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眠れなかった夜。

※5年前のフィンランド旅行について書いています。

さて、楽しい気持ちのまま

ゲストハウス到着。

だけど、ゲストハウスに戻って

思い出した。

「そうだ、私の部屋鍵を閉めると

開かないんだったー」

どうしよう。

部屋の鍵を閉めて寝てしまうと、

明日の朝鍵が開かないと大変だ。

せっかくイギリスワーホリ中の女性が誘ってくれた

タクシーにも、

ヘルシンキに戻る飛行機にも

乗れなくなるかもしれない。

だけど開けっ放しにして眠るのは‥

もちろん怖い。

外国で、ドアを開けっぱなしにして眠るなんて

何されてもかまわないって言ってるようなもの。

だけどね、

私の部屋ちょうど

共用トイレの隣に部屋だった。

これは、夜にトイレに行こうとした人が

間違えて私の部屋のドアを開けちゃう可能性も。

ぎゃー、どうしよう。。。

しばらく真剣に真剣に考えた。


そして、やはり開けたまま寝ることを選びました。

だけど鍵を閉めないだけで、

ドアはもちろん閉めておくし、

さらに

ドアの後ろにはキャリーケースをドンと置き、

他にも部屋にあった何か重量のありそうな

ものをとにかく置いておいた。

傘もベッドの近くに置き、

何かあったときの武器にした 笑


そうやって、

眠ることにしたけれど

物音がするたびに、

怖くて怖くて

やっぱり眠れなかった。

どこでも眠れるのが特徴の私だけれど、

さすがにこの状況は無理。

つくづく、

北欧では高いホテル代を惜しまないようにしようと

心に決めたのでした‥


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