3つに分解して、超スッキリしたこと。
週末に研修に行ってきました。その時、自分を3つに分けるということをしました。
何年も前にやったことがあるはずなのに忘れいていて。とってもイイ時間になったので。あなたにも是非やってみてほしいな。と思いました。
分解する3つは
・夢想家
・現実家
・批評家
というこの3つのパートに自分を分解します。
そして、それぞれのパートになって、思っていることを話すというワークです。言葉にすると、ちょっとわかりにくいですね。
そして、3つに分解してみてわかったことが、夢想家のエネルギーが下がっていたということ。
僕がカウンセリングの仕事を始めたのは、自分のウツの経験。父がウツで求職していたこと。ウツで自殺してしまった人のこと。こういう自分自身のウツの経験だったり。とっても苦しい時が長くて。
何で生まれてきたのか?とか。生きてる意味って何かあるの?って小さい時からずっと思ってたんです。
だから、あのウツの苦しさというものがどういうものなのかということを、この体で。人生で体験してきました。だから、それがどんなに大変で。どんなに辛くてということをよく知ってます。そういう経験があるので、今まさにそんな思いをしている人の力になりたい。そう思って今の仕事を始めました。
だから、誰よりも、ウツを改善させるということについて勉強してきたし。クライアントさんと一緒になって真剣に向き合ってきたし。そこにかけてきた熱量というものは、絶対に誰にも負けない!という自負がありました。
だけど、時間が経つにつれて。また自分自身が元気になるにつれて、ウツの時のことを思い出しにくくなったり。というようなことがあったりして。自分自身が何の為に今の仕事をしているのかということについて、時間とともに少し忘れてしまっているタイミングでもあったんですね。
そうなると、自分の中にある批評家エネルギーだけが高まって。「もっとやったらいいやんか!」みたいなことを自分で自分に言うわけですね。でも、現実家の自分が、いやちょっとここまでやってきて疲れたし。ちょっと休ませてくれよ。。。 というように、
批評家と現実家が、綱引きを起こしてしまうというようなことが、自分の中で起こっているということにすぐに気が付きました。
この状態って、なかなか物事が前に進みにくそうですよね。。。だって、実行部隊は「疲れたし休みたい」と言っている。だけど、司令部隊は「いやいやあなた、もっとできますよね?」みたいな事を言われる。こういう2つの間に挟まれると、とっても辛くて、気持ちばかりが疲弊していく。そういう状況になっていました。
そんな時に、そこに新たな風を吹き込んでくれたのが夢想家。そうドリーマーです。このパートはただただ、夢を語るというパート。
「お前の夢は何だ?」
と改めて聞かれました。
一番最初に、この仕事をしようとした瞬間の自分なって夢を語ります。
そう言われると、僕の中に出てくるシーンは決まっています。
あの瞬間です。
あの日、あの時、あの場所で感じた。あの無力感。
僕は、あれだけは絶対に二度と感じたくない。そんな風に心の中で誓っていました。
当時、無力でした。もしかしたら今も変わらず無力かもしれません。
ただ、もぅメチャクチャ勉強して。勉強して。今でも勉強し続けて。勉強し続けると、勉強だと思っていたことが、知るのが超楽しい!もっと本をいっぱい読みたい!講座に行きたい!というように変わり。海外まで勉強に行くようになって。そしたら、何だか大嫌いだったはずの勉強が楽しくなって。そんな風になると、あれ?人生面白いかも?ってなってきたんですね。
だけど、その原点になったのは、もう13年前に感じたあの無力感だったんです。あの無力感が、夢の原動力になり。今の自分がいます。
それに気づいた時、夢想家のポジションから、現実家、批評家のポジションにただただ、熱く夢について語りました。そうすると、現実家と批評家がそうだよね。というように話してくれるようになったんです。
こんな風に、僕の中にも、あなたの中にも、色んなパートの自分というのがいて。何かが上手く進まない時、そのパートが葛藤を起こしているということがよくあると思うんです。
葛藤を取ると、凄く楽になって、また動き出す事ができました。
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