草木染め(ニンジンの葉・冷凍)

染める時間がとれたので。冷凍しておいたニンジンの葉っぱで糸を染めることにした。

実に3ヶ月ぶりくらいの草木染めである。



まずは冷凍しておいた葉っぱを出してきて、水でぐつぐつ。割とすぐに色は出だした。

今回、糸10グラムに対して葉っぱは40グラムである。



25分くらい煮てこんな感じ。黄色っぽい液。




糸をドボン。洗面器に移すと液が濁っていた。何故だ。



やぁ、久しぶり。

その後、PH9くらいにして2番液もとってみた。



ちょっと中和後。先程1番液につけた糸のうち1本を、2番液にドボン。


どちらも銅媒染で、媒染後、再び染液につけてみた。


で、洗って乾かしたのがコチラ。


左:1番液+2番液 (銅媒染)
右:1番液 (銅媒染)

である。

全体的に、鮮やかな黄色。ホトケノザとちょっと似てるけど、ニンジンの方が鮮やかで黄色っぽいかなと思う(ホトケノザの方が緑色っぽい)。

2番液の影響はそこまで無さそうというか、アルカリ性にしてもそんなに緑色にはならなそうだった。もしかしたら、3番、4番ととったらもっと緑色になるのかもしれないけど、今はそこまでできる余裕が無い。

思った以上に鮮やか〜に染まった。葉っぱ付きのニンジンさえあればできるので、育てている人にはやりやすいしオススメかもしれない。においも過去に染めてきたものと比べたら気にならなかった。


あと、冷凍しても問題なく染まるのはわかったものの。冷凍したことで染まりやすいのか?逆に染まりにくいのか?色にどう影響があるのか?は全然わからない。

同じ「ニンジンの葉っぱ」と言っても取る時期、使うものによってそもそも染まる色が違ってくると思うので、なかなか比べようがないなぁと思う。

まぁ、材料をとってきたもののすぐには染められない、という時、冷凍するのはアリなのだと思う。



そんなこんなで久しぶりの染め記事は終わり。

染め物はやってみないとどうなるかわからないし、ドキドキ感があるなぁと思う。

やってみたい材料はいろいろあるので、また時間のある時にできればなと思う。




ではまた明日。

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