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JALセールにあやかりATRで函館まで行って函館グルメ堪能してきた

JAlさんでセールが頻繁にあるのでそれにあやかってプチ旅行でATRに乗ってみようと思いました。現地でのズボラな過ごし方と旅行を最適にするためのパッキングなどについても記載しています。

県内移動を飛行機で

県内飛行機移動するのって北海道と鹿児島と沖縄くらいですよね。
そのうち陸続きなのは北海道くらいで、北海道の大きさに改めてびっくりです。(他にもあったらごめんなさい)
今回の移動は札幌にある丘珠空港から函館空港!
陸路で高速を使えば距離316km、移動時間は4.3時間くらい。
関東周辺に当てはめると東京から名古屋までくらいの距離と同じくらいなので驚きです。北海道の人は週末や休日にこの距離を平気で運転するのです。

google map参照

飛行機で移動すれば時間が驚きの40分!

今回はJALのセールでお安く移動することができました。
車だと4.3時間なのに飛行機だと40分!
素晴らしいですね。時間を有効に使えるのです。そして運転するわけではないので手元が自由で、疲れ方が大きく違いますね!

今回は驚きのこの価格!

試しに飛行機と電車、車での比較をしてみました。
片道での計算となります。
もっと調べれば電車はお得なプランなどあるかもしれませんが、一般的な価格で調べた結果がこちらとなっております。車の場合は普通車の高速代で6,120円ですが、燃料費については車種によると思いますが15km/Lで計算すると21Lくらいなのでおおよそ3,400円くらいが必要になるので費用は電車とさほど変わりません。車と電車の費用が同じくらいで時間差が1時間なら車運転しちゃいますよね・・・
今回の飛行機はセール価格ですので6,600円ですが、通常価格ですと12,000円くらいになります。

飛行機:移動時間 40分 費用 6,600円
電車 :移動時間 3時間30分 費用 9,440円
車  :移動時間 4時間20分 費用 6,120円+燃料費

大まかな概算(片道)

でも結局のところ通常期の比較でも3,000円くらいの差なので飛行機で移動するのがコスパいいですね!

プロペラ飛行機ってなんかいいよね

今回乗るATRですが、プロペラがついています。
一般的な飛行機はもうプロペラ機が少ないので貴重な存在です。

今回乗ったATR
お見合い座席
前方非常席
座席の並びはこんな感じ

札幌駅から丘珠空港までの行き方

ちょこっと戻りまして、札幌駅から丘珠空港までの行き方を記載しておこうと思います。手段としては地下鉄で移動するかバスを利用するがお安く、車かタクシーの場合は20分くらいで移動できる距離となります。

地下鉄を利用する場合

札幌駅(JR)から歩いて地下鉄さっぽろ駅まで行きます。
さっぽろ駅まで300mくらいの道ですが地下道なので雨風は凌げます。
さっぽろ駅で東豊線に乗って栄町駅で下車(250円)
ここから再度選択肢がありまして、栄町駅から徒歩で行くかバスに乗るかです。時間などによって選択肢は変わると思いますが、徒歩の場合は約20分程度で到着します。バスに乗る場合は栄21の車両で北37条東21丁目で下車となります。(210円)
他にもルートはありますがこのルートが地下鉄利用時の最適ルートです。
札幌駅(徒歩)さっぽろ駅→東豊線→栄町(徒歩)または栄町(バス栄21)

車かタクシー、シャトルバスの場合

札幌駅から車かタクシーなら20分程度で丘珠空港まで行けます。
また、空港シャトルバスが札幌駅から出てすぐのところにシャトルバス乗り場がありますので、そちらから乗って直行することもできます。

丘珠空港に行ったら名物丘珠カレー

丘珠空港についたらまずは2Fの丘珠キッチンにてカレーを食しましょう。
航空会社ラウンジカレーを思わせる美味しいカレーです。
価格は1,000円とちょっと強気かな?と思いますが、記念にはなるかと思いますのでご賞味あれ!

名物丘珠カレー

函館空港からホテル海と灯へ

今回選んだのは海と灯というホテルです。空港からすぐのところにあり非常に便利な立地にありました。ネット情報によりますと朝食と夕食のブッフェが良いということで、そちらのバイキングと温泉を楽しもうという考えです。

ホームページの情報によると150種類くらいの海鮮やアラカルトがあるということで、朝食で有名なラビスタのような感じということがわかります。時期によっては雲丹があるということもSNSで確認できましたが、冬の時期に行くのでタチが旬でおいてあるのかな?と予想しております。たちポンとか美味しいですよね。通年蟹やいくら、マグロはあるみたいですので、ベーシックな海鮮はいつでも楽しめるようです。
口コミの中にはウニがない!写真と違う!というようなものも見受けられたり、オープンから数年経ってダウングレードしているというような口コミもあったので、写真映えの良い部分を必要としているのであればウニシーズンに宿泊利用したりすると良いかもしれませんね!ダウングレードについては・・・どうなんでしょう?コロナの影響だったのかもしれませんね!

