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知ってますか?筆談ロープレのススメ。

皆さん、こんにちは。
トライサポート株式会社のとらいさんです。

本日は、筆談ロープレについて書いてみようと思います。

筆談ロープレって知っていますか?

もしかしてあまり馴染みが無い方が多いかもしれません。
試しに「筆談ロープレ」でググってみましたが、「営業ロープレ」ばかりで、肝心の筆談ロープレは出てきませんでした。

まず、ロープレというと、ロールプレイ。
一般的には営業トークの模擬練習であったり、対人コミュニケーション業に従事している人の練習訓練ですよね。

私も保険代理店で働いていた時は、ロープレ、よくやっていました。
一人ロープレ(シャドウロープレと言われていました)もたくさんやりました。
キャリアコンサルタントの資格を取るときも、授業でもやりましたし、その後、一緒に授業を受けたメンバーで集まって、ロープレ大会、やりましたね。

ロープレって基本的にはあんまり好きじゃないんですよね。
ただ、やはり練習でできないものは本番でもできないんですよ。
お客さまや相談者は人それぞれ違うんだから、ロープレしても意味がないと言う方もいますが、やはり人と話すのも訓練が必要なのです。日々の訓練が、落ち着いて話を聞く土台の礎となるのです。

営業は話すロープレ、コンサルタントは聴くロープレ。になりますが、大事な部分は同じだと思っています。しっかり話を受け止め、深掘りをし、心因を気付かせ、理論立てて、丁寧に返す。といったところでしょうか。

さて、本題の「筆談ロープレ」ですが、これ、なかなか面白いですよ。
言葉を発さず、表情も無く、営業とお客さま、もしくはカウンセラーと相談者で筆談で、会話をしていきます。

筆談ロープレのメリットとして、大きく3つあります。

まず、最後まで話を聞く事の大事さに気付きます。
一般的に会話では、語尾を遮って話し始めたりすることが多いのですが、これをやると、1ターン1ターンの会話を最後まで聞けるようになります。
筆談だと雰囲気で話せないので、文末まで聞かないと誤解してしまう事があるという事を体感できます。
あるいは、その言葉には本当は続きがあったのに、さえぎってしまう事がある。遮った方はその事にすら気付かない。
筆談ロープレをしていて、相手が書き終える前から、書き始めちゃいたくなる人は、要注意です。
特に筆談ロープレだと、会話に表情も無いですからね。
注意深く聞く訓練になりますね。

次に、言葉のニュアンスの違いを感じる事ができます。
普通は「あれ」「これ」「それ」でお互い分かっているつもりでも、意外と違うニュアンスで捉えていることが多い。相手の「それ」はどの部分を指しているのか、どういった意味で使っているのか、分からなかったら聞く必要がありますし、誤解が無いように、丁寧に伝える必要があると気付けます。
言葉の選び方は人によって違います。
マジヤバイ。なんて、「ですよね。マジヤバイですよね」で終わったら、
マジヤバイ。

最後に、説明上手になります。
特に説明するシーンにおいては、端的に順を追って説明するために、どのような順で話せばよいのかを、自分で組み立てる必要があるという事に気付けます。
単純に思った順に説明していくとか、上から順に説明するとかではなく、どういう順で説明すれば分かりやすいか、伝わりやすいかを考える訓練にもなります。筆談なので、書きます。消しゴムで消したり、「ここはあれですね」とか、ふわっとごまかせませんので。。
筆談で伝われば、あとはそれをしゃべれば必ず伝わります。
筆談ロープレは、訓練や準備の大事さにも気付けると思います。


いかがだったでしょうか?
ロープレもいざやってみようと言っても、なかなか腰が重い事も多いと思います。気持ちは分かります。
だったら、たまには気分を変えて筆談でやってみよう!なんて言ってみると、普段とは雰囲気が変わって、取り組みやすくなるかもしれません。
面白く感じてもらえれば、同じ研修や勉強会などでも学びの定着率は上がりますので、もし気が向いたら試してみてください。

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