いつも心に太陽を、唇に歌を
こんにちは、インターンの山口です。
8月末、第3期の最後の授業を終えました。
その前の記事にも書きましたが、もしかしたらもう会えない学生さんもいるかもしれない・・
考えても仕方のないことだけどやはりさみしさはあって、だからこそ最後の授業もきちんとやろうと学習範囲の準備をしてあったのですが・・
もうすぐ授業の時間だな、とちらちら時計を確認しながらいた時、突如思いついてしまったのです。
「そうだ!盆踊りを踊ろう!」
私は歌手・パフォーマーなのですが、過去の海外公演の中で『炭坑節』を歌って踊ったことがあり、実はつい最近も仕事のプロジェクトで障がいのあるメンバーと踊ったばかり。
最後にみんなと交流したいなとは考えていたのですが、授業の直前30分前になって急に脳内に【盆踊り】が灯りました。
急いで盆踊りとは?の解説(翻訳機能でベトナム語にしてみた)や動画などを用意し、授業へ突入。
いつも通り出席を取り、テキストに沿った学習を行い、会話練習をし、
残りの20分。
最後の授業なのでと前置きをして、日本の夏の文化風習として盆踊りを紹介し、『炭坑節』の振付けを動画やイラストを駆使して解説。なんとか言いたいことは通じたみたいでした(汗)
「では、座ったままでいいので、みんなで踊りたいと思います!」
私の呼びかけにいつもニコニコムードメーカーの学生が「ええ〜!」(笑)
画面上で見様見真似の盆踊り。みんながみんな踊っていた訳じゃないけど、ちょっとは盛り上がったかな。
地域の人が集まり、観光客や通りすがりの人も交わり輪になって、上手な人の真似をして音楽に合わせて踊る盆踊り。踊らなくても、見ているだけでも空気感を愉しむだけでも良い、なんとも懐の深い日本の風習です。
そんな大らかだけども活気のある雰囲気を知ってほしいな、いつかみんなに直に味わってもらいたいなという思い、そして最後に笑って別れたいな・・という希望でした。
いよいよ別れの時間。
小学生の頃、修了式の日に担任の先生がメッセージ帳に書いてくれた、時折ふっと浮かんでは気持ちを明るく豊かにしてくれる言葉を贈って、最後の授業を終えました。
「いつも心に太陽を、唇に歌を」。
みんな元気でね!!
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