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リンゴの薄焼きパイの作り方

秋から冬はリンゴの季節。今日は市販のパイシートを使って、リンゴの薄焼きパイをつくります。

リンゴの薄焼きパイ
 りんご 1個(大きいものなら 小さい目なら1個半は必要かもしれません)
 グラニュー糖 大さじ1
 バター    大さじ1
 パイシート  1枚
バニラアイスクリームかキャラメルアイスクリーム(ハーゲンダッツ製)

元ネタはジョエル・ロブションの『リンゴの薄焼きタルト』です。ロブションのレシピは薄焼きパイ、リンゴのコンポート、リンゴの薄片という構成で円形に一人前ずつつくりますが、こちらのレシピではリンゴのコンポートを省き、四角く焼き上げています。

冷凍パイシートはバター100%使用のものを選びます。アップルパイといえば何層にもなって膨らんだパイ生地というイメージがありますが、今回はプレスして薄く焼き上げます。家庭でこういった上に具材が載ったパイを焼く障害はオーブンの性能。家庭用のオーブンだとパイの水分が充分に抜けないことが多いのです。そこで今回は焼いている途中で逆さまにして、パイ生地の水分を飛ばしていきます。

りんごの品種は酸味の強い紅玉が一番ですが、今日はふじを使っています。

りんごは頭とお尻を切って……

皮を剥いたらこんなふうに芯をよけてカットします。

あとは2mm厚にカット。

パイシートの上に重ねるようにして、並べていきます。グラニュー糖とバターを載せて、180℃のオーブンで20分間、焼きます。

20分間経ったら一度取りだして、上にオーブペーパーをかぶせて……

ひっくり返します。

重しを載せてさらに200℃で15分間焼きます。ロブションの元ネタでは裏返す工程はありませんが、逆さまにすることでリンゴはカラメル状に色づき、パイ生地からは水分が抜けサクサクになります。

焼き上がりはこんな感じ。

適当な大きさにカットして、バニラアイスクリームを添えます。四角く切ることでモダンな印象になります。今回はキャラメルアイスクリームと刻んだアーモンドを添えました。キャラメルソースをかけても美味。簡単にできるレストラン風のデザートです。

撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!