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令和6年度札幌市文化芸術創造活動支援事業の説明会に行ってきました。

気が付くと2年ぶりの投稿なのですが、いつもSNSに書いちゃっていましたが、もう少し自分と遠いところにも届けられたらと思い、noteにも書いておきます。


昨日はこの説明会に行ってきました。
もともと中間支援の案は僕が委員を務めた未来会議で発案されたものであり、特に僕は猛プッシュしたところもあって、この案自体を「我が子」のように勝手に思っていたりするところがあります笑



日本では公益財団法人が多いためか、イギリスのアーツカウンシルを取り上げることが多いですが、アメリカはひとつの国というよりかは合衆国ということもあり、NPOなどの中間支援団体による支援も充実しています。
まだ、僕も勉強が足りないので理解不足があると思うんですけど。



日本では。
行政関連組織にしても、民間の公益財団法人にしても
正直なところもうひとつ現場との距離があるように感じています。

「現場を支える」

「現場と対話を重ねる」

「現場の最新状況と課題を把握している」

という感覚をもうひとつ感じさせてもらえないのですよね、台湾とか海外をみてしまうと特に感じてしまうのですが。
まずは現場にもっと来てくださいよ、顔を出してくださいよ、と。
もちろん現場との距離が近い方もたくさんいらっしゃるとは思うのですが・・・個人レベルではなく、組織としてもっと心がけてほしいと思ったりもします。



あとはそれぞれの組織が「ひとつの価値観」しか持ち合わせていないようにも感じる場面があり、支援対象者はある程度限定されているようにも感じます。
つまり、組織としての「色」が何となくできちゃっているというか。



なので、僕がこの助成案で唱えたかったのは
現場のすぐ近くにいる人間が、現場のアーティストを支援しながら伴走して、ともに社会をゆるやかに変革していくこと。

そこにはいろいろな価値観をもった伴走者がいて
多種多様な人やコミュニティーへの創造的な支援案があって
それはつまり様々な色に溢れている世界ということ。



こういう理想がですね、あー全然伝わっていないなーって。
別にいいんですけどね笑



この助成について、市民に全然理解がされていないと思うんですけど
これは自分たちの活動のために利用できるものではないはずなんですよね。
自分が主催者になるのではなくて、誰かの活動を支援するもの。
支えながらチームとして一緒にゴール?か何かを目指すもの。
そのあたりの説明が不足しているように感じました。
それとも助成案自体が変わってしまった??



今回は、
令和4年の報告会も兼ねていたのですけど、そもそも報告会はなぜもっと早く開催しなかったのか。という疑問もでてきてしまいます。
令和5年は一年間かけてこの案自体を検証するといっていましたが、報告会もなしに検証が進み、そして新しい助成案が出てくるというところに現場不在感を感じてしまったり。
また、今回は2団体しか報告していなかったのですが、そもそも採択された4団体すべてに報告の義務、説明責任はあるように思います。

現場不在のまま現場の支援策が打ち出されること。
うーん。
いろいろと疑問に思う部分がありました。

我が子をもっと大事にしてくれ~笑
自称・父は静かに思うのでした・・・完

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