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【コロナ禍留学生・ワーホリ民必見】今、日本からバンクーバーに持ってくるべきもの10選

世界的にもワクチン供給が始まり、少しずつですが希望の光が見えるようになってきた今日この頃。

もともと予定していた留学がそろそろ始まる、もしくは留学に向けて準備を進めていこうと考えている方も多いでのはないでしょうか?

しかし、ネットで調べてみてもコロナ禍になる前の情報ばかり...。コロナ禍の21年1月に入国した僕も、限られた情報源で四苦八苦しながら準備を進めました。

そしてなんと言っても今現在(21年3月)は隔離ありきでの入国が必須です。到着後すぐにホームステイ先へ直行、そのまま隔離スタートという人がほとんどかと思います。

当然この期間は一歩たりとも外出ができません。すなわち、何か足りない物を見つけてもすぐには買いにいけないのです。正直ホストファミリーに頼めば買ってきてくれるかもしませんが、最初は頼みにくかったり思った通りの物が揃えられなかったりするかもしれません。
(到着してすぐ「あれ買ってきて!」とはなかなか言えないですよね...)

今回は僕が実際に14日の隔離も体験してみて「これは持ってきてよかった!」と思ったもの、「持ってくればよかった...」と思ったもの、合計10選をまとめてみましたので是非参考にしてみてください。


第10位 

ドアハンガー

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最初からとても地味なチョイスになってしまいましたが...。このアイテムに関して僕はアメリカ留学中での経験に基づき事前に購入、カナダへ持参しました。

正直似たようなものをカナダでも探そうと思えば見つかると思いますが、到着直後に使えるという点では持参して損はないアイテムだと思います。

ご存知の通りカナダ等北米圏は屋内でも靴を履いて過ごします。最近は家庭によっては日本のように靴を脱いで過ごしている人もいますが、滞在先がそんな家庭に当たった人はラッキー程度で考えていたほうがいいです。

すなわち、テーブルや台がない限り基本的に土足で過ごす空間に物をおかなければなりません。

カバンや使ったタオル・マスク等、どこかに置いたり掛けたいけどどこもない...となった際に大活躍します。

私は今回の渡航に合わせてニトリで3つほど購入。合わせて2,000〜1,500円程度だったかと思います。改めてニトリ公式通販サイトで確認してみましたが、同じアイテムは通販では取り扱いしていないのか、見当たりませんでした。

こちらのアイテムが最も近いかな?と思います。

僕はホームステイ中も引越し後もフルで活用中で、めちゃくちゃ重宝してます。


第9位 

温度湿度計

第9位は小型の温度湿度計。

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カナダ、バンクーバーは冬は雨季のため日本ほど乾燥していません。しかしそれは屋外の話で、屋内ではもちろん暖房をつけています。

カナダは日本とは違って部屋単位での空調コントロールではないため、日や部屋によってはカサカサの空間で乾燥した素肌がちょっとヒリヒリするようなこともあります。

加えて逆に、白色人種の方々の体温はアジア系の人種より基礎体温が高い傾向があり、家族にとって適温でも私たちにとっては肌寒いということもしばしばあります。ホストファミリーが気を利かせて小型ファンヒーターを貸してくれたけど、これがまた部屋の乾燥を急速に加速させて...なんてことも。

そんな時に指標になるのが温度湿度計です。しばらく置いていれば自分の快適な温度や湿度が可視化され情報として把握できるようになります。

例えば室温22度を切ったらファンヒーターをつけて湿度35%を切ったら電源を落とす、というような使い方ができるようになります。

私は無印良品で2,000円程度で購入した小型のものを持参してきていますが、シンプルな見た目かつ文字も大きいので非常に重宝しています。

第8位 

洗濯ネット

第8位は洗濯ネットです。

カナダ含め北米圏は日本と違って洗濯機が荒っぽい上に、洗濯物を干すということは景観を損ねるという点で習慣がありません。

その代わり洗濯乾燥機を使用します。そして乾燥機も洗濯機同様荒っぽいです、実際にジーンズもビリビリになっちゃったり...なんてことも。

そんな時に洋服たちを守ってくれるのが洗濯ネットです。カナダにもあることにありますが、日本で売っている物に比べて安っぽい見た目をしていたり、サイズにバラエティがあまりない気がします。

あらかじめ大小いろいろな組み合わせで何点か持ってきておけば、不安は解消できますね。
(とはいえ100%安全とはいかないので注意は必要ですが...)


