人事が答える!面接でよくある「あの質問」3選~ひよっこエンジニア編~
こんにちは。人事部のまつこです。
2022年も残りわずか。
今年もたくさんの応募者の方と、面接でお会いさせていただきました。
お話する中で、これまでの経験、これからのキャリア、ツリーベルのことなど、さまざまな質問をいただきますが、就職・転職を考える方の不安や悩みは共通するところがあるんだな、と感じています。
そこで今回は、
これからツリーベルの選考に進む方も、
面接の最後に「何か聞きたいことありますか?」て言われていつも何聞けばいいのか困っちゃう方も、
安心して面接でお話できるよう、よくあるご質問にこの場でズバンと答えます!
皆さんの貴重な面接の機会で、より充実したお話ができる一助になりますように。
今回はIT業界未経験バージョンでお届けします。
その1「未経験からでもほんとうに大丈夫?」
非常に多い質問であるとともに、やはり未経験の業界に飛び込むのは誰しもが不安なんだなと、採用担当一同が感じるテーマです。
ツリーベルはこの質問に対し、3つの観点で「ほんとうに大丈夫!」と太鼓判を押したいと思います。
① 研修制度
新卒・中途とも研修をご用意しています。
新卒研修は最大3ヶ月、研修専門部隊のもと、社会人コミュニケーション、ビジネスマナー、IT基礎知識などを学んでいきます。
ツリーベルの働き方の中心は「客先勤務」。会社の外に出ていって、他社の方と協働して働くことは、経験したことがない方にとっては大きなハードル=不安となります。
学生から「お客様と一緒に働く社会人という立場」へ、そのハードルを乗り越える力をつける「学びと実践」をキーワードに、研修カリキュラムを組み立てています。
中途研修は、インフラ領域で定期的(2月、8月、12月)に未経験者向け研修を開催しています。
エンジニア出身の講師陣が「現場で必要な力」をテーマに、約2ヶ月間の研修を実施します。
IT業界未経験というより、他業種で働いた経験・コミュニケーションスキルを尊重しながら、そこにITスキルを加えていきます。こちらの研修は、動画でもご紹介していますのでぜひご覧ください。↓
「未経験者向け研修ご案内【株式会社ツリーベル】」
② キャリアサポート
研修後、配属後の継続的なキャリアサポートも、魅力の一つです。
社員のキャリア形成支援である「セルフ・キャリアドック制度」では、定期的なキャリアコンサルタントとの面談、キャリアに関する研修を通して、
社員が人生100年時代においても「長く自分らしく」働いていくためのサポートをおこなっています。
また、国家資格であるキャリアコンサルタントの有資格者メンバーによる、「キャリア相談室」も、2022年11月から開設しました。
キャリア全般について社内で相談できる機関ですが、ただ相談に乗るだけではないことが特色です。
キャリアのことを考えるためには、まずはそのメンバーの、そしてメンバー自身も「自分の特性・強み」を見つめ直していく必要があります。
そこでキャリア相談室では「EQ測定(心の知能指数)」を活用しながら、メンバーの内面性や価値観の棚卸しに始まり、働き方、今後のキャリアパス、キャリアチェンジ、職場の環境など、よりいきいきと働くためのサポートを実施しています。
キャリアコンサルタントには守秘義務がありますので、同僚や上長には言いづらい悩みなども、気兼ねなく相談することができることも特徴です。
③ 働きやすい環境
長らく長時間労働などのブラック体質と戦ってきたIT業界ですが、その中でもツリーベルは営業部隊による現場調整や、ツール導入によって、直近の月平均残業時間を10時間まで削減することができました。その道のりについては、ぜひこちらの記事をご覧ください。↓
「「ワークライフバランス」に関連した残業時間の低減について」
また多様な社員が働きやすい環境の創出、「ごきげん場®」をキーワードに、育児・介護との両立、リモートワークの導入、住宅手当、家族手当の導入を実施しております。
そして、人事評価制度の本格運用もスタートしています。
年2回の人事評価では、
社員自身のスキルレベルに合った「数値目標」、
部門や業務の実態に合った「行動目標」
の2軸で目標を立て、それに対する自己・他己評価によって評価が決定、昇給や昇格につながります。
社員の努力を適正に評価し、給与で還元していくことも、「ごきげん場®」の一つです。
「働きやすさ」を仕分けしながら、積極的に環境改善・施策実行に取り組んでいます。
その2「入ってからのキャリアチェンジはあり?」
これもよくいただく質問です。
自分のキャリア、いろんな可能性を視野に入れて働きたいですよね。
IT業界で言うと、
インフラエンジニア→開発エンジニアへ(逆もしかり)、
エンジニア職→営業・事務職へ、
などが考えられますが、ツリーベルでもこのキャリアチェンジは可能です。
一番多い、エンジニアの中でのキャリアチェンジ。
当社でいうと開発→インフラや、インフラ→開発への分野転換です。
原則、最初に配属された分野で経験を積んでいきますが、本人の希望によって部署異動も含め、転換を検討します。
客観的な本人の適性、適性を活かせるプロジェクト状況など、さまざまな条件を加味しながら、上長と本人で話し合いの上、転換が決定します。
適性というのは、身につけてきたITスキル、現場でのコミュニケーション能力、転換のための努力の成果、などです。
これまでの実績や本人のスキルを前向きに評価した上で、長い目で見た時にやはり元の分野にとどまる、というケースもあります。
エンジニアから営業職・事務職へキャリアチェンジする場合も同様です。
まったく分野が異なるかと思いきや、実は適性によっては即戦力として力を発揮できます。
ツリーベルの業態は、社員がお客様先の「現場」で、各プロジェクトを遂行していくスタイルが中心です。事業の最前線である「現場」を理解しているというのは、営業や事務として経営サポートに携わる上で、とても貴重な経験となります。
現場目線を大切に、エンジニアの働きやすい環境、より良いプロジェクト獲得の立役者として、キャリアを広げていくことができます。
いずれにしても「本人がやりたいこと」と「事業で実現したいこと」のフィットがよりよい成果を生む、という方針に基づき、社内で判断しているというわけです。
たとえば就職・転職活動時に、すでにそういうビジョンを持っていれば、ぜひ面接の中でお話してほしいですし、夢を持って行動できる人は私たちも大歓迎です!
