「手を抜くと疲れる」を実感。
去年まで、私は働きすぎていた。
私の職場は、とにかく助け合いがメイン業務。
チームで、仕事が滞っている人がいたら、すぐに手伝うし、それが普通だと思ってた。
だけど自分の仕事も人の仕事も頑張りすぎた。おかげで去年頃には疲れがピークに達していた。
私はもともと、自分でいうのもなんだけれど集中力がすごい。
いつでもすぐに120パーセントの集中力が出せるのが特技。
だけど、フルタイムの仕事でずっと120パーセントの集中力で頑張りすぎるから、体を壊す。
そんな時に、出会ったのが心理学の本だった。さらに心理に関する個人セッションなども受けて、感銘を受けた。
「無理はしない」「頑張りすぎない」「自分のために生きる」
そういう言葉にすごく救われて、ちょっと仕事への態度を変えることにした。
具体的にはこうだ。
自分の仕事が暇なとき以外は頑張って人を手伝わない。
仕事中途中で席を立って、(トイレとかで)5分くらい休憩する。
今まではお客さんが来たら誰よりも先に気が付いて対応に出ていたけれど、一歩それを遅らせる。
どれも、私にとっては申し訳なくて心が痛くなることだった。
だけど、頑張って実践していったら、頑張りすぎないことで体の調子は良くなっていった。
そんな風に仕事への態度を変えて、半年。体の調子は良くなったけれど、今度は少し違和感を覚え始めた。
「でも、体の調子が悪くなるよりいいや」と思い、モヤモヤしながらも続けていた。
ふと、昨日このことへの私の答えが出た。
朝起きた時に「もっと自分をいっぱい使って!」という声が聞こえた気がしたんだ。
びっくりした。
だけど同時になるほどと思った。
今の状態って、昔聞いたキムタク(木村拓哉さん)の名言、「手を抜く方が疲れる」なんだな。
思えば私にとっては、いつでも人生全力投球がモットーだった。
だから楽するとか、そういうことをしすぎるとと逆に心が疲れるんだ。
そして、手を抜いているからこそ、仕事は中途半端に今なっている。
仕事をこなすだけになり、仕事の苦労も楽しさも見いだせずに結局やりがいが感じられない状態なんだ。
もちろん、これは少し楽をするようにしたからこそ分かったことだと思う。
頑張りすぎていたら、それはそれで体調を壊していただろうから。
多分、今こそ自分にとってちょうどいい塩梅を見つける時なんだな。
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