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リゾートホテルレビュー:#03-Gili Lankanfushi (Maldives)

ギリ・ランカンフシは、元々「ソネヴァ・ギリ」と言う、シックスセンシズの上級カテゴリのホテルだったのですが、2012年に売却され、ソネヴァブランドではなく、ギリ・ランカンフシとなりました。
ずっとソネヴァ・ギリの事は知っており、一度行ってみたいと思っていましたが、なかなか行く機会が無く、ようやく最近行くことができました。
さぞかし、シックスセンシズのカラーは、どう変わったのだろう?と思いつつ行きましたが、全くシックスセンシズ、ソネヴァの頃と変わっていませんでした。それも驚き。経営も名前も変わったので、全面リニューアルかとばかり思っていたのに・・・まぁ良かったですが。
最近の新しいシックスセンシズより、よっぽどシックスセンシズでした(苦笑)

リゾートまでのアクセス

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モルディブは、小さな島が集まっている国。何せ空港のある島と、首都の島は既に違います。そんな訳で、モルディブのリゾートホテルは、1島1リゾートが基本。一つの島に一つのリゾートです。
モルディブに行く=ホテルに行くと考えても良いです。
もちろん、首都のマーレなどには行くチャンスも必要もありません。
空港からは、基本3通りの生き方があります。
・スピードボート
・水上飛行機
・国内線
下に行くほど、空港から離れたリゾートです。そして交通費も高くなります。
モルディブは、遠いほど海が荒らされておらず、綺麗とも聞いたことがありますが、私から見ればどこでも綺麗でした。ダイビングをメインでする方には違いがわかるのかもしれません。
となると、スピードボートは、結構おすすめです。
価格も安く、何と言ってもリゾート滞在時間が長くなります。
やはり飛行機などを使えば、チェックインなども発生するので、どうしてもロスタイムが増えます。
ココ、ギリ・ランカンフシは、スピードボートでアクセスできます。
しかも何と、空港からわずか20分です!
今まで行ったモルディブのリゾートでも、断トツで近かったです。
あまりに近いので、リゾートから人工物が目に入ってしまうのは、ややマイナスですが・・・

ボートで移動中、靴を脱いでこの袋に入れるよう言われます。
何と、シックスセンシズの「No News, No Shoes」のコンセプトがまだ続いてました。

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基本リゾート内は、裸足で過ごすと言うコンセプトです。私はサンダル履いてましたが(苦笑)

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リゾートに到着して、カートに乗せられ、まずはチェックイン。
チェックインは、部屋で行います。
ギリは全部で44室、全てが水上コテージタイプ。やはり水上コテージは、気分が上がります。以前、白人はビーチヴィラを好み、アジア人は水上コテージを好むと聞いたことがありますが、真偽は定かではありません。

通常、モルディブのリゾートは、島にビーチヴィラと言うタイプを作り、ビーチにすぐにアクセスできるようなヴィラと、島から長い桟橋を作って、その両脇に水上コテージを作るのが、一般的です。
ココは、島にビーチヴィラは無く、全て水上タイプ。
ちょっと変わっているのが、完全水上タイプの部屋もあり、そこはボートでしかアクセスできないと言う、不便極まりないヴィラもあります。

自分としては、リゾートホテルと言うのは、非日常を味わうために来る場所なので、不便さは全く問題ないと思っています。そんな訳で、便利である必要は感じておらず、流石だなぁ、と感心しきりでした。

部屋に帰るのも、部屋からご飯を食べに行く時も、いちいちボートを呼ばねばならないのですが、まぁそれも慣れればどうって事はないです。
驚いたのは、常連さんはマイボートを持っているらしく、来ると自分のボートで行き来しているらしい(驚)
行った時も、マイボートで自分で運転して移動されている方がおられ、世界は広いなぁ、と思いました。

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泊まった部屋は「クルーソーレジデンス」と言う、水上に建つヴィラ。
四方を海に囲まれており、プライベート感半端ないです。
元々シックスセンシズ系なので、広さも相変わらず浮世離れした250平米と言う広さ(苦笑)

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ベッドルームも、相変わらずシックスセンシズスタイルの天蓋付きベッド。

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ベランダに出ると、ヤバい色の海が見えます。勿論ここから自由にスノーケリングも出来ます。

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バスルームはこんな感じ。モルディブの海を眺めながら、バスタブに浸かれるなんか、贅沢です。窓の外に見えるハンモックがいい。

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これは2階。ここで星を眺めるのもよし。

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日によりますが、雲さえ出ていなければかなり星がよく見えます。

ダイニング(メイン・レストラン&水上バー)

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基本的にはここでの食事がメインとなる。

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滞在中は、満席で予約が取れなかったが、ここ以外にも「バイ・ザ・シー」という日本料理レストランもある。

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水上バーでは、ランチ・ディナーを楽しめる。それ以外でもちょっと飲みたければ、ここでカクテルなども作ってくれる。

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メーラ・スパ (Meera Spa)

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リゾート内のスパは「メーラ・スパ」
スパも水上コテージタイプ。

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水中を泳ぐ魚を眺めながらのスパとか、なんて贅沢!

ドルフィンウォッチング

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アクティビティも色々ありますが、ドルフィンウォッチングに行きました。
今まで何度かドルフィンウォッチングには参加しましたが、2勝2敗って感じで、見れる時見れない時半々って感じでした。
ところがこの日はかなり沢山見れました。
船乗りの方も、今年(と言っても3月頃でしたが)一番と言ってました。

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One & Onlyの船と一緒に泳いでました。我々の船の周りもこんな感じだったかと思います。

スノーケリング

スノーケリングのアクティビティは、まずはスノーケリングポイントまでボートで移動して開始です。

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こんなに沢山の鳥が居るところでした。

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半端なく透明度が高いので、魚見えまくりです。

その他ギリの風景

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帰りは、シックスセンシズ定番のスタッフのお見送りです。

ギリ・ランカンフシの思い出

リゾートの思い出ではないのですが、行ったのは2020年2月下旬だったので、丁度世界中でコロナ禍が盛り上がってきた頃。特にヨーロッパで猛威をふるい始めた頃で、帰りの空港の待合室で、イタリア便とフランス便の人たちが大勢おり、何となく嫌だなぁ、と思ったのを覚えている。
イミグレの列に並ぶのも、皆さんマスクをした上でかなり距離を置き、世界は変わっちゃったのかな、と思い始めた頃でした。
今は自分としては全くコロナ怖くないのですが、まだこの当時はどんなものかもわからなかったので、初めて集団心理に触れた場面でもありました。
当初、タイで日本人が嫌がられている(横浜クルーズ戦の頃)だったので、初めて逆の立場を感じて、無理もないな、と肌感で実感しました。
帰ってすぐに、モルディブのリゾートでも感染者が出たと聞き、タイミングがもう少し遅かったら、行けなかったなぁ、と思いました。
行けてよかった・・・

Gili Lankanfushi Maldives

Lankanfushi Island, North Malé Atoll Republic of Maidives








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