北海道旅行記:函館、室蘭の旅(2日目)
旅2日目(2022年5月19日)
2日目は、大沼公園に行った後、函館市内を観光したいと思う。
昨夜は、ホテル周辺に暴走族(?)がいたみたいで、時折バイクの音がしていた。
函館は道内でもとりわけ「ヤンキー」が多い土地と言われることと関係があるのか、それはよく分からない。
今泊まっている「東横イン函館駅前朝市」は、名の通り函館朝市の近くにある。ホテルから駅に行く間に、朝市を通ることになる。
私は正直言ってあまり興味がないのでただスルーするだけだが、朝市は函館の名所で、観光客も多くいた。
さて、函館駅から特急北斗に乗って、大沼公園駅まで行く。函館周辺の在来線は本数が少ないから、特急を使わないと効率的に巡るのは難しい。
「Hokkaido Love!6日間周遊バス」があるおかげで、特急に気軽に乗れるのは素晴らしい。
函館から30分弱で、七飯(ななえ)町の大沼公園駅に到着。
大沼公園駅は、道南を代表する景勝地、「大沼国定公園」の最寄り駅だ。
駅から国定公園はすぐそこで、列車でも観光しやすい場所にある。
天気も良く、景色は素晴らしい。
修学旅行生っぽい学生も来ていた。周辺にはソフトクリームを売っている店などもあり、観光名所として整備されているようだ。
「大沼国定公園」と書かれた看板と、大沼の美しい景色を写真に撮る。
さて、次は大沼公園から函館市に戻り、五稜郭公園に行ってみようと思う。
大沼公園から特急北斗に乗り、「五稜郭駅」で下車。
実は、五稜郭公園は、五稜郭駅が最寄りではない。函館駅で降り、路面電車やバスで行くのが普通である。
私自身もそれは分かっていたのであるが、函館市内を歩いてみたかったので、敢えて五稜郭駅で降りて公園まで行くことにした。
五稜郭駅から五稜郭公園までは徒歩30分くらいかかる。
雨がぱらつく中(さっきは快晴だったが、函館に戻ると少し天気が悪くなっていた)、ひたすらに歩き、ようやく五稜郭公園に到着。
函館に来たのは今回が初めてではなかったが、五稜郭は今回が初だった。
「五稜郭タワー」。900円(大人:一般)を支払うと、展望室に行くことができる。
天気はあまり良くなかったが、五稜郭公園には一度は行きたいと思っていたので、まあ良かったと思う。
さて、そろそろ昼ご飯を食べよう。昼ご飯は、ラッキーピエロの「五稜郭公園前店」でいただく。
ラッキーピエロは、函館市とその近郊(北斗市、厚沢部町など)に店舗を展開するハンバーガーチェーンで、函館名物として全国的に知られている。
4年前に函館に来た際も食べたので、初めてではないが、美味しいし「北海道応援クーポン」も使えるので、ここで食べることにした。
店内は地元の高校生が結構いた。平日の昼間なのだが、テスト期間か何かだったのかな。
昼飯を食べた後は、「五稜郭公園前」から函館市電に乗る。
五稜郭公園前は、函館の中心街の1つであり、多数の商業施設が集まっている。この辺りは初めて来たので、その都会ぶりに驚いた。
函館は、札幌と同様、路面電車が残っている数少ない地域である。久しぶりの路面電車の旅を楽しむ。
30分近く乗車し、終点の「谷地頭(やちがしら)」に到着した。
ここから、立待岬に行ってみようと思う。
谷地頭から立待岬はやや離れていて、上り坂もあるので、行くのは少し大変だ。
ようやく立待岬に到着。
断崖絶壁を間近に見ることができる。
徒歩では行きづらいので、車で来る人がほとんど。こういうところこそ、徒歩でえっちらおっちら来た方が有難みがあるだろうと思ってしまうのは、免許なしの負け犬の遠吠えか。
岬からは、函館の街並みを見ることもできた。
充分海の景色を見られたので、内陸の方に戻ろうか。
再び来た道を戻り、谷地頭を超え、函館公園の方まで来た。
函館山も近いけど、今日は歩き回って疲れたから明日にしよう。
公園には猫もいた。
函館公園は大きい公園で、園内には博物館も入っている。路面電車で行く場合は、「青柳町」の電停が最寄り。
まだちょっと早いけど、今日はこれくらいで終わろうかな。路面電車で函館駅方面に戻ろう。
函館市電は交通系ICカードが使えて、本数も多いから、都会から来た旅行者でも利用しやすいと思う。
2日目はこれで終了です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。