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ベトナムと日本の若者の心を繋ぐインターンシップ!

Trellisの活動を始めて1年半以上が経過しました。
今日は始めて派遣された第1期のインターンの振り返りを記載していきます!

Trellis最初の日本語講師インターシップ、第1期目は2017年10月から9週間の日程で行いました。

2名の大学生が本当に素晴らしい活動を毎日してくれて、日本からリモートでサポートするスタッフ一同、本当に感動、感謝の日々でした。

彼らの活動自体が私たちのミッションと活動の目的を日々、形作っていったように思います。

1期目ということで十分な情報もないまま現地に飛んでくれた2人。

これから活動を広げていく上での大きな大きな力となってくれました。

パートナーのドンア大学における日本語クラスはまだ3年目。ベトナム人講師2名と日本人講師1名がクラスを担当しています。観光学科は日本の某ホテルチェーンと提携を結んでいて、日本人の先生はその企業から派遣された先生。主に日本での就業が決まっている学生のクラスを担当されていました。

Trellisのインターンはベトナム人の先生のアシスタントとしてクラスに入り、主に会話演習のお手伝いをしました。(現在はアシスタントではなくインターン生が授業を作成してメインで教えております。)また、にほんごクラブという日本語学習サークルでも活動をしました。ここでは主にエンターテインメント性の高いアクティビティを通じて会話演習をしたり、音読などを通じて発音演習をしたりしました。

彼らが担当した学生たちはまだまだ日本語を学び始めたばかり。

日本語があまり話せません。

にもかかわらず、年齢の近い日本人、そして先生ではない、でもすぐに帰ってしまう観光客でもない、数週間に渡って毎日学校にいる日本の若者と日本に興味があるベトナム人学生の間の距離はすぐに縮まりました

たくさんの時間をベトナム人学生と過ごし、彼らをより知る、ということに時間を費やしただけでなく、彼らの興味のあることやなぜ日本語を勉強しているかなどなど授業にも生かすことができる情報を本当にたくさん得てくれました。

これはいわゆる「先生」では難しい学びあう、支え合う仲間だからできたことだと思います

専門家が作ったカリキュラムとテキスト、そして優秀な先生がいたからといって、「学び」は深まりません。そこには、やはり人と人とが心から触れ合う時間の共有が大事だということをインターンの2人が私たちに教えてくれました

そして何よりも嬉しかったのは日本に戻って就職活動をしている2人が、就職活動を終えて再びベトナムにいくことを楽しみにしていること。そして、Trellisのお手伝い、一生します!といつも私たちスタッフのことを気にかけてくれること。まだまだ小さい組織。本当に心強いです。

日本とベトナム、離れた場所で活動する中で、温かい家族のような関係を築いたそれぐらい密度の濃い9週間だったと思います。一緒にひとつのことを作り上げる過程を楽しんだ9週間でした。

パートナー大学では多くの企業と就業やインターンシップの提携を結んでいます。そんな彼らの日本での活動には日本語が必要です。そして語学の学習には伴走者となってくれるような存在がとてもとても重要ですくじけそうになったとき、声をかけてくれる仲間。

Trellisのインターンはベトナム人学生にとってはそんな存在かもしれません。

Trellisではインターン生を募集をしています。ベトナム人学生の日本語学習のお手伝いをしたい方、ぜひTrellisの募集をご覧ください!

無給インターン:日本語授業をしたり、にほんごクラブでベトナム人学生と交流したりしながら日本語学習の伴走者として活動します。8週間から12週間の活動です。活動終了後はホーチミン市の日本語学校にて有給インターンとして働くことも可能です。

インターンのご応募やご相談はこちらから!:https://peraichi.com/landing_pages/view/trellissummer

Trellisのホームページはこちら:https://trellis.ngo/ja/

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