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5分で読める現代短歌

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毎週水曜日、北虎あきらが現代短歌を一首ずつ紹介しています。 「そもそも短歌ってどう読むものなの?」から「どんな種類の歌があるの?」くらいのひとに読んでもらえると特にうれしいです。
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2020年6月の記事一覧

縦書きの国に/5分で読める現代短歌17

縦書きの国に生まれて雨降りは物語だと存じています /飯田 和馬  初読で意味がわかって、「…

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小鳥をのせる/5分で読める現代短歌16

ここはしづかな夏の外側てのひらに小鳥をのせるやうな頬杖 /荻原 裕幸  荻原おぎはら裕幸の…

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ひとりの躑躅/5分で読める現代短歌15

さみしいは何とかなるがむなしいは 躑躅の低いひくい木漏れ日 /千種 創一  第二歌集『千夜…

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四葩がゆれて/5分で読める現代短歌14

曲がつてる道は遠くが見えなくて安心できた 四葩がゆれて /魚村 晋太郎  四葩(よひら)は、…

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