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高校からインターナショナルスクールへ行くという選択

私は幼稚園受験に滑り、中学受験も準備していたら小学5年生から闘病生活が始まり断念。中学の間も入退院の繰り返しだったので、母は早い段階から私の進むべく道を提案してくれていました。

「普通のレベルの高校に行くぐらいなら、高校で英語を身につけて、高卒の時点で他の人と差がつくように、アメリカンスクールへ行ったらどう?だから中学で勉強が遅れても英語だけしっかりやっておいてっ!」と母に言われたのです。私はアメリカンスクールの存在は知らなかったのですが、パッと想像しただけで面白そうだと思って、急にワクワクしたのを覚えています。

ちなみにアメリカンスクールとは、今は日本各地に増え、ご存知の方も多いと思いますが、元々は外国から日本に来ている駐在員の子供達が通うための学校。イギリス教育やフランス教育の学校など色々あって、まとめていうとインターナショナルスクールになります。

それにしても、今思えば母の発想もすごいと思います。特別良い学校へ行くか、特別なスキルを身につけておくかの2選択で考えていた訳です。やっぱり変わった人生になるのは間違いなしです。それと、私はその時骨肉腫の病いと闘っていて、病院の先生からは「一生自分の足では歩けない」と宣言されていました。(もちろん私は奇跡を起こす予定で、本当に奇跡を起こしました。)だから母は、英語を身に付けておけば、翻訳家になったり、家で英語教室を開いたりして、将来私が食べて行けると考えたようです。

中学に入る前にその提案があり、私は「だったら中学から行きたい。」と言ったのですが、その時母からは「義務教育だけは受けてからじゃないとダメ」と止められました。結果的に人並みの漢字の読み書きはできるし、アメリカンスクールで出会った幼少期から通っている日本人の生徒は、日本の会社では通用しないくらいの日本語力だったし(全員ではないですが)、母のいう事は間違いなかったなと感謝しています。

ただ、その母もまさか私が大学からずっとアメリカに行きっぱなしになるとは想像していなかったはずです。もちろん当の私も。

さてこのNOTEの投稿は2稿目になります。たくさん書いてみたい事がある中で、どういう順番で書いたら良いのかさっぱりわかりません。でもまずは書き続けることが大事、とあったのでひたすら書いてみようと思います。もし私が書く中でもっと掘り下げて書いた方が良いことなどあれば、是非教えてください。



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