12/1(土)
晴れ。
そんなに寒くない。昨日は家だというのに飲んだ。というかいつもの事なのだが飲んだ。朝起きると直前まで観ていた夢を覚えていた。ウンパッパが流れていて、俺は衝撃的な事実に気が付き落ち込んでいた。それはせっかくの爽やかな晴れの日だっていうのに、P!NKがまだ30代だったという事を知ってしまった事以上に衝撃的なことだ。
そう、童謡ウンパッパの秘密に気が付いた。まずは歌を思い出してみる。とりあえず知っている1番の歌詞はこうだ
歌に願いをこめてうたえば
広場で街で 公園で
楽しい歌が小鳥のように
みんなの夢を うたいだす
ウンパッパ ウンパッパ だれでも
ウンパッパ ウンパッパ 知っている
きみとぼくとは ともだちさ
だから ウンパッパ
実に困った。俺は知らない。
広場で、街で、公園で、この何処でも俺は知らない。
この誰でも知っていて、おそらく初対面であろう『きみ』と『ぼく』ですら友達になれてしまうようなウンパッパが何なのか。
誰もが知っているウンパッパを知らない自分。もう30も過ぎた男が知らないというのはおかしい。おかしいというか、なぜ誰も俺に教えてくれないんだろう。村八分?ていうか広場で、街で、公園で、俺だけが知らないウンパッパを皆で楽しく夢を歌って友達になっていたのだとしたら、村八分どこじゃねぇ、国八分だ。急いでウンパッパをググる。どうやらトロンボーンの事、本来の海外バージョンではウンパッパ=トロンボーン=トロンボーンで音を奏でる際のピストン運動が性行為に似ている=アダルティックな意味というトリプルミーニングが隠されているという事だった。なるほど、こういう事かと思ってみたものの、合点がいかない。まず1つ目は何故、この歌をいちいち子供達も歌える歌にしたのか。もうひとつは決してウンパッパの意味を皆が知っているわけではないと言う事だ。子供にウンパッパのトリプルミーニングを楽しいメロディに乗せる意味があるのだろうか。こんなことは中学か高校にいけば自然と好きな人とウンパッパ出来るわけで、幼稚園くらいから教える必要がない。なぜ皆がウンパッパを知っている必要があるのか。1分くらい考えてゾッとした。
間違いない、これは暗号だ。我々1号2号はろくに働きもしないのに、やれアジアだ、ヨーロッパだと平気で数か月から1年程度の旅に今まで何度か出ていた。
もちろん自分たちで稼いだ金なのだから好きに使って良い、ただ、長期で出国する際は必ず海外移住の手続きをして、住民税を払わないようにしていた。これが多いうえに、元来たいした稼ぎも無いので、所得税、住民税などの額が一般家庭に比べると異常に少ない。これを良しとしない政府は、こんなふざけた人間にはいざという時は真っ先に切り捨てようと企んだわけだ。いざという時、これは間違いなく戦争であり、政府は実はすでに大勢の人が数か月生活できる核シェルターの様なものを東京の何処か、きっと地下に建造しており、しっかりと税金を納めている優秀な国民を上から順番に招待しようとしている。シェルターに入るためには暗号が必要で、そう、それがウンパッパなのだ。誰もかれも老若男女が知っているというのは、あくまでしっかりと生活をしている人の事で、我々のような自堕落な生活をしている人間はシェルターに入ることはできないのである。この衝撃的な事実を受け止めることが出来ず、朝起きてしまった。絶望と怒りを噛み締めつつ窓を見ながら『うんぱっぱ』とボソリと言ってみると、2号が『何ぼけっとしてんの?飲みすぎ?』などと声をかけた。
ごめん、そうです。飲みすぎたんです。昨日から2号と一緒に見始めた相棒(シーズン6)が非常に面白く、ビール派の2号には分からないかもしれないけど、俺は芋焼酎に氷とソーダじゃん?あれ時間たつと味薄くなるから、ついつい焼酎ばかすか入れちゃうんだよねってそんな感じでもう8時過ぎてるし、ゴミ出さないといけないからゴミをだして着替えてもう9時?まじ??
とりあえずnoteを開いて漢字の方の日記をアップしてみる。なんやかんやで反応が少しであると非常に嬉しい、そう、そこのあなたです。
今日は夕方4時までお互いに自由な感じだったので、俺は2号に頼まれた郵便物の発送と、借りていた本を図書館に返すこと、あと豆腐を買っておくこと。豆腐は別に良いような気がしたんで、良いよね。で、歩いて新宿までいって4時にいつものパブへ行く。今日は周年記念なんでパイント500円って、あれ?これ漢字の日記と同じ道辿れんじゃない?もしかして2日目で達成?なんて思ってみたものの壱角家にも行っていないしなんだかんだで同じ一日など無いんじゃないかと思い始めてきたってところで、お姉ちゃん、キルケニーとギネスよろしく。
どうもありがとうございます。 今晩のおかずが増えまっす。