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動物が好きになったきっかけ

先日、愛猫の許可を得て、
友達のうちのワンちゃんLとイチャイチャしてきた。うちの猫と同じ女の子。

そのボストンテリアのLは、なぜか、私のことをいたく気に入ってくれている。
私もLが大好きだからかな。

もっとも、リスペクトは全くなさそうだが、会いに行くと、毎回、派手に歓迎してくれるのだ。

大体のパターンは、私が登場し、目が合うなり、歓喜の舞を見せてくれる。
ジャンプしたり、部屋中をグルグル走り回る。
そして最後には私に飛び込んで顔中をベロベロ舐めてくれる。  

その至福の一時といったら、、、♡

動物と戯れるのは、本当に楽しい。
なんといっても、わたしも童心に帰れる。
本気で遊び、最終的にはヘトヘトになるはずなのに、心はフクフク満たされてしまうから不思議だ。

私の実家には、生まれた時から動物がいた。
1番多い時は、ニワトリと九官鳥とインコと
犬と猫と亀を飼っていた。

両親は動物好きだったのだろうか。  
多分、好きだったんだと思う。ご飯はきちんと与えていたし、犬に関しては散歩もしていた。
それでも、動物とは一定の距離があるように感じた。

私は身近にいつも動物がいたので、自然と動物が好きになった。でも、子供の頃は、動物を家畜かペットとしてしか見ていなかったし、親と同じで、動物は人間より下と位置付けていた節があり、動物もそれがわかっていたのだろう。
今の愛猫の関係性とは異なる。

大人になって、外国に2年ほど住んだ。
日本で現地の母国語であるポルトガル語を勉強してきたとはいえ、最初はネイティブが話すと、殆ど聞き取ることができなかった。

あちらに行って間もない頃、みんな、私が1人では寂しかろうと色んなパーティーやバーベキューや行事に連れていってくれた。
日系人がいれば、日本語のわかる2世と話せたりもしたが、日系人のいないところでは、会話が長続きしないことで、孤独感が常に付き纏った。

そんな時の救世主が、言葉の垣根が低い小さな子供達や動物だったのだ。
言葉が通じなくても、大人とよりは、わりとすぐに仲良くなれた。

だから、パーティーの中にいるのが退屈になったり、辛くなると、わたしは小さな子供達や動物に相手をしてもらった。
動物が多いかな。

ある時は、そこの家の犬だったり、亀だったり、ある時は外にいるカラフルな色の鳥だったり。

動物は言葉を介さないでも、お互いの気持ちを伝えられる唯一の友達になった。

今思えば、海外に住んだ事が
動物を本当に好きになった1番のキッカケだと思う。

動物は、人間みたいに裏表がなくて、純粋で信用できる存在だ。愛情を与えると、同じくらい愛情を返してくれる稀有な存在。
もちろん、人間だって、信用できる人は沢山いるけれど。

愛猫と一緒に暮らせる事に心から感謝♡
愛猫よ、いつもありがとうね。

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