見出し画像

【カナダのオーロラ】夏か、冬か?

こんにちは、旅行屋です。

おかげさまで、
オーロラシリーズ読んで頂けているようで
嬉しいです。

今回は、オーロラの季節のお話。
どうぞお付き合いくださいませ。

オーロラの見える時期

オーロラというのは、ざっくり言ってしまえば、
1年中出る時は出ています。

冬の印象がとても強いのですが、
実は夏にも見えているのです。

9月に見えたオーロラ
ドーソンシティ

ただ、出てる事は出ていますが、
視覚やカメラに捉えることができるかとなると
別の話です。

4月後半から8月中旬ごろまでは
極地ということで、日が沈まない白夜など
日照時間に極端な差があるため、
視覚できない時期があります。

暗さが再び訪れる時からが、
いわゆるオーロラシーズンとなります。

どっちが良いのか?

冬のシーズンと、夏のシーズン、
どっちが良いか論争なのですが、
きのこの山とたけのこの里、
どっちでも結局美味しいのと同じで、
結果どっちも素晴らしいです。

まあ、「旅行会社だから、そう言うよね」
って思われると思うのですが、
それだけではないんです。

これまた「何をしたいのか」が
重要になってきます。

ドーソンシティの
トップ オブ ザ ワールド ハイウェイ
ここに来たかった

冬の良いところ

冬とざっくり申し上げていますが、
シーズンは11月から4月ごろとなりますので、
厳密には冬と春になります。

冬は寒くなるので、空が澄んできます。
また、日没からの時間が長いので、
それだけオーロラも見やすくなります。

2月ごろがピークと言われますが、
4月の方が見えているという統計もあります。

3月に見えたオーロラ

弱点といえば、
寒いので、防寒着は必須。
航空会社を注意して選ばないと、
荒天で目的地への到着が遅れたり、
キャンセルになります。

雪と氷に覆われた山々を越えて行く

夏の良いところ

夏は、8月中旬から9月下旬まで。
夏とは言っていますが、夏秋ですね。

冬ほどの知名度はありませんが、
他の観光地と組み合わせて観光ができる気軽さ、
この時期ならではの「逆さオーロラ」のチャンス、
その他利点はたくさんあります。

湖面にオーロラが映る「逆さオーロラ」
画像提供:カレイドロッジ様

弱点といえば、
比較的航空券が高い時期なので、
防寒着は不要でも、
その分航空券代が上乗せになるかも。
オーロラ以外の目的で訪問する方も多いので、
宿泊地などすぐ満室になり、
予約は早いアクションが必須ということでしょう。

アクティビティの季節性

オーロラは、もちろん最大の目的なのですが、
アクティビティを追加して、
滞在の楽しさを増やすのもオーロラ観光の楽しさ。

冬は苦手な方も多いと思いますが、
極北ならではのウィンターアクティビティは
なかなか楽しいです。

犬ぞりツアー、アイスフィッシング、
スノーモービル、
ホワイトホースでは温泉もあったりします。

犬ぞりは短時間でも充実
グレートスレーブ湖(イエローナイフ)
冬はこの通り凍ってる

夏は、観賞地近くの観光都市に訪問もできます。

ホワイトホースだと、
世界遺産に登録されているクルアニ国立公園や、
アラスカへも入境するホワイトパス鉄道、
カヌーやハイキングなど
観光もアクティビティも楽しめます。

秋には紅葉、黄葉も。

クルアニ国立公園へ行く途中
ヘインズジャンクション
コンラッド史跡の黄葉

イエローナイフのオプションだと、
弊社が提携している現地業者では
こんなユニークな体験も!

犬ぞりレース向けの犬たちの
夏のトレーニング体験。

ATV(四輪バギー)で犬の牽引力と
統率力を強化します。

こんな感じ
黄葉がきれい

写真が趣味の方なら、
撮りたい被写体で季節を選ばれるのも
一つの方法かと思いますよ。

まとめ

私ははじめてイエローナイフに行った時、
気温がマイナス33度でした。

関東出身なので、
極度の寒さを体験したことのない私は、
喋ると寒さを気管支で感じ、
息を吸うと鼻の中がパキパキしている感覚を
体験したことがなく、
未知の世界に入ってしまったと思いましたが、
同時に「これはネタになる」と思ったものです。

どうぞご自身の感覚と相談されて、
より自分に向いている方、面白そうと思う方を
ご選択ください。


この記事が参加している募集

#旅の準備

6,322件