昭和から学ぶ次の新しい社会(+脱プラを少し)

こんにちは、たえさんです。

最近は、朝「あぁ、今日もわたしたちはコロナウイルスとの戦いのさなかにいるんだな」と思いながら目が覚める。いやな目覚めだ。

「さ、今日も仕事に子育て、楽しもうー!」と気持ちよく起床したいなぁ。

”草の根運動”がいのちを衛る

世界的な感染症の流行で、これまでの当たり前がもう当たり前じゃなくなってきているように感じる。その転換期の中にいる気がしてならない。

かつてエコ活動と健康づくり活動を仕事としていたわたし。
今は、SDGs(エスディージーズ)とかLOHAS、サステナビリティって横文字に置き換えられているけれど、
その歴史は古くて、根本のテーマは「公衆衛生」だった。

戦後の劣悪な生活環境を、住民一人ひとりの手で改善していったからこそ、
わたしたちは衛生的な生活を手に入れた。今は当たり前だけれど。

戦後問題になった蚊とハエ。
暮らしに入り込み悪さをするネズミ。
不衛生にしていると発生するあらゆる病気。

それらをおさえるために、昔の人たちは知恵を絞って結集して
蚊とハエのいない郷土建設運動、
ねずみを駆除するための「ねずみくじ」、
一斉畳上げ運動などを展開した。いわゆる”草の根運動”。
赤痢やそのた寄生虫などを予防するための手洗い運動も、住民運動でやっていた。

今の世の中はなんだか、その昭和初期の頃の状況に似て見える。
昭和初期の活動がまた、人間を守るすべになっている。

今、毎日聞こえてくる「手洗い・うがい」「3密を避ける」などは、結局「みんなで みんなの 健康と生命を 衛る(公衆衛生)」。セミナーへ出掛けて自分が住民の方へ話していたまさにそれ。思い出して、ハッとする。(今はこのセミナー自体が3密だから、しないと思うけれど)。昔の人たちのやってきたことを見直すもの、大事なのかも。

何か、価値観が変わりそうな予感

自分が人に病気をうつすかもしれない、もしくはうつされるかもしれない。
あとで後悔しないように、そのときのテンションではなく、
「なにが大切」「なにを大切にしたいか」を考えて行動する人が増えていると、信じたい。
それに加えて、コロナウイルス渦が終わったあともそういう人が増えるんじゃないか、と想像している。

「自分の行動があらゆるものに影響し、価値を決めている」と、認識するかんじ?
SNSあたり前の時代。誰もが発信者でだれもが社会の一員。大人もこどもも男も女もどちらでもなくても。
障害があってもなくても。みんなに価値がある。みたいなね。

そういう意味でも、早くこの不安と混乱の日々が終わり、
今までの「当たり前」に感謝しさよならして

「次の新しい社会よこんにちは、よろしくね」と言える日がとてもとても、待ち遠しいのです。

【余談】脱プラスチック生活はゆるゆると挑戦中

お昼ご飯を手抜きしちゃって、冷凍食品や袋麺をチャチャッと調理、ということもやってしまう。

そんな中、ZOOMランチ会があるとき、せっかくなので、と近所でお気に入りのご飯屋さんに持ち帰りお弁当を頼んだときのこと。
「使い捨て容器だとごみがでるし、代金がかかるんで、回収容器でいいですか?」「もちろんです!」

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こういう配慮はうれしい♡(ついでに酵素玄米が好きだ)

「美味しかったです、ごちそうさまでした!」、とお弁当の感想も言えるし。こういうお店を応援したいし、大切にしたい。
ZOOM会議のとき、休日のお昼ご飯づくりをどうしてもさぼりたいときには、またお世話になります^^