草木染め(ニンジンの葉・冷凍)
染める時間がとれたので。冷凍しておいたニンジンの葉っぱで糸を染めることにした。
実に3ヶ月ぶりくらいの草木染めである。
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まずは冷凍しておいた葉っぱを出してきて、水でぐつぐつ。割とすぐに色は出だした。
今回、糸10グラムに対して葉っぱは40グラムである。
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25分くらい煮てこんな感じ。黄色っぽい液。
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糸をドボン。洗面器に移すと液が濁っていた。何故だ。
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その後、PH9くらいにして2番液もとってみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1688589900243-DbSNFxnuh3.jpg?width=800)
ちょっと中和後。先程1番液につけた糸のうち1本を、2番液にドボン。
どちらも銅媒染で、媒染後、再び染液につけてみた。
で、洗って乾かしたのがコチラ。
![](https://assets.st-note.com/img/1688590014460-O2Kl0gkTl8.jpg?width=800)
左:1番液+2番液 (銅媒染)
右:1番液 (銅媒染)
である。
全体的に、鮮やかな黄色。ホトケノザとちょっと似てるけど、ニンジンの方が鮮やかで黄色っぽいかなと思う(ホトケノザの方が緑色っぽい)。
2番液の影響はそこまで無さそうというか、アルカリ性にしてもそんなに緑色にはならなそうだった。もしかしたら、3番、4番ととったらもっと緑色になるのかもしれないけど、今はそこまでできる余裕が無い。
思った以上に鮮やか〜に染まった。葉っぱ付きのニンジンさえあればできるので、育てている人にはやりやすいしオススメかもしれない。においも過去に染めてきたものと比べたら気にならなかった。
あと、冷凍しても問題なく染まるのはわかったものの。冷凍したことで染まりやすいのか?逆に染まりにくいのか?色にどう影響があるのか?は全然わからない。
同じ「ニンジンの葉っぱ」と言っても取る時期、使うものによってそもそも染まる色が違ってくると思うので、なかなか比べようがないなぁと思う。
まぁ、材料をとってきたもののすぐには染められない、という時、冷凍するのはアリなのだと思う。
そんなこんなで久しぶりの染め記事は終わり。
染め物はやってみないとどうなるかわからないし、ドキドキ感があるなぁと思う。
やってみたい材料はいろいろあるので、また時間のある時にできればなと思う。
ではまた明日。