北海道旅行記:オホーツクの旅(4日目:網走⇒女満別⇒美幌⇒北見)
旅4日目(2022年5月30日)
旅も4日目に突入した。今日は網走から、大空町と美幌町を経由して、北見まで行く予定だ。
この画像は、「経県値」というホームページで作成した地図。北海道内で、行ったことがある自治体を色分けで分類している。
今年5月29日終わりの時点では、43市町村に訪問していた。
「東横イン網走駅前」をチェックアウト。学生の団体客が多かったのがちょっと嫌だったが、格安で泊まれているので文句は言えないね。
網走駅から、特急大雪に乗り、大空町の女満別(めまんべつ)で下車。
大空町は、女満別空港があることで有名な自治体。
女満別町と東藻琴(ひがしもこと)村が合併し、2006年に誕生した。
女満別空港には、通常は網走駅や北見駅からバスで行くことになるが、石北本線の「西女満別」駅から徒歩で行くこともできる。
ただ、駅は特に空港アクセス駅として整備されているわけではなく、空港までの道も詳しい案内などはないため、西女満別を使うのは「上級者向け」と言える。
「名所案内」にある通り、女満別駅は網走湖が近い。
女満別駅はとても立派な駅舎だ。駅舎には、図書館や喫茶店も入っている。
駅を出て、跨線橋を渡ると…
網走湖が見えてくる。
北海道内で、ここまで湖が近い駅は他にあるのだろうか?
湖周辺はキャンプ場として整備されており、湖畔でキャンプをしている人もいた。
テント泊というのも面白そうだが、公共交通機関を使った旅では制約が多そうだ。
今度は、女満別駅から、普通列車で美幌駅に行く。
ホームで写真を撮っていたら、列車に乗り遅れたと思われるおじいさんがやってきた。
おじいさんに、「次の(北見方面の)列車は何時?」と聞かれたので、
「〇時〇分です」と答えたのだが、聞き取ってもらえなかったようで、「(こいつなんて言ってるのか分からんわ…)」という感じで去っていってしまった。
美幌駅は、美幌町の中心駅。美幌町は18000人ほど人口がいて、人口集中地区もある。
駅員さんもいる駅で、高速バスのきっぷを買える窓口もあった。
美幌駅から市街地は少し離れているが、市街地は車通りも多く、思ったより都会だと思った。
美幌町役場。最近建て替えられたような外見だ。
大きなスーパー(スーパーアークス)もあった。
美幌駅に戻り、北見行きの列車に乗る。美幌から乗り込む人は意外と多く、10人以上はいたと思う。
美幌から30分ほどで、北見着。
北見駅前にある「コミュニティプラザParabo」。この建物にはかつて「東急百貨店」が入っていたが、2007年に閉店し、現在は北見市の第3セクターが管理している。
Parabo内はイオンモールのような佇まいで、スーパーやファッションを扱うお店、飲食店などが入っている。
やや古びた内装と、あまり人がいない雰囲気が、地元のイオン(旧ジャスコ)を思い起こさせる。
お昼ご飯は、Parabo6階にある「中華料理 菜華」でいただいた。
北見駅の裏には、「北見市中央図書館」がある。今日は月曜日で、休館日だったため、入ることはできなかった。
北見の跨線橋から見た、駅舎と「Parabo」。
跨線橋には、「北見玉ねぎ」があった。北見市は、玉ねぎがよく採れる地域だ。
JR石北本線に走っている貨物列車は、玉ねぎを輸送していることでも知られている。玉ねぎも、石北本線を支えている重要な存在だと思った。
さて、少し時間が余っているから、寄り道でもしよう。
北見から特急大雪で、生田原に行く。
生田原駅は、旧生田原町の中心駅。生田原町は、2005年に遠軽町の一部になった。
駅前には生田原の市街地が広がっていて、「ホテルノースキング」という宿泊施設もある。
生田原の駅舎は大変に立派だ。駅にはオホーツク文学館や、図書館も入っている。
駅舎の立派さとは裏腹に、駅には駅員はいない(簡易委託すらない)。特急が停車する無人駅というのも、最近は珍しくなくなった。
生田原は遠軽町の一部となったが、旧町役場を流用した総合庁舎には、今も「生田原町」の文字がある。
生田原は文学で有名なのだろうか。
駅に掲示されていた、生田原町のレトロな地図。生田原には昔、鉱山があり、金が産出していた。
そろそろ列車が来るので、北見に戻る。
今日は、北見駅で終了。今日から2泊、「東横イン北見駅前」に宿泊する。
網走に続き、今日も東横インにお世話になる。今回は団体客もおらず、静かに過ごせたので良かった。
旅4日目は、以上となります。5日目の様子は、次の記事でお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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