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北海道旅行記:オホーツクの旅(1日目:札幌⇒網走、小清水)

こんにちは。今回からは、今年2022年5月~6月にかけて行った、オホーツクエリアの旅の様子をお伝えします。

今回も、JR北海道の「Hokkaido Love!6日間周遊バス」を使っています。

旅1日目(2022年5月27日)

今日は早起き、5時過ぎに起きた。急いで朝食を食べ、地下鉄東豊線の初電に乗る。

札幌市営地下鉄は、他の地下鉄と比べると始発が遅く、6時まで電車が走らない。

そのため、早起きがあまり得意ではない自分でも、比較的容易に初電に乗ることができる。

東豊線の始発電車は、意外と混んでいる。以前稚内に行った時に乗った、6時台の地下鉄は空いていた。

やはり始発電車は今まで地下鉄に乗れなかった人が集中するから、混雑しがちなのだろう。

6時30分頃、JR札幌駅のホームに到着。今日は、特急オホーツク1号網走行きに乗る。

オホーツク号は、札幌と網走を結ぶ特急列車。06時56分に札幌を出発し、終点の網走に着くのは12時17分

所要時間で言えば、特急宗谷も上回る長さだ。

特急宗谷の時は長時間乗車による疲れがあったが、オホーツクは意外と疲れはなかった。

何故なんだろう?宗谷と違って、旭川から先も北見、美幌、網走と都会が続くからだろうか。それとも宗谷に乗ったことで、長距離特急の免疫が付いたからなのか。

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終点の網走駅。網走は知名度こそ全国レベルだが、都市の規模ではオホーツク首位の座を北見に譲っている。

昼食は、網走駅近くにある「すき家」で食べる。旅行に出掛けているのに、食べるものは普段と特に変わらない。

その理由は、「お金を節約したいから」と言うとそれまでだが、私の哲学を述べさせてもらうと、

「旅は特別なものではなく、日常の延長線上にあるものだから」だと考えている。

たとえ遠くに来ても、それは日常の延長だから、特別なものは食べない。

網走を散策しよう。

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網走海岸。「モヨロ貝塚」の近くにある。

今までの旅でも、これからの旅でも言えることだが、私は事あるごとに海を見に行っているように思える。

まあ、北海道は日本海、太平洋、オホーツク海、内浦湾など、場所によって色々な海を見られるから別に良いかと思う。

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網走郷土博物館に来た。郷土資料館や博物館のような施設は、その地域を知る上で有用だと思う。

平日なので来ている人は少なく、ゆっくりと展示を見ることができて良かった。

さて、そろそろJR釧網本線に乗ろうと思う。釧網本線は網走駅が始発だが、郷土博物館からは少し遠いので、隣の「桂台駅」に行く。

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地方都市では、その都市の中心駅はにぎわっているけど、1つ隣の駅は閑古鳥が鳴いている、ことがよくある。

しかし、桂台駅は違った。高校生たちが10人近く列車を待っていた。

この辺りは網走市の中心部に近いため、通学で使う高校生が多いのは別におかしくはない。

私が駅に着いてからも高校生の数は増え、10人以上になった。

釧網本線釧路行き列車に乗り込む。高校生たちも乗るため、列車はロングシート含めほぼ全ての席が埋まっている状態。

転換クロスシートには観光客が座り、ロングシートは学生たちが乗っている。同じ列車ながら、乗客の属性や目的がここまで違うのは少し面白い。

桂台から約20分、「原生花園駅」(小清水町)で下車。

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原生花園駅は、文字通り小清水原生花園の最寄り駅で、5月から10月末まで営業している臨時駅だ。

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釧網本線の沿線には北海道を代表する観光名所がたくさんある。ここもその1つ。

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臨時駅だが、立派な駅舎も備え付けられている。

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まだ見頃ではない時期だが、それでも清々しい雰囲気で気分が良くなる。

原生花園前には国道が通っており、「インフォメーションセンター」もある。

鉄道で来たのは私一人だが、車で来る人はたくさんいた。

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ひと通り景色を眺めることができたので、網走に戻る。

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帰りの網走行き普通列車も、高校生で混んでいた。

釧網本線は風光明媚なローカル線として紹介されることが多いから、地元の人の利用はほとんどないと思いがちだが、実際はかなりいることを覚えておきたい。

そろそろ宿にチェックインしよう。今日から3泊お世話になる宿は、「東横イン網走駅前」。

網走駅が目の前という好立地にある。網走駅前はコンビニが全くないため、買い物に出るのが大変なのが難点かな。

夕飯を買うため、駅から10分近く歩いて「セイコーマート網走南2条店」まで買いに行った。

駅前には「すき家」や「ヴィクトリアステーション」といった飲食店はあるので、コンビニに出かけるのが面倒なら店でご飯を食べるのも手だろう。

この日の東横イン網走駅前は、学生の団体客で混んでいた。ここはエレベーターが1台しかないから、出かけるたびにかなり待たされた。

学生たちが廊下で談笑していて、その声が部屋まで聞こえてくることもあったから、正直鬱陶しかった。

団体で泊まるのは別に良いけれど、せめて1階ごと部屋を貸し切るとかして、一般客とかち合わないようにしてもらいたいと思った。

2日目の様子は、次の記事でお伝えします。最後までお読みいただきありがとうございました。

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