第7位 

シャンプー・ボディーソープ等バス用品

第7位はいわゆるバス用品です。

これに関しては人それぞれかもしれません。私はトラベルセットみたいな物をいくつか持ってきたのですが正直全然足りませんでした...。

それぞれのホストファミリーのルールにもよりますが、基本的にバス用品は持参が必須です。持参のものが切れた後、隔離の14日間は買い出しに行けません。

私のホストファミリーは非常に優しい方達だったので持参のものが切れた後に家庭のものの使用を許可してくれましたが、あまり自分の髪質と合わずに洗い上がりがややゴワゴワした仕上がりでした。

いわゆる一般的なサイズのボトルタイプで売っていて、ノズルが収納もしくは付いていない形状のものが望ましいと思います。もしくは小分けのものをいくつかに分けて持ってくることをお勧めします。

ただ、日本は基本的に水道が軟水なのに対して、カナダは硬水が主で軟水のエリアは限られています。日本のシャンプーは種類によっては泡立ちが悪くなってしまうケースもあるので、気になる方は事前に自分の行くエリアを調べてみてもいいかもしれません。ちなみにバンクーバーは軟水のエリアが結構多いみたいです。


第6位 

卓上電源タップ

第6位は各種電源分配用のタップです。実は私はこれ、結構盲点だと思っています。

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私はPCやタブレット、スマホにカメラにゲーム機に...と、身の回りに電化製品があふれている人間です。

そもそも供給口がたくさん必要という点もありますが、オンライン授業が主流で家にいる時間が多い以上、仮の住まいとはいえ自分が一番長くいる空間は快適に整えたいですよね。せっかく色々持ってきたのに充電が追いつかなかったら勿体ないこと此の上なし。

実際に僕が最初に滞在したホームステイ先の部屋にもコンセントは二箇所ありましたが、元々の差し口は合計で4個程度。これでは全く足りませんよね。

私が日本から持ってきたのはTESSANというメーカーの電源タップ。白色の卓上の物はAC口が3個、USB typeAの挿し口が3つ付いてAmazonで2,000円程度。滑り止めも着いていて使い勝手も非常にいいです。


第5位 

卓上加湿器

第5位には卓上加湿器がランクインしています。

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第9位の温度湿度計と組み合わせて使うことで本領を発揮します。

先ほど述べたように、カナダでは室内において乾燥との戦いに出会します。特にオンライン授業においてはPC前でたくさん喋ることになりますので、卓上加湿器はまさに救世主とも言えます。

今回僕が持ってきたものは、無印良品にて購入したコードレス使用も可能でアロマデフューザーにもなるタイプのものです。

価格は税込みで3,990円。

無印良品のありがたいところはバンクーバーにも店舗が何件かあるので、日本と同じアロマオイルの買い足しができる点です。

ただ加湿器本体に関して、カナダにおいてはまだ一つ型が古い有線タイプのみの販売で、尚且つ割高($89/個 = 為替¥87/$1 × $89/個 = ¥7,743/個!!)なので日本からの本体の持参をお勧めします。


第4位 

ワイヤレスイヤホン

第4位にはワイヤレスイヤホンが入ります。

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理由はもちろんオンラインでの授業です。正直有線式のイヤホンでも問題はないのですが、屋外での使用や汎用性を考慮すると一個持っておいて間違い無いと思います。

その際、気をつけるべき点は二つ。

一つ目はマイク付きの物を選ぶという点です。語学学校に通う場合は講義を受ける際にもちろんスピーキングの実習も行います。安価なものの場合、マイク機能がオミットされているものも多数見受けられるので、これから購入を検討される方はここはマストで気をつけましょう。

二つ目は複数個持ってくるということ。個人的には2つ以上持ってくることをお勧めします。授業は大体1講義あたり1時間〜1時間半行い、15分少々休憩があって次の授業が始まります。その際、1つしか持っていないと充電が追いつかなくてイヤホンが使えなくあるケースも考えられます。また、無くしたときように予備として考えておくにも安心ですよね。

私は定番のApple社製 AirPods Pro(定価 ¥27,800)をメインとして、サブとしてはBeats Electronix社製のBeats Flex(定価 ¥5,400)を使用しています。

Apple社製品で身の回りを固めている方はスマホやPCとの連携機能が優れているので、特にこだわりがない方は参考にして見てください。



第3位 

屋内用サンダル

第3位は屋内で使用するサンダルです。
ここまでくると必須と言ってもいいでしょう。

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第10位の項目でも先述した通り、カナダは基本的には靴を履いて家屋内で生活をします。とは言え、流石に四六時中普段使い用の靴を履いて過ごすなんて煩わしいですよね。

何より煩わしさを感じるのはシャワーを浴びる際です。バスマットで足を拭いて、その場でまた靴下を履いて靴を履く...考えただけでも嫌になります。

また、注意しなければならないのは日本で使うようないわゆる屋内用のスリッパはオススメできません。普段靴で歩き回っているところや水まわりを乗り切るためにはビーチサンダル等ガシガシ使える物がいいでしょう。

私が持参したのは無印良品で購入した「足なりサンダル」という商品。価格も990円と手頃ながらに頑丈で特に今のところ不満はありません。

カナダ人も似たような物を履いて過ごしています。特にこだわりがない方は、より安価な物を探して持ってきてもいいと思います。


第2位 

下着とタオル(8日分程度)

第2位は下着とタオルです。

もちろん皆さん持ってくると思いますが、重要なのは数量です。

家庭にもよるかもしれませんが、ホストファミリーの家に滞在する予定の人は基本的に洗濯はホストファミリーが全てやってくれます。しかしカナダの一般的な家庭の洗濯周期は1週間に1回程度。ほぼ毎日行う日本と比べると圧倒的に少ないです。

