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公立学校見学後編&教育に必要と思うこと

さて、少人数制の特認校へ、、学校見学の日がやってきた。
ちなみに、娘は現状に超満足しているので、仕方なし行くか、、という感じw

前編はこちら


私も主人も「存在を知ったからには見に行こう!」という感じである。次女も来年から小学生なので(すでに行かないと言ってるが)一緒に。。

結果から言うと、、、、普通の学校だったw 

と言うか、やはりこれが公立校の現実なのかあ、、と残念に感じた。

確かに面談と案内してくださった校長先生は「穏やか」
しかし、ご自分のご意見が、、、、ない。(本当はあるのかもだけど)
こんな理由で今日きた、、と言う話をしてもそれに対してなんの意見も感想もくださらないし、少人数であること、校区外から入学できること、その2点以外は何も教えてくれない。
さらには、ここはあくまで公立だから、勉強はみんな同じように、、遅れていても特別見たりはできないし、やりたいことは家に帰ってからやってもらいます。
とはっきり言われた。そう、要するに「普通の学校だから、期待しないで」と言うことだw   チーン。。

そして、この学校の特徴でもある、恐ろしく美しい建造物である体育館に4年生がいると言うことで見学させてもらった。
10人ほどのクラスで、暑い中白い体操着を来て、しっかりマスクをした子供たちが静かに体育座りをし、跳び箱をする前には消毒をし、名前を言ってから跳び箱をひたすら飛ぶ。
どうやらこの地区の発表会とやらがあるらしく、4年生は器械体操が発表だそう。
ちなみに5.6年生は音楽を発表するらしい。
なんで4年生は音楽ではなく器械体操で、5、6年生は体育ではなく、音楽なんだろうw  と???????が頭にw
私が今4年生なら絶対に最悪な気持ちになっている。
それに体育が好きな5年生も縦笛とかシンバルとかやらされてかわいそうだなあと勝手に心配してみた。

マスクに関しての先生の意見も聞いてみたけど、情報だけで、先生の意見はなかった。

1年生の音楽の授業では「カッコウ」を机に置いた鍵盤の描かれた紙で皆がエアーで演奏している。
「ソミソミ」とみんなが言いながら、黒板にはカッコウとはどんな動物で、鳴き声のことで、と書いてある。

私なら、全員カッコウになってもらって運動場で飛び回る遊びをするな、、とか色々考えてたw
て言うか、音楽の授業っているか?っていうかカッコウ必要か????(ここは専門分野なのですいません)

一通り学校を案内していただき、特に何を聞かれることもなく、見学は終了。。。

そう、穏やか、、、確かに、みんな穏やか。でも、、意見はない。質問力も無い。

公立校でやるべきことを少人数でやっている、、ただそれだけ。
前回のnoteでイメージした子供達が自由に想像創造するための穏やかな空間、、、とは違ったw

否定したいわけじゃない。

これが現実ということ。

公立だから仕方ない。。と多くの人は言う。でも、実は公立学校というのは教科書を絶対に使って、この方法で教えなくてはいけない、というルールがあるわけではない。

実は先生のアイディア次第で変えることもできるのだ。
現に日本でもテストを廃止した学校や、教科書を使わず子供達がもっと夢中になれる方法で教育を進めている先生方もいらっしゃるそう。

期待した私が悪いのかもしれないが、この学校もまた普通の学校だった。
ちなみに娘は帰りに一言「人数が少ないだけでやってること普通だね」。。

ほんとその通り。

学校は行きたいけど、単に大人数が嫌な子たちにとっては良い学校なんだろう。。

私の願いとしては、、もっと先生たちにいろんな教育や生き方を学んでほしい。
そしてそれを生かして教育を作ってほしいなあ。

今、日本中にオルタナティブスクールが増え出している。
もともと超優秀な公立や私立の先生が作られてることも多々で、環境やプログラムも魅力的なところがたくさん。
しかし、これらの学校はまだまだ少なく、(この辺には無い)また通うには私立学校と同じくらいの費用もかかることがほとんど。(都会だとそうでした)

今回公立学校をまた見学させてもらって、日本の教育の問題をしっかりとみさせてもらった。
娘に関しては現状満足しているし、友達問題も今後その気になったらオンラインで世界中に作ればいいか、、という話になったw
何なら私がそういうコミュニティ作るのもいいかも。。。

しかし、多くの親が当たり前のように学校にいかせ、馴染めることを願うし、テストで良い点数をとったら喜ぶという仕組みができている。
そして家に帰れば、ゲームをし、youtubeをみて、都会の子は23時まで塾に行く。

本来私たち人間は想像力豊かなアーティストだ。
そう、誰もが。しかし、決まったことを決まったようにやり、望まれる結果を出し、皆がやってる遊びをし、順応することで、一人一人の想像性が失われる。

跳び箱を正しく飛ばなくても、跳び箱の上で一発芸するとか、ダンスしてもいいじゃん。って思う。

カッコウを正しく弾けなくて、鳥っぽい音をそれぞれ声に出すとか、動いてみるとか、好きな楽器で見つけるとかどうだろう?最高に面白いと思うw

と、こんなことをいつも言ったり、大人のクラスで本当にやってると、「学校作ってください!」とよく言われる。

私が3人くらいいたらやるけどね、、、私は自分の音楽も作りたいし、海の散歩もしたいし、美味しいご飯もゆっくり食べたい。夜も静かに一人で過ごしたい。
でも、確かに学校も作りたいし、なんならカフェだってやってみたい。
でも今は音楽をたくさんの人に聞いてもらいたいし、将来は自分のスタジオが欲しい。

どうしたもんかねー。。。。

というわけで、公立学校の見学と、そこでの気づき、、、おしまい。








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