「秘密の花園」を思い出す、都会の真ん中のプチ緑地。きっと地図にも載ってないけど、とても素敵！
ちょっと前に撮った写真なので、今はこんなに薔薇が満開じゃないと思うけど。海岸通りのモノレール線路下に突如現わる空間。あれっ、ここ公園？ といつも思っちゃう。そんなわけないの、だって奥行きのない線路分の敷地だから。思い思いに咲き乱れる濃いピンクやクリーム色の薔薇、けっこう強い香りを放っています。
何回か通りかかって、興味しんしんだった。この奥はどうなってるんだろうって。まさに、「秘密の花園」に出てくる女の子の気分。入るのに鍵は不要みたいだけど、足を踏み入れても大丈夫？ その時「WELCOME」のプレートを見つけたので、勇気を出して入ってみようと決意。様々な薔薇を、丁寧に育てている感じが伝わってくる。そう言えば、以前に通りかかった時は、お世話している方を見かけたけれど、水やりだって相当な時間がかかると思う。ここまで成長させるには、こまめな手入れが必要だと思うけど、お近くにお住まいなのかな？
うわっ、犬や猫たちが点々と・・・。白雪姫の小人もいるよ。そんなのを見て歩きつつ、時には上を見上げて見事な薔薇たちを堪能しつつ。お花に関しては門外漢だけど、薔薇以外にも色々植えられてるね。左下の白い花も、とてもかわいい。花々を支える支柱もあちこちに施されているので、本当に大切に育てているのが、伝わってくる。
あ、ここには白雪姫もいる！ 小人たちも大勢配置されて。白雪姫を守る役だからね、小人たち。一つ一つを見て歩く楽しみも加わって、ついつい長居。と言っても、とてもコンパクトな広さではある。この時期がきっと一番見頃の季節なんだろうな。そんな時に訪れることができてラッキー！
やっぱり圧巻は、このトンネルだけど、小径としてデザインされた通路にも、工夫が。うねうねと曲がって置かれた煉瓦のような石に、造った方の遊び心を感じます。海岸通りは、上に首都高速も走っているし、高いビルも多いので、ともすれば殺伐とした雰囲気になってしまうけれど、ここだけは本当に和ませてくれる。「都会のオアシス」というとちょっと陳腐なイメージになっちゃうから、私にとってはやっぱり神秘的な「秘密の花園」にしておきたい。大好きな場所。また来ることができますように・・・。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？