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叱ると怒る

コーチングのプロが教える 「ほめる」技術

鈴木義幸

読了日:2018年1月24日 水曜日

叱るというのは、それをいうのは自分にもリスクがあるけれども、相手の成長のために、リスクを越えて、相手に正直にネガティブな言葉を直言するということです。ですからスタンスは For you(あなたのために)です。
一方、怒るというのは、相手が自分の思いどおりにならないために、自分の中に起こったいら立ち、ざわつきを解消しようと感情を相手に向けて爆発させてしまうことです。スタンスは For me(私のために)です。

これは確かに文字にすればそうだと思う。

叱ると怒る。

ただ、これを冷静にできる人が果たしてどれだけいるのだろうか。

自分のことで考えてみる。
子供を叱る時。

子供のことを100%考えて、相手の成長のために苦言を呈するけど、それって結局自分の思い通り、理想通りになっていないことに対して感情が揺れているわけで、For Youなんだけど、それが全部そうかっていうと若干違う気がする。
結局は、感情が揺れている時点でFor Meなんだろう。

結局何が言いたいかって、For Youって言っている時点で結構冷めている自分でないといけないのではないか?
そんな熱量の少ない人間に、果たして魅力はあるのだろうか?

どっちかに振り切っているのではなくて、両方入り混じった人間くさい感じが自分にはあっているかな。

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