ボロボロ葉っぱ、その後

数日前、葉っぱを1枚持って帰って、ベランダに干してみた。今日はその葉っぱがどうなっていったのか、簡単な観察記録である。

6日朝

ベランダに干したのが夕方。その後、夜を経て朝になり見てみると。意外と乾燥していなかった。端の方はカサカサでおそらく握るとボロボロになるが、それは実は持って帰った時からだったりする。正直なところ、変化はあまり無いような気がする。全体的に乾燥は進んだ気がするが、そこまででもない。

6日夕方

再び夕方。干してから丸1日経った。夏に外に1日干していたのだ。いくら日陰になることがあるベランダといえどもう乾燥したのでは?と思ったら…そうでもなかった。葉っぱの水分すごいな。近くに洗濯物を干した影響はあるのかもしれないが、それでも洗濯物はすっかり乾いているわけで、完全に乾かない葉っぱには保水力があるのだろう。

この日は台風の影響か?昼から風がとても強く。葉っぱが飛ばされることは無かったものの、このまま外に置いておくのは危険と判断。家の中に入れた。

本当は、ずっと外に干した時の変化を見たかったのだが仕方が無い。ずっと日陰の家の中に置いておいて引き続き変化を見ていく。

7日

葉っぱを持って帰ってから2日である。乾燥は進んできているものの、まだ握ってボロボロになるというほどではない気がする。乾燥具合もそうだが、何より驚いたのは色である。早々に全体的に茶色になるかと思ったが、持って帰った時に緑色だった部分が、まだ緑色を保っている。家の中に入れた影響なのか、葉っぱの色は変わりにくいものなのか、よくわからない。

8日朝

この記事を書いている現在、ようやく握ればボロボロになるくらいには乾燥した気がする。途中から家の中に入れたので、外ならもっと早く乾燥したのかもしれないし、逆にしなかったのかもしれない。比べないことにはわからない。

葉の色も、持って帰った時に緑色だった部分はまだ緑色が残っている。もちろん、鮮やかな色ではないのだが、これから段々と茶色くなっていくのだろうか。引き続き観察を続けていきたい。


今回、持って帰ってみて。思った以上に葉っぱは乾燥しないということがわかった。実家で祖母がよく「(刈った)草が乾かん」と言っていたけれど、本当にその通りなんだな。植物の保水力は、生きていく上で必要なもので、だからこそ今まで長い年月をかけて培われてきたものなのだろうけれど、さすがである。

まぁよくよく考えてみれば、野菜も、収穫して水のない状態で何日も食べられる状態を保っているわけで、今回の葉っぱの結果も納得かもしれない。

いろんな種類の葉っぱを持って帰ってその乾燥具合を見るというのは、いい自由研究になるなぁと思った。おそらく葉っぱによって結果が変わってくると思うので、夏休みの自由研究テーマに困っている方はどうだろう。

自由研究、毎年よくわからなくて何をしたらいいか悩みに悩んだものなのだが。大人になった今の方が、いろいろ内容を思いつくし、良いものができるのではないかなぁ。

それだけ自分で考える力が身についたということなのだろうか。そうならいいな。


ではまた明日。