♪山手～のドルフィン、に行った時のこと。
ユーミンの「海を見ていた午後」に出てくる山手のレストラン「ドルフィン」さん。根岸駅を降りて、坂の上まで歩くと結構息切れ。あの歌が作られたころには、ここから海が簡単に見えたのだろうけど、今は首を長くして眺めるなど、ちょっと努力が必要。だけど、テラス席に出ればもう少し見えるのかも。
さて、ランチをいただくことに。スープとサラダが先にサーブされてきた。サラダも、ボリューミーだし色々な野菜も盛りつけられていて期待高まる！
メイン！ 写りが悪くって、ごめん。チキンのコンフィと数種のパンで、大満足。添えられた野菜たちも素揚げされていて、そのおもてなしに感激。ゆっくりと時間をかけていただきました。
さて、デザート。アーティな生クリームの演出がニクいよね。たっぷりのコーヒーを飲みながら、頭の中で「海を見ていた午後」を一人リフレイン。「♪ソーダ水の中を貨物船が通る～」ができるように「ドルフィンソーダ」もメニューにあるけど、この日は寒かったので、これにてランチ終了。
入口付近は、ギャラリーみたくなっていて、色々な人が訪れサインを残しているよ。もちろん、特等席の位置にはユーミン！ 「海を見ていた午後」が収録されているLP（懐！）も飾られてる。実は訪れたのは、2，3年前なんだけど、ユーミンのデビュー50周年（！）をお祝いする意味でアップすることにしたよ。
ほらね、こんなにたくさんの人が来店して、大切にディスプレイされてる。北野武さん、中条きよしさん、高田純次さんの名前もある。
え～！！ テンプテーションズ来たの？ ローリングストーンズ好きな私としては「マイ ガール」のオリジナルを歌ったバンドとしてリスペクトしてるけど、なぜ来たのか猛烈に知りたい！
お店を出ても去りがたく、外観もカメラに収めたよ。時の流れを感じる趣きのある看板。あれからいったい何年？ いや何十年？ 今でも聖地巡礼のお客様がやって来るだろうけれど、曲に因んだディスプレイもたくさんあるけれど、淡々と丁寧に接客してくださる姿勢こそ、長く続く証なんだなと思う。そう、ヒット曲におもねっていないスタンスが伝わってくる、珠玉のランチタイムでした。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？