その3「入社してよかったと思う点」
人それぞれかな~と思いつつ、新卒の方にとっては、思い描いていた社会人生活をスタートできているか、中途採用の方にとっては、願った条件・やりたい業務への着手を達成できているか、という観点で紹介します。
<新卒入社社員の場合>~たてよこの心配りと迅速なフォロー~
最大約3ヶ月の濃い研修を経て、現場でエンジニアデビューします。原則は本人の希望に基づいて、かつフォロー可能な先輩メンバーがいるプロジェクトに配属されます。
現場に入ってからも、まずはOJT研修で業務の流れを確認しながら、テスト、コーディング、保守、ヘルプデスクなど、プロジェクト内の担当を少しずつ任されます。
また新卒1年目のメンバーは、業務以外で「メンター面談」「新人定例会」といったコミュニティに属します。
「メンター面談」は、年齢の近い先輩メンバーと月に1、2回面談をおこない、仕事や生活、会社のことを話しながら、気持ちや悩みを吐き出せる環境づくりの1つです。
人事部が連携し、新卒メンバーの抱える悩みを早期発見、会社としてできるフォローについて即座に部門と連携して対応しています。
過去には「稼働が高く、現場の雰囲気も悪くて働きづらい」と進退を思い悩んでいたメンバーの声がメンター面談から上がったことで、すぐさま現場への調査・テコ入れや、新卒メンバーにあらためて希望を聞いてプロジェクト転換をしたりと、本人だけでなくその環境の改善に繋がったケースもありました。
また「新人定例会」は、人事部サポートによる、1年目メンバー主導の意見交換・コミュニケーションの場です。
月に1度オンラインで、各現場で奮闘する同期と共に、社会人基礎力を高め合うことが目的ですが、コロナ禍で得づらくなった横のつながりの中でいろんな話をすることでモチベーションの向上にもつながっています。
メンター面談の「縦のつながり」、新人定例会の「横のつながり」を通して、社会人1年目のメンバーが力をつけられる環境を整えていくサポート体制は、新卒入社社員からも好評の取組みです。
<中途入社社員の場合>~選考からのギャップを最小限入社できる安心感~
中途採用においては、特に「縁した応募者にツリーベルとして何ができるか」という発想から選考が始まっています。
そのため面接の段階から、やりたい業務や条件だけではなく、仕事を通じて大切にしたいことや、譲れない価値観まで、その方の人となりを理解するために、さまざまなお話を伺わせていただきます。
そして本音ベースで条件面についてお話しながら、「ツリーベルで実現できるキャリアパス」を提示し、内定に至ります。
また、実際に配属される予定のプロジェクトの見学やメンバーとの顔合わせなど、不安を解消し、安心して業務を開始できるためのサポートをおこなっています。
未経験の方であれば、先の項でご紹介した研修の期間を活用しながら、どんな業種、業務に関心があるか、また適性があるかを、営業メンバーや講師と相談しながら、実際の配属が決まっていきます。
転職は人生の一大イベント。それをできるだけスムーズに、そして安心して働いてもらえる環境を、選考段階から整備しています。
社員の声については、過去のインタビュー記事もありますので、ぜひあわせてご覧ください。
▾「社員にインタビューしてみた~研修受講生は今~」
▾「IT企業と接点のなかった私がこの会社に入社するまで」
いかがだったでしょうか。
自分がしようとしていた質問もあったりなかったりしたでしょうか。
ぜひここの内容も踏まえた上で、面接で本当に聞きたいことを聞き、会社を見極める材料にしてもらえたら幸いです。
次回もお楽しみに。
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