大浴場と貸し切り風呂がある

大浴場と貸し切り風呂があるのですが、貸し切り風呂は予約いっぱいで予約できませんでした。早めの予約がお勧めです。1時間2,500円くらいで使えるそうです。

1日目の夕食

1日目は函館空港に19:25着で空港からホテルまで移動して20:00頃という感じです。夕食は20:30ラストオーダーですので丘珠空港発函館空港行きの最終便に乗る場合には時間にお気をつけください。クローズは21:00までとなっています。アルコールは有料として設けられているのでアルコールが必要な方は申し込みした方がいいですね!アルコール飲み放題は90分のようです。

お客さんが多くてあまり撮れませんでした。

2日目の準備

1日目が最終便ということもあり、ホテルで夕食を食べて終わりのためその日にはレンタカーを借りませんでしたが、2日目は朝から行動するためにレンタカーを借りました。少し注意が必要で、営業時間がタイトな時間になっています。ちょっと早く借りたい、ちょっと遅くなってから借りたいなどというような場合には前日借りが必要になってしまうような感じです。レンタカーを利用する場合はご注意ください。保険などのサービスをつけて24時間借りで1万円切るくらいの価格です。

2日目の朝食

2日目の朝は海鮮ブッフェとハンバーガーやドーナツといったものがメインとしてあります。ハンバーガーが人気ということで皆さんハンバーガー作りに励んでいました。ヨーグルトやフルーツもあったのでさっぱり朝食がいい方にも向いておりますね。もちろん海鮮もあるので夕食のように海鮮を楽しむということもできます。

ホテルの人が作ってくれたハンバーガー

2日目の昼食

2日目のお昼は普段朝昼兼用で食べている生活なのであまり必要ありませんが、せっかく函館に来たので色々と堪能したいところです。
函館といえば海鮮でその中でもイカは有名なものですよね。朝市の近くではイカ釣りができたり、朝市のお店で海鮮丼やカニまんなども堪能できます。
本来であれば函館山や五稜郭、レンガ倉庫などに行ったほうが色々と観光できると思いますが、以前にそのようなスポットは制覇しているので今回は食に集中したいと思います。

函館ランチの選択肢

函館ランチで考えられる選択肢が結構多くて、有名なところで言えばラッキーピエロのハンバーガー、はせがわストアのやきとり弁当が代表的なものです。その他にもSNSで話題となった雲丹専門店の世壱屋やうにむらかみなど海鮮物もあります。悩みますね・・・全部は食べられないし・・・。
食事よりもクレープでちょっとした間食という方法もあるんだよなぁ。

結局選んだのはこちら

小弁当たれを選択
中弁当から野菜串がつきます。
駐車場はないので注意
3,000円の刺身盛り合わせ

そして2日目の夕食

2日目もホテルの海鮮などを堪能します。初日に手を出せなかったものを楽しもうかと思います。それにしても連休なので人が多くて満足にブッフェを楽しむことが難しいですね。みんな食べたい時間も同じくらいだと思うのでバッティングしちゃうんですよね。200室を超える部屋があるので400人くらいの宿泊者がいるということなんですよね。時間帯などを調整して利用する方が良いかもしれません。

ちなみにですが、朝食が大人3,000円、夕食が大人4,950円となっております。夕食時のアルコールドリンク飲み放題は2500円です。ホテルプランに含まれていない場合もあるのでご注意してください。

3日目の朝

3日目は朝一で函館空港に行かなければいけないので、特に何かするということではありません。とりあえずはさくっと荷物をまとめて空港へ向かわなければならないのです。皆さんは荷物をまとめるときにぐしゃっと詰め込んでスーツケースが閉まらない!荷物がどこに行ったのかわからない…なんてことがあるのではないでしょうか?
筆者は服などの荷物は少ないのですが、電子機器類の小物やスキンケア物がゴチャッとなってしまうので困っていました。
そんな時に便利グッズを使えばいいのです。

まずはこちら、トラベルポーチです。この商品はスキンケア商品のようなボトル形状のものなどが縦に入れることができて歯ブラシなども防水ケースに入れることができます。上部にフックがあるので洗面台付近にかけるところがあればそのままかけることができるので収納から取り出して移動することなく、そのまま収納することができます。

現代人の必要なものといえば電子機器類

現代では電子機器類を持たずして旅行をすることはできません。充電ケーブルにドライヤー、シェーバー、モバイルバッテリーなどいろいろありますよね。そんなものも収納がしっかりしていないと絡まったり見当たらなかったりするものです。そんな時にも便利グッズを利用すればいいわけです。

