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リゾートホテルレビュー:#02-COMO Uma Paro (Paro, Bhutan)

標高2200mにあるパロ国際空港から、車で約10分の場所に位置する「ウマ・パロ」。運営はモルディブの「ココアリゾート」や、プーケットの「ポイントヤム」などで有名な「コモ・ホテルズ&リゾーツ」。他のリゾートとは一線を画すラグジュアリーホテルを提供している。ここウマ・パロも如何にもコモらしい造り。意外だがブータンにはアマンやタージなど、ラグジュアリーリゾートがかなり進出しており、コモもそのひとつ。コモのホテルは、このウマ・パロ以外ブータンにはプナカに「ウマ・プナカ」というリゾートもあります。アマンに至っては、なんとブータン内に5軒あるようです。シックスセンシズも3軒建設中となっており、ブータンに高級リゾートが集まっています。ウマ・パロは、位置的にもパロ空港からすぐのところにあり、ブータン観光には欠かせない、タクツァン僧院への登山口も近く、とても便利なロケーションです。

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こちらが、ウマパロのヴィラ。

コモがブータンに建てた1軒目のリゾート。2度行ったが最初に行った時は驚いた。ヴィラのセンスの良さ、施設内の自然など、なかなか他では味わえないようなリゾート。

ブータンへの玄関口は、パロ空港となり、バンコクからドルクエア(ブータンの国営航空会社)で、およそ3時間ほどで着く。
ホテルは空港のすぐそばにあるので、バンコクからはあっという間である。

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ヴィラの扉を開けると、リビングです。素晴らしいリビング。
インパクトもあるし、真ん中の暖炉が雰囲気を醸し出してる。
暖炉は実際に稼働しており、バトラーに頼むと火を焼べてくれます。

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リビングの奥には、バスルームがあります。
COMOのバスルームは、モルディブのココアもそうでしたが、とても洗練されている。猫足のバスタブも良い。

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こちらはベッドルーム、向こうにバスルームが見えます。
壁の柄とか、グッとくる。

レストラン「ブカリ(Bukahri)」

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レストラン「ブカリ(Bhkhari)」ブカリの意味は確か暖炉のことだったかと・・・
この写真は夏だったので、蝋燭を模したライトがついてましたが、冬に行った時は、火が灯ってました。

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COMOらしいディスプレイのジュース。

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チキンビリヤニだったかな?美味しかったです。

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こちらは所謂ブータン料理。お粥と辛い野菜です。
ブータンは基本殺生が禁止なので、必然的に野菜中心の料理が多いです。
勿論ウマパロは輸入しているので、何でもあります。

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こちらもCOMOホテル定番のバターミルクパンケーキ。COMO系列のホテルなら、どこでも食べられました。

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ブカリを外から見るとこんな感じです。

行った時は、丁度COMOのF&Bの統括マネージャーが来ていたらしく、味のチェックをしていたとの事です。彼は世界中のCOMOのホテルを回って、味のチェックをしているとの事。それはクオリティが保たれているはずだ。

アクティビティ

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リゾート滞在中は、施設内で弓の体験ができます。
ブータンの男性は、趣味が弓らしく、男子なら全員できるそうです。
リゾートに行く途中でも、男性が集まって、みんなで弓を射ってました。
男性は弓で遊び、女性はそれを見て応援するようなイメージ?だったかな?
何とも牧歌的で良かったです。但し2013年の話なので、少し変わってるかも知れません。
ちなみに写真の彼は、ホテルのバトラー(執事)です。
暖炉に火を焼べて?とか、コーヒー淹れて?などのオーダーに迅速に対応してくれました。
この時も100m暗い離れた的に命中させてました。

タクツァン僧院

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パロ観光のハイライト、タクツァン僧院への巡礼です。
リゾートから、割と近かった気がします。
記憶だと600mくらい登るのですが、まぁ疲れ果てました。
写真にあるタクツァン僧院と同じレベルまで登って、この後下って、また登って、僧院に行くのですが、私はココでギブアップでした(苦笑)
しかし僧院は見事で、これを下から資材を運んで作り上げたのかと思うと、なんかこみ上げてくるものがありました。

ウマパロの中庭

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ココでディナーを食べました。
何でも、誰もが知るハリウッド映画スターも、何人かココでディナーをしたそうで、映画好きの自分は、名前を聞いた時は「同じ場所にいたのか!」と思うだけで大興奮でした。

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ロビーはこんな感じです。ブータン様式ですねー

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こちらはホテル外観。

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パロを歩いていた時に、近づいてきた女の子。
この子ももう大人なんだろうなぁ・・・しみじみ。

ウマパロの思い出

ウマパロの思い出、と言うより、ブータンの思い出なのですが、
ブータンに向かう前に、バンコクのスワンナプーム空港でタバコ(当時マルボロ)が後5本しかなかったので、買おうと思ったのだが、カートンで買うと吸いすぎちゃうので、着いてから買おう、と思いブータンへ。
空港でガイドさんに会ってからガイドさんに、
「タバコが買いたいので、どこに売ってますか?」と聞くと、
「ブータンタバコ禁止ですよ」と!
え!
タバコ禁止の国なんかあるのか!?と、驚くと同時に、
これから5日間どうしよう・・・と。
たまたま家内がニコレットを持っており、
毎朝、朝食後に一本、フィルターに来るまで、たっぷり吸って、
あとはニコレットで過ごしました。
あと、ブータンは基本殺生禁止らしく、釣りも禁止。
肉は、インドから輸入している干し肉みたいなものばかりで、
野菜やチーズがメイン。
労働力としての馬などは目にしたが、物を運んだりとか、そんな感じでした。

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こんな感じの風景はよく目にしました。

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走ってる車から撮ったので、イマイチピントがきてないが、雰囲気がいいので気に入ってる写真。こんな感じの子供の僧侶もよく見かけました。

ウマパロの敷地内は広くて、どこを切ってもフォトジェニックでした。

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COMO UMA PARO Bhutan

PO Box 222 Paro, Bhutan
TEL: +66-53-298-181



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