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55歳、将来のキャリアにプランB

以前からぼんやりとは考えてはいたのですが、ここのところ続けて会社の定年延長や年金の制度の変更に伴う手続きをしなくてはならなくなり、将来のキャリアについて向き合わざるを得なくなりました。

昔、自分が若かった頃は、当時の先輩たちが60歳の誕生日になると、色紙や記念品、花束を渡して職場から送り出したものでしたが、いつしか人生100年時代なんてことが言われるようになり60歳で定年して会社を去る人が少数派になってきたように思います。そんな時代の流れに対応して、私の会社でも希望すれば65歳までは基本的には働けるようになりました。

私も60歳を過ぎても身体が元気なうちはできればやりがいのある仕事を続けて収入を得ながら、人生を楽しんで過ごしていきたいと思っているので、60歳を過ぎて雇用を延長できる選択肢を確保できたことは、とてもありがたいことだと思ってます。ただ同時に贅沢かも知れませんが、どんな仕事をさせてもらえるのだろうというのが少し心配です。

今は勤めている会社のタイ拠点の責任者としてやりがいのある仕事をさせてもらっています。もう7年目に入りましたが、いまだにより良い組織づくりに向けて挑戦する試行錯誤の毎日です。もちろん50台後半にもなってくると、永続的な発展のためにも、こういうポジションは後輩たちに渡して次の世代にチャンスを与えていかなければいけないと思っています。

そこはもちろん理解した上で、自分の今後のキャリアを考えると、自分がやりがいを感じながら楽しんで仕事を続けていくためには、現在の延長線上の仕事だけでなく、これからの5年間でプランBとしてなにか他の分野での可能性も広げておく必要があると感じています。

サラリーマンが60歳近くになれば普通はどこかの時点で第一線を退くことになるかと思います。会社によっては役職定年とかもありますよね。その一線を退いた後でどんな仕事を任されるのかと考えてみると、今ほどは責任がない補助的な仕事になるのかなと思ったりします。

そんな補助的なことも組織にとっては必要なもので誰かがちゃんとやらないと回らなくなるような大切な仕事とは思いますが、ただ少し前までもっと大きな裁量を任されて事業上重要な判断をこなしてきたことを考えると、なかなかやりがいを見出しにくいのではないかと想像してしまうのです。

そんな事を考えると、60歳後のキャリアを会社に一任する生き方だけでなく、少なくともどうするか選べる選択肢を持っておけると良いのではないかと思うようになりました。プランAだけでなくプランBも用意しておくという感じです。そうであれば、これからの5年間は以下のような方向で自分のキャリアを準備していこうということで頭の整理がつきました。

①プランA: 現業で60歳以降もやりがいのある仕事の機会を得られるように、現業で良い成果を上げる。

②プランB:    会社を離れても稼げる方法や能力を身につける。

そうは言っても、具体的にどうやってプランBを進めていくかについては、迷いまくって悩みが尽きないのですが、また別の機会に書きたいと思います。

最後までお読み頂いてありがとうございます。


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