この収納はケーブル類をまとめて個別管理でき、厚みのある仕分け空間があるのでモバイルバッテリーや小さな電子機器類を仕分けすることができます。国内旅行ではここまで収納は必要ないかもしれませんが、海外旅行を考えるとこれくらいの収納があると便利です。デュアルSIMやe SIMが流行している現代ですが、スマホ2台持ちするということも多いのでこれくらいの収納は必要だったりするのです。

こんな感じで爆速パッキング完了

上記で説明した2つの収納があるだけで爆速でパッキングが終了することができます。もちろんサイズや収納方法の違い、カラーなどもあるので探せる方は探してみてください。たまに服の圧縮もしようと考える方もいると思いますが、圧縮袋に入れる際にはきれいに整頓して袋に入れてから圧縮する必要があります。丁寧で整理整頓できる方であれば便利なものですがそれができない人にとっては逆に邪魔になってしまうものとなりますのでご注意ください。

函館空港の朝はラウンジとお土産で

函館空港の朝一便に乗るために8:00に空港に行ってみたのですが、湯川エリアからはタクシーで1,300円ほどで行けるようになっています。
空港に着くと2Fにお土産と搭乗口があります。ラウンジも2Fです。
飲食店に関しては9:00や11:00くらいからオープンのところが多いのでご注意ください。

ラウンジは8:00からオープン

旅行好きといえばラウンジ好きと言っても悪くないと思います。ですのでラウンジについてもしっかりとご紹介しておきます。
まず、ラウンジにはタバコは使用できず、電子タバコのみとなりますので喫煙者の方はこの点にご注意ください。電子タバコ専用コーナーのみです。
飲み物はソフトドリンクのみでアルコール(無料)はありません。
席は多いので座れないということもなさそうな感じです。
WiFiも利用できて新聞や充電ケーブル貸し出しも行っているので忘れてしまった際には重宝しますよね。

ラウンジの利用可能なカード

ラウンジにはゴールドカード以上であるものの一部のゴールドは利用できないようです。
JCB、UFJ、NICOS、VJA、TS3、DINERS、DC、MUFG、LIFE、MI、AMERICAN EXPRESS、JACCS、UC、SAISON、楽天、EPOS、Orico、POCKET CARD、アプラス、d CARD、au PAYカード、PayPayカード

料金払えば誰でも利用できる

上記に該当するクレジットカードを保有している人だけでなく、持っていなくても利用料金を支払うことで利用することができます。1,050円/人の利用料金です。

対面シートに乗ってみたいけど…

ATRの面白さはプロペラだということだけではありません。
座席配列がおかしいものがあります。
左右2席で構成されてはいるのですが、右側最前列が…
対面式の座席となっているのです。
一般的な飛行機であればCAさんが座るシートのような感じです。
はっきり言って知らない人と対面しながら40分座るというのは業務でなければ嫌ですが、珍しいという部分では乗ってみたい気持ちもあるものです…。

他人同士ならこれは辛い・・・

今回の費用はこちら

今回の2泊3日の費用を公開!
飛行機はセール価格ではありますが、そのほかは普通価格ですのでよければ参考にしてください。

飛行機:片道6,600円*2=13,200円
ホテル:2泊=34,484円
飲食代:2日間分=8,770円
丘珠空港カレー1,000円
石川鮮魚店刺身盛り合わせ3,000円
長谷川ストアやきとり弁当560円
ラッキーピエロエッグバーガー&ラキポテ+チャイニーズチキン1,210円
晩酌買い出し2日分3,000円
移動費:2日分=13,492円
札幌駅から栄町駅まで地下鉄250円
札幌栄町駅から丘珠空港までタクシー870円
ホテルから函館空港までタクシー1,200円
函館空港駐車代100円
函館でのレンタカー9,372円
ガソリン給油1,000円
丘珠空港から札幌駅までバス700円
お土産:8,828円
丘珠空港グッズ2,000円
スナッフルズのお菓子486*8=3,888円
塩辛ポテト195*4=780円
函館ラスク540*4=2,160円
合計:78,774円

1人8万円程度で楽しめる

上記記載の明細を見てもらえればわかると思いますが、飛行機とホテル代は1人に対してかかってしまいますので47,000円は固定費でその他は変動費として見ていいでしょう。朝食と夕食がホテル代に含まれるので食費は抑えられそうです。またレンタカーを使用しなければ1万円くらいは浮きますので、路面電車やバスの1日乗車券などを駆使してもいいと思います。

