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【バリ島女子一人旅㊱】夢中になっていたら本当の私が戻ってきたことに気が付いた。
さて、
中国人男性と韓国人男性との楽しい休憩時間も終わり、
後半戦のサーフィンの練習へ。
また鬼コーチの元、何度も波に乗る練習をする。
だけど、乗ってはすぐに落ち、
波に、砂に体をもまれる。
「あー、また波に乗れなかったー」と思っても落ち込む間もなく、
鬼コーチからの
「立ち上がるのが早い!」「バランスをとって乗る!」という
適切なアドバイスに、
体育会系の「はい!」で答えて、すぐにまた次のサーフィンに出る。
とにかく無我夢中。
すると、鬼コーチ以外の教室の先生から声をかけられた。
「あなた、笑顔、すごくいいね!」と。
ハッとした。
私、確かに久しぶりに
こんなに心からの笑顔になっていたんだよね。
そうだ。
本当の私ってこうだった。
今年の1月に一人でフィンランドに行って、
その時に感じた最高に自由な気持ち。
その時に、なんのしがらみもなくなって、
最高に心が空っぽになって、
すごく幸せな気持ちになった。
体から抵抗が消えて、
本当に心身が柔らかく、自然になれたんだよね。
これが本当の私なんだなって思ったんだ、その時。
なのに、その気持ちもう忘れてたんだ。
仕事で頑張らなきゃってストレスをためて、
自分をダメだと追い込んだり、
残業して体をボロボロにしたり。
そうやって、
こんな笑顔満開になることを忘れてた。
やっと思い出したよ。
やっと、本当の私が出てきてくれたんだ。
この何気ない一言で、
「今、私が戻ってきた」ことを感じたんだ^^
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