黒こしょうとパセリ

夫のスマホで絵が描けることを知った息子。たまに「描きたい!」と言って描くことがある今日この頃である。


この前はパスタを描いていた。


「仕上げに黒こしょうとパセリを散らして完成でーす」

「!?」

その言葉を聞いて驚く私。6歳って黒こしょうとかパセリとか知ってるの??

モノ自体はまぁ知っているとしても。それをパスタにかけようと、もっと言えば絵を描く時に描こうと思うものなのだろうか。

少なくとも私が6歳の時には、そこに注目したことは無かったと思う。

そして我が家には「塩こしょう」はあっても「黒こしょう」は無いので、仕上げにかけたことも無い(そもそも息子はこしょう自体、そこまで好きじゃない)。

言葉的に料理番組の影響なのかな…?と思いつつ。やっぱりこの子は料理に興味があるよなーと思う。

私が6歳…どころか子どもの頃はそこまで興味を持たなかったであろう、日々の料理や味付けについても聞いてくるし(今日は(醤油やみりんや調味料は)何入れた?と聞かれることがある)。料理番組やおじさんがご飯を食べている某ドラマたちにも興味津々。テロップで読めない料理名が出てきたら「何て読むの!?」とすごい勢いで聞いてくる。


興味、関心。それが知識になっていく。人それぞれ興味を持つ所ってバラバラだけど。こうやって日常の中で自然と少しずつ積み重なっていって、そうしてその人らしさが作られていくのかなぁと、何となく思ったのだった。

それはもう、子どもの頃から。もっと言えば生まれた時から始まっているのだな。


今でもまぁ、一緒に料理をすることはあるけれど。暇になったらもうちょっと回数を増やしていけたらいいなぁと思う。



ではまた明日。