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北海道旅行記:とりあえずどこかに行く旅(4日目:旭川⇒富良野⇒帯広)

※今回の記事も、写真が少なめです。

旅4日目(2022年6月10日)

今日は、旭川を離れ、帯広まで向かう。ルートインホテルをチェックアウトし、一路旭川駅へ。

旭川駅からは、富良野線の普通列車で終点の富良野まで行く。富良野線は旭川と富良野を結ぶ路線で、地元利用、観光客ともに多い。

旭川ー美瑛間は1時間に1本、美瑛ー富良野間は2時間に1本ほど本数があり、ローカル線の中では乗りやすい部類と言える。

始発の旭川からボックス席はほとんどが埋まる。途中駅で降りる人も多いが、美瑛よりも先まで行く人もそこそこいるようだ。

旭川から1時間20分弱で、終点の富良野到着。富良野市は初めて来る場所だ。

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(↑分かりづらい写真ですが、富良野駅を撮影しています。)

富良野市は人口が2万人を超えており、観光地としてだけでなく、1つの都市としても存在感がある。

さて、富良野からは根室本線で東鹿越、新得を経由して帯広まで行くのだが、まだしばらく時間がある。富良野で時間をつぶすことにしよう。

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富良野市の図書館。どこか新しい土地へ来た時には、そこの図書館に行くというのが慣例化してきている。

建物に北海道のマークと、その真ん中に点が付いているのは、富良野市が「北海道のへそ」と呼ばれているからだろうか。

北海道の中心に位置している富良野は、夏は暑く冬は寒い気候。観光イメージとは裏腹に厳しい土地だったりする…

館内を一通り歩いてみる。さすが人口が2万人を超えていることもあり、図書館は広く立派だった。

図書館を見学した後は、昼飯だ。クーポンが余っているから、「北海道応援クーポン」が使える店で昼ご飯を食べたい。

最初は、「市場食堂」というお店で食べようと思い、わざわざお店まで行った。

しかし、そこは食券形式の店で、クーポンをどうやったら使えるか分からなかったので、別の店を探すことに。

最終的には、富良野駅前の飲食店街にある「てっぱん・お好み焼き まさ屋」でご飯を食べることになった。

富良野は「オムカレー」が名物ということだったので、オムカレーをいただくことにした。

牛乳も付いていて、とても満足できる料理だった。ご主人も気さくな方で、店が人気(Google口コミで星4.3)な理由が分かった。

昼ご飯を食べた後は、富良野駅前をウロウロして適当に過ごし、列車を待つ。

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ようやく列車が来る時間になり、14時19分発の東鹿越行き列車に乗る。

本来であればこの列車は、東鹿越よりさらに先(新得、帯広方面)まで行っていたのだが、2016年の台風被害によって、東鹿越止まりになってしまった。

需要がある幹線であればすぐに復旧するのだろうが、この区間は特急も走らないローカル線なので、以来東鹿越~新得の区間はバス代行が続いている。

バス代行とはいっても、JR北海道が運行しているものなので、フリーパスでも問題なく乗車できる。

富良野駅を発車した段階では、そこそこ乗客がいた。そこそこといっても、1つのボックス席に1人乗っているかいないかというレベルだが。

途中、山部駅などで少し下車があり、列車は終点の東鹿越へ。

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東鹿越は何の変哲もない無人駅で、廃止される予定もあったのだが、2016年の台風被害以来、終着駅となった。この駅にとっては栄転と言うべきか。

写真の右側に少し写っているのが、東鹿越~新得を走る代行バス。高速バス仕様の車両が使われている。途中、新得町の「サホロリゾート」にも停車する。

代行バスがサホロリゾートに停車することで、車を使えない人でも気軽に訪れることができるようになる。良い試みだと思う。

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東鹿越駅前には、金山湖が広がっている。人家はほとんどなく、秘境駅らしいところだ。

10分弱の休憩時間があり、東鹿越から15時13分発の代行バスに乗車。

東鹿越からはそのまま折り返しの列車で富良野まで戻る人も多く、代行バスに乗る人は5人程度しかいなかった。

途中、「幾寅(いくとら)」の駅で3,4人が下車し、乗客は私だけになった。

幾寅は映画「鉄道員」のロケ地となったことでも有名で、駅には「幌舞」という映画で使われた架空の駅舎もある。

訪れてみたい場所でもあったのだが、バスの本数が少ないのでスルーすることになった。ここで降りた人は地元の人なのか、それとも観光客だったのだろうか。

バスは狩勝峠を超え、新得町に入る。「サホロリゾート」で1人乗車があり、しばらくすると終点の新得駅に到着した。

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新得は特急も停車する大きな駅。昨日行った幌加内と同じく、そばが有名な場所であるが、中途半端な時間なので今回は食べなかった。

新得からは普通列車に乗り、目的地の帯広までやってきた。

帯広は、私が4年前初めて北海道を一人旅した時に、最初に宿泊した場所だ。

その時は「東横インとかち・帯広駅前」に泊まったのだが、今回もここにお世話になる。

駅からのアクセスが少し分かりにくいのが難点だが、駅前にあってリーズナブルな料金というのは素晴らしい。

明日は帯広周辺を適当に巡ってみようかなと思う。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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