実は裏がある帰りの飛行機

えーっと、上記ではすんなりスムーズな旅程ではありますが、実は帰りには面倒なことがありまして、函館-丘珠の朝一便が欠航になってしまいました。
滑走路の凍結によって欠航となってしまったため保証や振替保証はなく、払い戻しのみ可能ということでした。機材トラブルであれば無償での振替ということもありましたがそうはならないものですね。
通常?であれば時間変更で次の便でもいかがでしょうか?という感じで案内されるものですが、2便は満席のため対応できず最終便しかありませんという感じなので該当される方たちは基本的に払い戻しにしなければいけないという感じでした。
払い戻し後の手段としては、
・JRで札幌まで行く8,000円くらい4時間+JRで旭川まで1時間30分くらい
・ANAで新千歳まで行く2万円くらい30分+JRで旭川まで1時間30分くらい
・JALかANAで羽田まで行って羽田から旭川に行く8万円くらい
の3種類のみとなりました。

そりゃANAで新千歳に行くでしょ!

費用としては払い戻しとの差額が5,000くらいでした*(株主優待を使用した場合の差額)のでANAで新千歳まで行くことにしました。*実際には新千歳から札幌までのJR代が追加で840円で、ここには記載していませんでしたが札幌駅から旭川駅までJRの予約をしていましたが時間が間に合わないので払い戻しをして、再度買い戻しをするという面倒なこともあり、これだけで4,000円程度の持ち出し、株主優待も購入しているのでその分の2500円も追加です。ということで余計な出費は12,000円くらいということになりました。皆様もお気をつけください。天候の場合は時間変更または払い戻ししかありません。(他にも何か方法があれば教えてください)

これまでの合計:78,774円
突発的な費用 計10,580円

JALの払い戻し-6,600円
ANAの新規購入10,370円
株主優待の購入2,500円
トクだ値の払い戻し-2,540円
特急券の購入6,850円
最終費用:89,354円

2泊もすると飽きちゃう朝食と夕食

これは個人的見解ですので、無視しても良いのですが海鮮ブッフェを2夜連続で楽しみ、朝も海鮮を選択できるとなるとちょっと飽きちゃうんですよね。合計で4回も海鮮を楽しむチャンスがあるわけですから中々な訳です。
そしてそれ以外にもラッキーピエロやハセガワストアのやきとり弁当などを楽しもうとなるとお腹いっぱいで食べれません…笑
夕食朝食の価格を考えるとちょっともったいなく感じる部分もありますので1日は夕食朝食付きで、2日目は素泊まりの選択の方がいいかもしれませんね。もし、素泊まりがなければ別のホテルに移動するとかの選択になってもいいかもしれません。朝夕の食事代だけで7,950円/人となるので外食しに行ってもさほど変わらない金額になるのかなと思います。

ANAもプロペラ機

急遽予約したANA便ですが、機材変更と時間遅れを2回しまして函館についてくれました。(切実にありがとうございます)機材変更で74人乗りのボンQちゃんでした。2026年には引退という記事もあるので乗れてよかったかもしれません。JALユーザーとしてはこういう不足の事態がない限りANAに乗ることがないのでありがたいことです。
欠航の影響もありこちらも満席でした。早めに空港で手続きしていたから間に合った…

ボンQ非常席

えきねっとトクだ値は使いにくい

現在アプリでの展開があるこちらですが、日本全国の各種路線をアプリで網羅しているわけではありません。たとえば今回利用した北海道在来線のチケットの申し込みに関しては結局のところwebブラウザを使用してになるのでアプリの意味がほぼありません。そのままwebでログインしておいた方が無駄な切り替えが必要なくなります。
トクだ値では45%OFFの魅力はあるものの、当日の変更は不可となります。
ですので飛行機などの遅延や欠航によってはスケジュールがズレると払い戻しを行い、再度取り直しを行うのですがその際には45%OFFは無くなってしまい、正規料金での購入となります。

北海道のIC利用不可

北海道に旅している人の多くはこれに直面していると思います。
新千歳空港と札幌駅および札幌市内と近隣市町村のみICカード利用ができますが、そのほかの市町村へ行く場合にはこれが相互利用できません。つまりは札幌でICカードでの乗車したはいいものの下車する場所がIC非対応であれば使えないということです。それぞれの地域でのICカード利用は可能なのに対して地域を跨ぐICカード利用は不可というのだからなかなか難しいシステムです。これから北海道新幹線も開通してより多くの地域への移動が予想される中でこの孤立したシステムだと面倒なことが起こってしまいますよね。
赤字路線ということも大いにあると思うので早急に対応していくというのもなかなか難しいものもあるのでしょう。

冬の北海道は旭川空港が安心!

北海道の人気シーズンである夏と冬ですが、冬となると各種空港が欠航になる恐れがあります。しかし旭川空港であれば99%の就航率があります。旭川空港が欠航になるくらいなら全国どの空港でもダメだということでしょう。
冬の時期は旭川空港の就航数と就航路線を増やしてほしいですね!


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