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#1‐4 海とカボチャと島々と@香川

ー でん六豆、持ってくれば
               良かった!!! ー

雨予報を受け、予定変更を余儀なくされた3日目。そして、急遽女木島へ向かう私。

慌ただしく乗り込んだ女木島には想像以上のワールドが広がっていました。

①3日目概要(後半)

1) 14:00‐14:20
  高松港⇒女木島へ
2) 14:20‐17:00
  鬼と戦い
  展望台で感動し
  浜辺を駆け抜ける
3) 17:20‐17:40
  女木島⇒高松港へ
4) 18:00
  ホテルチェックイン

②女木島へGO!

さぁ!鬼退治に行くよっ!
(誰も後には続かない)

「鬼ヶ島」というキラーワードに心躍る私は、桃太郎がごとく意気揚々と船に乗り込みました。

犬・猿・キジはいないけれど、文庫本、おやつ、お茶は持っている!無敵!

【女木島って?】
高松港の北約4km先
に浮かぶ小さな島で、鬼のこん棒のような細長い形をしています。
島中央部にある鷲ヶ峰山頂には大規模な洞窟があり、ここに鬼が住んでいたという伝説があることから別名「鬼ヶ島」なんて呼ばれているそうです。

モアイが気になって仕方ない

高松港から約20分で女木港へ到着。
島の総合案内所、鬼ヶ島おにの館が迎えてくれます。
早速、鬼ヶ島大洞窟へ!

③決戦の時!

世界観を作り込んでいる観光地、大好きです。

女木港⇒鬼ヶ島大洞窟へのアクセスはバスがオススメ!
鬼ヶ島大洞窟は鷲ヶ峰山頂にあるので、急な坂道が延々と続きます。
往復800円しますが、体力面を考えると安いですよ。
体力が残ってなければ、鬼に負けますもの。

そしてバスに揺られること約10分…
敵の根城に到着です。

拍子抜けする可愛さ

可愛い鬼のお出迎えを受け、余裕綽々で階段を上り始めました。
すると私の前に鎮座するどでかい赤鬼が!!


ようこそ、我が城へ。タダで帰れると思うなよ。
(って言ってそう)

鬼のような形相(鬼だけど笑)を目の前に「節分の時期に豆持って来たら楽しそう」と鬼も驚く意味不明な感想が頭の中を巡っておりました。

さらに進むとポップな鬼たちが出迎えてくれました。

この鬼なら倒せそう。
(な気がする)
字面が怖いんだが。

階段を進み続けること約5分。
念願の鬼ヶ島大洞窟に到着です!

【鬼ヶ島大洞窟】
■住所■
〒760-0092 香川県高松市女木町235
■営業時間■
8:30~17:00(入場は16:30まで) 無休
■料金■
大人(高校生以上)600円
小人(小・中学生)300円、
65歳以上300円
障害者手帳をお持ちの方300円(引率者無料)
■参考■
鬼ヶ島大洞窟|スポット・体験|香川県観光協会公式サイト - うど
ん県旅ネット (my-kagawa.jp)

ぎぇええええ!!鬼は外!鬼は外!

紀元前100年頃に造られたこの洞窟。
なんと、広さ4,000㎡奥行き400mもあり、湿った冷たい空気が、妖しい雰囲気を演出しています。

この鬼瓦は、2013年の瀬戸内国際芸術祭をきっかけに香川県内の中学生約3,000人が制作したもの。
洞窟内、洞窟周辺の至る所に並べられていました。

なお、怖すぎて洞窟内で撮った写真はこの1枚のみ。鬼じゃない何かが映ってしまいそうで(笑)

鬼瓦以外にも鬼の大広間会議部屋番人の部屋等が、鬼のオブジェで再現されていました。

出口付近では、鬼と桃太郎の和解を再現したオブジェも!笑顔で握手している姿を見て、目頭が熱くなりました。

④鬼退治のご褒美

洞窟を出ると「鷲ヶ峰展望台⇒」と書かれた看板を発見。
ノーマークでしたが、折角だから行ってみることに。
この判断が、最高のプレゼントをもたらしてくれました!

好きです、瀬戸内。

標高188mの鷲ヶ峰山頂に佇む展望台。
瀬戸内海が360度一望できる、絶景パノラマビューがそこにありました。

あまりの絶景に息を呑んでしまうほど。
どこを見渡しても海と島。
瀬戸内海が織り成す他島美に圧倒されながら
この景色を目と心に焼き付けました。

⑤アートを駆け抜けろ!

鬼ヶ島大洞窟を後にバスで女木港付近へ戻ってきました。
瀬戸内芸術祭関連のアートが港付近には多数展示されています。

【20世紀の回想】
【カモメの駐車場】
君の名は。

アートを一通り楽しみ、港に向かっていた時に妹からLINE電話が!1人で島を巡る姉を心配して連絡をくれたのです。

折角なので、カメラモードにして来た道を戻り各アートを紹介。
気付けば出航の時間が迫っており、全速力で乗り場まで走ることに(笑)ロングヘアをなびかせ、アートを駆け抜けたのは良い思い出です。

無事に帰りのフェリーに滑り込み、高松港へ。

女木島って桜の名所でもあるんですって。
春には鷲ヶ峰展望台で桜が咲き誇るそう。

「また春の季節に来よう」

そんなことを思いながら眠りについた3日目の夜でした。



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