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熊笹から人生を学ぶ

【 土地の開拓編 その2】

草刈機を使えば、数日で敷地の笹を綺麗に刈れたかもしれないのに、
なんでそんな時間をかけたのかなー?

ひとつは、無知
草刈機を使ったことなくて知らなかった😂

もうひとつは、
よそ者の自分たちがその土地の風景を変えてしまうことに慎重でいたかった
一度伐った木は元に戻らない🌳

雑木林の地面をびっしり覆うパイオニアプランツの熊笹に、何ヵ月も向き合ったおかげで、彼らの生存戦略から、生き物としての人の生き方を教えてもらった🤓

●「流れに身を任せればうまくいく☆彡」

冬には数m以上の雪が積もるこの地域
車を冬の間、外に放置しておくと、雪の重みでボディが凹んで使いものにならない
雪の重みはすさまじい
冬の間、しなやかで柔軟性のある笹は雪の下でペタッとなっているけれど、春には自然と立ち上がって復活する
台風などの強風の時も同じで、風に逆らわず揺れるがまま
対照的に、まっすぐ直立する巨大な硬木は根っこから倒れてしまう

●「根回ししているので、へこたれない☆彡」

笹は一本づつ生えていると思ってた
でも、実際は根っこが何メートルも先まで横にながーく広がっていて、これから顔を出す茎が地中でたくさん控えてた 
どうりで、切っても切っても生えてくるはずだよ〜
この根っこの太さは幅1センチほど

「ひっこ抜けば手取り早いかなぁ〜 根っこは細いし、カンタンカンタン♪🙂」

と、綱引きの要領で全身の力を入れて引っ張ったら、5メートル先でぷつんと切れて

腰を痛めてしもうた~

とほほ〜😵

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