しかも量が貯まれば乾燥機を使う時間もかかるため、洗濯物を渡して仕上がってくるのは翌日の夜...なんてことも私は実際にありました。

いくらずっと部屋の中にいるからと言っても、下着や肌着を何日も続けて使用するのは抵抗がありますよね。

私も余裕を持って持ってきたつもりでしたが、洗濯周期より早く手持ちを使い切ってしまって「ごめん、先に下着とタオルだけでも洗濯してくれないかな...?」とお願いすることになりました。

あと気をつけなければいけないのが、タオルはキャリーバッグに入れる際に結構かさばります。圧縮袋を使っても結構な容量が取られてしまうことになると思うので、パッキングをする際は気をつけましょう。


第1位 

iPad & Apple Pencil

さて、栄えある第1位に輝いたのは、i Pad & Apple Pencilです。

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正直、私は現在語学学校に通う生徒全てにオススメしたいものはこれだと思っています。

理由について、とにかく汎用性が非常に高いという点です。
もちろんYoutubeやNetflix等のエンタメを楽しむためにも使えますが、学習面や日常生活面でもその優秀さを余すことなく発揮します。

まず、学習面について。
現在僕の通っている学校を含め、カナダの語学学校ではデジタル化されたテキストブックを使用するケースが多いです。

そうなると授業を受けるにあたってPCもしくはスマホが必須になります。PCだと大きな画面で見られますが場所も取るし何より携帯性はイマイチです。逆にスマホは携帯性こそ優れていますが、テキストブックを見るには画面が小さすぎます。

その点、タブレット端末とタブレット用のペンがあればテキストブックを見ながら直に書き込むこともできますし、何より鞄の中身や机の上がコンパクトに収まるので非常に使い勝手がいいです。インクやページ切れを心配しなくていいのも安心ですよね。

また、自分に合った学習用アプリを使用して学習効率をあげることができるのも優秀です。

ちなみに私は「Notability」というアプリを使用してノートを作成した後に「イルカの暗記シート」というアプリを使用して、赤字部分を隠して単語帳を作ったりするような使い方もしています。

そして日常生活面について。
先述したエンタメ面はもちろんのこと、私個人が感じたメリットとして、一つの画面をみんなで共有して話し合う際に非常に役立っています。

語学学校は様々な国から集まってきた学生たちがいますので、自ずと各々の国の風土やカルチャーなどの話が出てきます。その際にタブレットを用いてGoogle Mapのストリートビューをみんなで見たり、オススメの飲食店や持っている写真を見せあったりして使うことができます。細かな点かもしれませんが新しい環境でスムーズに交流関係を深める場面でも一役買ってくれる物だと思います。

タブレットについて、特にiPadやApple Pencilでなければならない理由は無いですが、iPhoneユーザーはAirdrop等のApple製品間でのやりとりができるのは便利だと思います。

ちなみに私は第8世代の無印iPad 128GB セルラーモデル(定価 ¥59,800税別)と第1世代のApple Pencil (定価 ¥10,800税別)を使用しています。iPadについてはシリーズや容量等によって価格が大きく変動するので、日本で自分に合ったモデルを見つけて持ってくるのがベストだと思います。




> 逆に持ってこなくていい物

・マスク....
カナダにおいても希少性は緩和されており、不織布マスクであればどこでも購入できます。ただ、どうしても自分に合ったサイズのものが必要という場合は持ってくるようにしたほうがいいです。

・日本食...
カナダは移民国家のため、至る所にアジアンスーパーがあります。特にバンクーバーには日本人も多く在住しているため、比較的簡単に日本食は手に入ります。ただでさえ容量の限られているキャリーバックにカップ麺やインスタント食品を入れてくるのは勿体ないかと思います。

とはいえ勿論日本に比べて価格は割高になってしまいますので、どうしても持ってくるか迷った際は事前にカナダでの物価を調べてみてもいいと思います。

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参考までに極細ポッキーのカナダでの価格
$2.99/個 = 為替¥87/1$ × $2.99/個 = 約260円/個

・日本購入品のAmazonデバイス(Echo Show等)...
いわゆるスマートスピーカーです。これを持ってくる人はあまりいないかと思いますが、僕はデスクに置く時計用途と簡易的なスピーカー用途にと持ってきました。

しかし、Amazonデバイスを存分に活用するにはその国に合ったAmazonアカウントでログインする必要があります。すなわちAmazonカナダのIDにてログインしなければならないのです。そうなると対応言語も英語がベースになり、日本のニュースも読み上げてくれなくなります...。

無理やり日本語に戻せますが日本で使うようなスムーズ性が失われ、全然スマートじゃないです。無難に現地で卓上時計や小型スピーカーを買うのがいいと思います。


まとめ

今回はコロナ禍における必需品をまとめてみました。今後いつまで新規入国者への隔離要請が続くか分かりませんが、しばらくは上記のようなものが直近で必要になってくると思います。現在準備中の方にとって、一つの指標として参考にしていただければ幸いです。

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