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世界遺産検定3級-Twitterまとめ


世界遺産検定3級を申し込んだ頃…


地元北海道に帰りたくて申し込んだ「どこかマイル」
ランダムに選ばれた3ヶ所から、1ヶ所があたり、8,000マイルで往復航空券が取れるお得なキャンペーンでした。

何度も検索をして「札幌、旭川、出雲」の3択が出たとき、「これは北海道行けるでしょ!」と思い申し込みを進めました。

すると、後日届いた結果は「出雲」!

まあ、出雲は行ったことがなかったので、気を取り直しました。
旅行をすると色々あるものですから、意にそぐわないことがあってもポジティブに切り替えます。

世界遺産検定を申し込んでいたので、世界遺産巡りをしたいと思っていました。

島根の世界遺産といえば「石見銀山とその文化的景観」です。


石見銀山遺跡とその文化的景観


石見銀山遺跡の龍源寺間歩

このときは、まだ世界遺産にそれほど詳しくなかったので、一番の観光地をサラッとみただけでした。
今思うと、違う構成資産や世界遺産センターもじっくり観たかったぁ〜


2020年7月10日にテキストと問題集を購入しました。
買うときはやる気があるけど、届いたときにはその情熱を忘れてしばらく置物にしがちです。


まずはテキストを読みました。
初めて学ぶ「世界遺産の基礎知識」が難しかったぁ〜

3級でもサザエさん家のカツオの気持ちになっています😂


自分に気合を入れるために、2級も申し込んでいる。
3級は受かる気まんまん✊


3級は、世界遺産イェーイさんのブログを参考にさせていただきました。
まとめがすごいのよ〜〜〜
ありがとうございます。


いよいよ翌日は世界遺産検定3級試験


前日に試験に関係ないことが気になっている〜😂


試験に関係ないことが気になるパート2
右はピラミッドということを教えていただきました。


初めての世界遺産検定試験
無事に終わりました。



世界遺産検定3級の試験問題は持ち帰りが可能でした。

解答は試験翌日にWebで公開されます。
自己採点は91点でした。
100点満点中60点が合格目安です。

無事に世界遺産検定3級合格しました!


解けなかった問題


問題60問中、2021年1月現在23件ある「日本の世界遺産」から30%の問題が出ます。

つまり、60問中18問が「日本の世界遺産」からの出題です。

3級は、太字になっているところを覚えれば問題がほぼ解けると言われています。

公式テキストでは、日本の遺産は見開きで説明されているので、ざっと46ページ。

正直、楽勝と思っていました。

でも…

その気の緩みからか、太字を完全に記憶するに至っていなく、

参考書を勉強しているときから、ツメが甘く日本の遺産で凡ミスしていました。

「日本の遺産」問題の中で、解けなかったのが、

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺跡」
1865年に大浦天主堂で起きた、宣教師に潜伏キリシタンが信仰を告白し「信徒発見」でした。

「信徒発見」がうろ覚えで、正解できませんでした。

「テキストを読むだけで、問題を説いていなければ、頭に入らない」と身に沁みたのです。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺跡」に関連する本

そんなとき、遠藤周作『女の一生』が「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺跡」の舞台となる長崎のキリシタンについて書いた本と聞き、読んで見ることにしました。

https://amzn.to/3CSmbB7


下記は、遠藤周作『女の一生』の内容です。

【内容情報】
長崎の商家へ奉公に出てきた浦上の農家の娘キク。活発で切れながの眼の美しい少女が想いを寄せた清吉は、信仰を禁じられていた基督教の信者だった…。激動の嵐が吹きあれる幕末から明治の長崎を舞台に、切支丹弾圧の史実にそいながら、信仰のために流刑になった若者にひたむきな想いを寄せる女の短くも清らかな一生を描き、キリスト教と日本の風土とのかかわりを鋭く追求する。

【著者情報】
遠藤周作(エンドウシュウサク)
1923-1996。東京生れ。幼年期を旧満州大連で過ごし、神戸に帰国後、11歳でカトリックの洗礼を受ける。慶応大学仏文科卒。フランス留学を経て、1955(昭和30)年「白い人」で芥川賞を受賞。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品、歴史小説も多数ある。’95(平成7)年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「BOOK」データベース

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺跡」には、12の構成資産があり、大きく4つの時代に分けられます。

【1. 始まり】
・原城跡(南島原市) 
~自らのかたちで信仰をひそかに続けるきっかけとなった地~「島原・天草一揆」の主戦場

【2. 形成】
・平戸の聖地と集落(春日集落と安満岳) 
~禁教時代の潜伏キリシタンの集落の様相をとどめる歴史的景観~

・平戸の聖地と集落(中江ノ島)
~殉教地として潜伏キリシタンから崇敬~

・天草の﨑津集落 
~漁村特有の形態で信仰を続けた集落~ <集落内の教会>﨑津教会

・外海の出津集落 
~聖画像をひそかに拝み信仰を続けた~ <集落内の教会>出津教会堂

・外海の大野集落 
~神道の信仰を装いながら続けた信仰~ <集落内の教会>大野教会堂

【3. 維持、拡大】
・黒島の集落 
~仏教寺院でマリア観音に祈りを捧げた~ <集落内の教会>黒島天主堂

・野崎島の集落跡(小値賀町)
~神道の聖地で信仰を続ける~

・頭ヶ島の集落(新上五島町)
~仏教徒の開拓地の指導によりできた集落~ <集落内の教会>頭ヶ島天主堂

・久賀島の集落 
~未開の地で仏教徒との相互関係で守り続ける~ <集落内の教会>旧五輪教会堂

【4. 変容、終わり】
・奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)(五島市奈留島)
~人里離れた海の近い谷間に移住~ <集落内の教会>江上天主堂

・大浦天主堂 
~世界の宗教史上に残る劇的な「信徒発見」の舞台~

ながさき旅ネット

これらの場所を覚えてから本を読むと、より楽しめると思います!

遠藤周作『女の一生』に出てくる世界遺産

『女の一生』には、2つの世界遺産が登場します。

1.「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺跡」
2.「アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所」-『女の一生 二部・サチ子の場合』

『女の一生 一部・キクの場合』は、517ページ
『女の一生 二部・サチ子の場合』は、518ページの長編です。

読むのに時間がかかるので、時間がなくて、試験対策でいっぱいいっぱいの方にはオススメしません。

時間があって、時代背景を深く学びたいという方にはオススメの本です。



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