーとの向き合い方(前編)

          【新店舗レポート】トライアルGO多の津店

          2023年11月27日(月)、最先端スマートストア業態であるトライアルGOとして21店舗目の「トライアルGO多の津店」がOPENしました。 「トライアルGO多の津店」はトライアル本社の目の前に位置し、49坪の面積を持ち、約2,300種類の商品を取り扱っています。 ■トライアルGOで味わうことのできる自慢のお惣菜とお手軽ミールキット 店内に入ってすぐ目に入ってくるのは約260種類のお惣菜!トライアルの大人気商品「三元豚のロースカツ重」から、約20種類あるおにぎりなどが並んで

          【新店舗レポート】トライアルGO多の津店

          “年間36億回”の工数削減を目指す 「J-MORA」で競合の垣根を超えた物流改革へ(後編)

          製造業・卸売業・小売業向けの商品管理システム「J-MORA」。3業界における業務効率化のために開発された本システムについて、記事前編ではその概要や誕生背景を、開発者である一般社団法人リテールAI研究会林拓人様とトライアルカンパニーの牧草雄⼠に話を聞いた。後編では活用メリットや今後の展望について迫っていく。 前編の記事はこちら ―J-MORAの導入によって大幅な業務改善が見込めると伺いましたが、効率化以外に期待できる効果はありますか。 牧草 「登録作業自体の効率化はもち

          “年間36億回”の工数削減を目指す 「J-MORA」で競合の垣根を超えた物流改革へ(後編)

          “年間36億回”の工数削減を目指す 「J-MORA」で競合の垣根を超えた物流改革へ(前編)

          10月16日、福岡県宮若市にあるトライアルのAI研究施設・MUSUBU AIで、リテールAI研究会によって開発された新システム「J-MORA」の記者発表会が行われた。J-MORAは製造業・卸売業・小売業向けの商品管理システムで、従来行われていた作業の抜本的な効率化が見込めるという。3つの業界が抱える課題と、今回の新システムについて、開発者である一般社団法人リテールAI研究会理事林拓人様と、トライアルカンパニー商品管理推進部部⻑の牧草雄⼠に話を聞いた。 ―J-MORAとはなん

          “年間36億回”の工数削減を目指す 「J-MORA」で競合の垣根を超えた物流改革へ(前編)

          名水100選の水を29円で販売するには? (後編)

          トライアルのPB(プライベートブランド)である飲料水「阿蘇くじゅうの天然水」についてのインタビュー。前編ではその特徴や採水地におけるこだわり、水質維持の取り組み等を聞いてきた。後編では低価格を実現した製造スキームや今後の展望に迫っていく。 前編はこちら ―「阿蘇くじゅうの天然水」の製造は専門の業者に委託するという選択肢もあったと思います。なぜあえて自社工場を立ち上げ、製造を行っているのでしょうか。 村田 「一番は商品を安定した価格で供給するためです。阿蘇くじゅうの天然

          名水100選の水を29円で販売するには? (後編)

          名水100選の水を29円で販売するには? (前編)

          私たちの生活と密接に結びついている”水”。料理や洗濯、入浴など日常のあらゆるシーンで使われるが、特に飲料として欠かせない存在だ。トライアルは小売業でありながら、飲料水「阿蘇くじゅうの天然水」を自社工場で製造・販売している。阿蘇くじゅうの天然水は2Lで税込59円~、500mlでは税込29円~とこれまでにない価格帯での提供を実現した。この低価格はどのような仕組みで実現され、またどのようなこだわりで製造されているのか、飲料製造事業部 事業部長の村田宏一郎に話を聞いた。 ―「阿蘇く

          名水100選の水を29円で販売するには? (前編)